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松村直登のブログ 「警戒区域に生きる松村直登の闘い」
【楽天市場】がんばる福島のご支援いただきたいリスト
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〒979-0401福島県双葉郡広野町大字上北迫字岩沢29-38
ヤマト運輸 広野センター止め NPO法人 がんばる福島 までお願いします。
発送は「ヤマト運輸」のみ対応、他社の運送会社からは送ることができません。
皆様、ご支援をよろしくお願いいたします。
NO687
松ちゃんと電話で話した。
相変わらず武骨な感じの彼だったが、牛の支援物資が届いたと話してくれた。
全国の皆さん、本当にありがとうございます。
このご報告はまた、後でさせて頂きます。
昨日、福島県浜通りを縦断する国道6号線の帰還困難区域の交通規制が解除され、一般車両の通行が可能となった。
地元の要望で解除されたというが、良かったという人もいれば、何でこんな事するんだという人と意見が分かれている。
環境省の計測によると、大熊町の福島第一原発付近は17・3マイクロシーベルトとなっていると、地元紙福島民友には書かれていたが、この数値だと24Hで年間150ミリシーベルトを超える。
めちゃくちゃ高い数値。
こんな場所に自由に行き来が出来るようになる事がおかしい。

平成24年強制避難区域の最初の入口だった広野町の検問所。
双葉町や大熊町の高濃度汚染地の住民の方は、帰還困難区域にある自宅へ、いつでも家に帰る事が出来るようになったが、高線量区域に防護服も着ないで帰っている人が多いので、大変に危険だ。
南相馬の知人は以前「いわきに行きたくても国道が通行止めで、いわきに出るには回り道して今までの倍以上の時間がかかり本当に不便、いっその事ならここも警戒区域になった方がましだった。ここは陸の孤島だよ」といっていたが、これで近くなるから喜んでいるだろう。
便利は便利になるけど本当にこれでいいのだろうか?
この区間を通行するには、車の窓を開けない、エアコンは車内循環にする事とのおまけつき。

平成25年の写真。広野町の制限解除で次の検問所となった楢葉町検問所。
今までのように汚染の少ない広野から、楢葉、そして富岡と3年半かけて順次解除されるなら納得できるが、高線量区域の3町(双葉・大熊・富岡は一部)を一気に制限解除するのは、いくら地元からの要望があったからと言っても、やはり問題があるのでは?
被災地の一つの動きは、いつも意見が分かれる。
解除を喜ぶ人もいるだろうが、住民を被曝させる二次災害を引き起こしたり、これまで以上に盗難事件が発生すると思うから、今まで通り少しづつ前進する解除の方が良かったのでは?と僕は思っている。
それでなくても空き巣被害が多いのだ。
治安が良いとは言えない。

楢葉町の解除から、次の検問所となった富岡町検問所。
この検問所が解放された。
この検問所から150m~200mくらい離れたすぐ近くのところに、松ちゃんが保護している牛たちの牧場がある。
本当に色々な事がある。
高濃度汚染地となった飯館村で、ずっと放置されていた汚染物袋の移動が始まり、汚染物袋の中からしみ出る汚染水を黙って川に流していたというニュースを見た。
環境省が後で住民に謝ったというが、呆れてものが言えない。
高濃度(他の町より高い)汚染水を川に流す業者も業者だよなぁ。
地元の人たちの怒りの感情を察する。
いい加減にしろ!だ。
2年前にTVニュースや新聞の記事にもなり、大きな問題になったあの時と同じだ。
業者が除染で集めた汚染物を川に流して捨てていたのと全く変わらない。
でたらめ除染が横行しているのがここでも分かる。
これじゃぁ、真面目に除染をしてる会社はいい迷惑だろう。
適当除染・いい加減除染の話は、11日にも地元にいる友人から聞いている。
友人は南相馬市原町に住んでいて今、自宅に除染業者が入っているが、どうでもいいような仕事しかしないらしい。
これはまた後で書こう。
某TV局のプロデューサーが放送した映像はひどかった。
「除染した家の敷地を重機で掘り、除染で出た汚染ごみを、その家の敷地内に埋めた」という元除染作業員の話から、実際に庭を掘った映像が流れたが、本当に汚染ごみが出て来て驚いた。
でも、こんなこと被災地では茶飯事という感覚があったから、まさかこのニュースで人が死ぬとは思わなかった。
この放送後、プロデューサーが亡くなったのだが、その死は自殺と報じられた。
しかし自殺する理由がなく、他殺だろうという憶測がインターネット上に出た時は、さすがに閉口した。
暴かれるとまずい人たちに殺されたのだと・・・。
恐ろしい事だが、ありえない話じゃない。
多分、みんなの憶測通りなんだと思う。
特定秘密保護法案が施行されれば、こういうこと書くのも罪になり逮捕されるんだろうか?
集団的自衛権しかり、TPPも完全に決められたら日本の子供の未来は暗い。
明るいはずがない。
ろくな事しか決めない安倍政権には、もう、うんざりです。

帰還困難区域の牧場から出る時に撮った富岡町の検問所の写真。
昨日のニュースで安倍総理の支持率が回復し50%を超えたと報じていた。
「景気が良くなったとは思わない」が70%以上も締めた中で、この支持率はもはや末期だと思った。
安倍自民党は、九州の川内原発再稼働させるだろう。
全国で原発反対運動をしている有志達も、心折れそうになりながら活動していると思う。
川内原発の地元の反対派も厳しい状況にいるはず。
福島の大事故から何一つ学ばない政治家に、NOを突き付けて下さい。
全国のみなさんの協力が必要です。
原発再稼働に反対する人たちの応援も宜しくお願いいたします。
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全国の皆さん、本当にありがとうございます。
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昨日、福島県浜通りを縦断する国道6号線の帰還困難区域の交通規制が解除され、一般車両の通行が可能となった。
地元の要望で解除されたというが、良かったという人もいれば、何でこんな事するんだという人と意見が分かれている。
環境省の計測によると、大熊町の福島第一原発付近は17・3マイクロシーベルトとなっていると、地元紙福島民友には書かれていたが、この数値だと24Hで年間150ミリシーベルトを超える。
めちゃくちゃ高い数値。
こんな場所に自由に行き来が出来るようになる事がおかしい。

平成24年強制避難区域の最初の入口だった広野町の検問所。
双葉町や大熊町の高濃度汚染地の住民の方は、帰還困難区域にある自宅へ、いつでも家に帰る事が出来るようになったが、高線量区域に防護服も着ないで帰っている人が多いので、大変に危険だ。
南相馬の知人は以前「いわきに行きたくても国道が通行止めで、いわきに出るには回り道して今までの倍以上の時間がかかり本当に不便、いっその事ならここも警戒区域になった方がましだった。ここは陸の孤島だよ」といっていたが、これで近くなるから喜んでいるだろう。
便利は便利になるけど本当にこれでいいのだろうか?
この区間を通行するには、車の窓を開けない、エアコンは車内循環にする事とのおまけつき。

平成25年の写真。広野町の制限解除で次の検問所となった楢葉町検問所。
今までのように汚染の少ない広野から、楢葉、そして富岡と3年半かけて順次解除されるなら納得できるが、高線量区域の3町(双葉・大熊・富岡は一部)を一気に制限解除するのは、いくら地元からの要望があったからと言っても、やはり問題があるのでは?
被災地の一つの動きは、いつも意見が分かれる。
解除を喜ぶ人もいるだろうが、住民を被曝させる二次災害を引き起こしたり、これまで以上に盗難事件が発生すると思うから、今まで通り少しづつ前進する解除の方が良かったのでは?と僕は思っている。
それでなくても空き巣被害が多いのだ。
治安が良いとは言えない。

楢葉町の解除から、次の検問所となった富岡町検問所。
この検問所が解放された。
この検問所から150m~200mくらい離れたすぐ近くのところに、松ちゃんが保護している牛たちの牧場がある。
本当に色々な事がある。
高濃度汚染地となった飯館村で、ずっと放置されていた汚染物袋の移動が始まり、汚染物袋の中からしみ出る汚染水を黙って川に流していたというニュースを見た。
環境省が後で住民に謝ったというが、呆れてものが言えない。
高濃度(他の町より高い)汚染水を川に流す業者も業者だよなぁ。
地元の人たちの怒りの感情を察する。
いい加減にしろ!だ。
2年前にTVニュースや新聞の記事にもなり、大きな問題になったあの時と同じだ。
業者が除染で集めた汚染物を川に流して捨てていたのと全く変わらない。
でたらめ除染が横行しているのがここでも分かる。
これじゃぁ、真面目に除染をしてる会社はいい迷惑だろう。
適当除染・いい加減除染の話は、11日にも地元にいる友人から聞いている。
友人は南相馬市原町に住んでいて今、自宅に除染業者が入っているが、どうでもいいような仕事しかしないらしい。
これはまた後で書こう。
某TV局のプロデューサーが放送した映像はひどかった。
「除染した家の敷地を重機で掘り、除染で出た汚染ごみを、その家の敷地内に埋めた」という元除染作業員の話から、実際に庭を掘った映像が流れたが、本当に汚染ごみが出て来て驚いた。
でも、こんなこと被災地では茶飯事という感覚があったから、まさかこのニュースで人が死ぬとは思わなかった。
この放送後、プロデューサーが亡くなったのだが、その死は自殺と報じられた。
しかし自殺する理由がなく、他殺だろうという憶測がインターネット上に出た時は、さすがに閉口した。
暴かれるとまずい人たちに殺されたのだと・・・。
恐ろしい事だが、ありえない話じゃない。
多分、みんなの憶測通りなんだと思う。
特定秘密保護法案が施行されれば、こういうこと書くのも罪になり逮捕されるんだろうか?
集団的自衛権しかり、TPPも完全に決められたら日本の子供の未来は暗い。
明るいはずがない。
ろくな事しか決めない安倍政権には、もう、うんざりです。

帰還困難区域の牧場から出る時に撮った富岡町の検問所の写真。
昨日のニュースで安倍総理の支持率が回復し50%を超えたと報じていた。
「景気が良くなったとは思わない」が70%以上も締めた中で、この支持率はもはや末期だと思った。
安倍自民党は、九州の川内原発再稼働させるだろう。
全国で原発反対運動をしている有志達も、心折れそうになりながら活動していると思う。
川内原発の地元の反対派も厳しい状況にいるはず。
福島の大事故から何一つ学ばない政治家に、NOを突き付けて下さい。
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