ときぶーの時間

募金の受付先 東邦銀行 安積支店 普通0644994 名義がんばる福島
みなさんご支援宜しくお願いいたします。

町の現状。

2013-06-03 06:15:10 | 日記
NO370
みなさん、また福島へ行って来ます。今回は3日間のスケジュールで仕事と用事を済ませて一息つきたいところです。

今回は松ちゃんの所にお客様が来るし、松ちゃんの所には顔出すくらいになるかも。


当たり前の事だが、雨が降ろうと風が吹こうと松ちゃんは、こうして毎日お腹を空かせた牛のために働いている。


クレーンでロールわら餌をトラックに積んで牧場に入ると、牛たちは一斉に彼のトラックに向かった。

彼はこの後、重機でこの200kgの餌をこれから下ろすのだが、牛たちはそんなことお構いなしで彼のトラックを囲んでしまい邪魔してるって感じかな(笑)

松ちゃんの忙しさを先週書いたが、自分は忙しさを楽しむ余裕がなくアップアップしていて何かに追われるような、へんてこな生活をしています。

軌道修正できてないって言うか、このまま流されるのも良くないと思える生活になってる。(笑)

僕は広野・郡山・いわき市・富岡と駆け回って来て無事に任務完了としたいところです。来月にまた被災地の写真展の依頼を受けてその準備も加わり、やらなければならない事が増えてます。

今回の写真展は震災から2年3ヶ月たった今の町の状態を伝えるための写真展になります。

それなので残された動物たちと彼らを保護するがんばる福島の松村直登写真展とは全く違う感じになり、初めてと言ってもいい写真撮影と編集が待ってます。


現在の富岡駅前。津波の無残な傷跡をそのまま残しています。


駅前の商店街。人がいない廃墟の町になっています。そして壊れたままの建物が並び、復興が遠い所にあるのを痛感します。2年3ヶ月も経って、この姿です(泣)


至る所に車の瓦礫と津波で粉々になった瓦礫の山がある町の姿。道路をふさいでいた瓦礫が整理されただけで、3.11のままの姿を呈している。

ホントは町の姿を見せたくない自分がいるのだけど、原発事故さえなければ住民たちは町に戻り復興を目指して頑張っていただろう。

今、除染作業に追われている建設土木業の人たちも、本来の道路を直したり建物を建てたりの仕事で忙しい状況になっていたと思う。

だから今の町の現状も伝えていかなければならないと自分に言い聞かせているんだ。

こんな事書き出すと嘆き節しか出て来ないからダメだよね。気を取り直して行って来ます。それでは、みなさんまたお会いしましょう。













コメント
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