ときぶーの時間

募金の受付先 東邦銀行 安積支店 普通0644994 名義がんばる福島
みなさんご支援宜しくお願いいたします。

続ける事。

2013-06-01 06:55:37 | 日記
NO369
二日間、除染に関して彼(松ちゃん)の怒りや野生動物の被曝の話を書いて意気消沈している自分がいたが、気を取り直して書いていこうと思う。

今日から早いもので6月だが、今月は松ちゃんの所に有名な先生が来てくれたり、外国からのお客様が見えられたりするので、彼は相変わらず忙しい日々を送ると思う。


牛の親子の健康状態を見に行く松ちゃん。


与えられたロールわら餌をむさぼるように食べる牛たち。身体の大きい牛は600kgをゆうに超えている立派な牛もいる。

毎日の作業をしながらゲストをお招きしなければならず、これは本当に大変なことに違いないが彼はそんな忙しい毎日を楽しんでいる。

このパワーが怪物とか鉄人と言われるゆえんである。ホントに病気もしないしタフなのだ。僕が先月病み上がりで彼の所に行ったが、笑えないくらい対照的だった。

今月の彼のスケジュールは目白押しだったような気がする。だからまた良い出逢いがあって彼を応援してくれる一人が増えてくれたら本当に嬉しい。

彼の家に猫4匹が保護され毎日の世話も増える訳だが、こんな事も楽しんで暮らしている。彼にとって動物たちは全て友達なのだ。


彼が一番可愛がっている白猫。彼は名前を付けていないというがいつもシロとかチビとか呼んでいる。目の色が左右違っているのと、人懐こくて可愛いのが最大の特徴。


この子は近くまで寄って来るがシロほど懐いていない。他の2匹のぶちは全く懐かない。

彼は講演会でいつも残された動物たちに「俺がいる限り餓死はさせない」と約束をしたことを話す。その言った言葉の重みを彼の生き方から見ることが出来る。

彼は約束したことを守り続けて生きてきた。人に何を言われようが、愚直にもその約束を守り通して動物たちと共に生きている。少し変わった点があるとすれば、町民の事も心配するようになった。

昨日まで書いてきた除染の事や仮設住宅に身を寄せて小さくなって暮らすお年寄りの事を特に言うようになった。彼は心底今の除染を無駄と言うが、僕も今の除染は止めるべきでやらない方がいいと思っている。

彼が言うように何度も何度も除染をやり直して、湯水のごとく税金を除染に使うなら避難住民の賠償に使った方が、どれだけ少ない費用で収まるのか声に出して言いたい。


隣町楢葉の放射能汚染物の仮置き場。こんなのが至る所にあって、しかも中間貯蔵施設の建設が遅れに遅れて、土の中に埋めて凌いでいるのが現状だ。

僕はもしかしたら、中間貯蔵施設を作らないで永久的に放射能汚染物を土の中に埋めたままの状態になるのではないか?と不安を感じている。そんなことになったら本当に恐ろしい。

彼の真剣な生き方は、多分何かを残すことになると思う。これからも富岡町に残り、残された動物たちの保護活動をする松村直登をみなさん応援して下さい。宜しくお願いいたします。











コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

YouTube