NPO法人がんばる福島 公式ツイッター @GBR_fukushima
松村直登のブログ 「警戒区域に生きる松村直登の闘い」
【楽天市場】がんばる福島のご支援いただきたいリスト
↑クリックで詳細がでてきます。
配送先は
〒979-0401福島県双葉郡広野町大字上北迫字岩沢29-38
ヤマト運輸 広野センター止め NPO法人 がんばる福島 までお願いします。
発送は「ヤマト運輸」のみ対応、他社の運送会社からは送ることができません。
皆様、ご支援をよろしくお願いいたします。
なお、ヤマト運輸広野センターの電話番号は公開されておりませんので、ご支援下さる皆様のご連絡先を明記してくださいますようお願いします。
NO806
昨日、友人に確認したが、まだ福島は梅雨入りしていない。
実は松ちゃんに会った時も松ちゃんに確認した事なのだが、それほど天気が良く元田んぼだった牧場も乾いていて、それだけが少し自分の想像と違ってた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/9f/e7f521aed9cea5c23c4037890a69fb5c.jpg)
家の下の牧場と帰還困難区域に持って行く岩塩をトラックに付ける松ちゃん。
それでも突然強い雨が降ることがあるらしく、昨日の午前中も雷雨に見舞われたと友人はメールくれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/3a/aabcfbd3382b8cde748593dace5ff201.jpg)
さつまいもを松ちゃんの手から食べるヤマ。
昨日、松ちゃんの置かれた状況をかかせて頂いたが、本人も正直少し困っていた。
単発の取材なら問題なくOKするだろうけど、フランスから3週間に及ぶ映画撮影の話が入っていて、またベルギーの映画撮影も先に決まっていて、同時の撮影になってしまうかも知れないと。
松ちゃんは9月になれば仕事も一段落するので、それ以降にとお願いしたらしいのだが、相手にもそれなりの事情があるらしく果たしてどうなるものか?
正直、今の松ちゃんにその時間がない。
映画製作者が取りたい映像を取るには、仕事をしないで今までの松ちゃんに戻るしかないからだ。
松ちゃんの映画は全て彼のボランティア。
人がいい松ちゃんは「どうにかなっぺ!」と、ケセラ・ケセラ・ケセラの気持ちで受けてしまうのだろうか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/c9/f9028f94cf437e7c22216638262e705e.jpg)
さつまいもを牛たちに与える松ちゃん。
「さつまいもはニンジンより食いつきがいいんだ」と松ちゃん。
以前にも書いたが、彼には想像を絶する究極の体験がある。
話し相手がいない無人の町で、水道も電気も無い暮らしをし、残された動物たちに「俺がいる限り絶対に餓死させねぇ!」と約束し、缶詰めとレトルト食品だけで生きた2年があった。
あの年は特に暑く感じました。
それは僕も良く覚えています。
町は放射能に汚染され松ちゃんも「自分の死も覚悟した」と、のちに供述したが本当に誰にも出来る事ではない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/bd/e37ee1d03328a6682340d861fdc56b51.jpg)
おとなしく愛嬌があり可愛いダチョウのモモコも元気です。
震災の年の夏、彼は暑さで朦朧としながら鎖でつながれた犬や家で主人の帰りを待つ犬、そしてたくさんの猫や鳥に水と餌を与えて回った。
目が覚めたら、缶詰めとレトルト食品で朝食を取り、水と餌を積み走った。
暑さで朦朧として「もうだめだ」と感じたら、素っ裸になって川に入り体を冷やしてまた餌を与えに走った。
当時の松ちゃんは午前中と午後の2回、毎日川に入り体を冷やした。
毎日、夜暗くなるまでやり、へとへとになって帰って来たら、また缶詰めとレトルト食品で夕食を摂り寝るだけの日々。
無人の町で話す相手がいない究極の孤独に打ち勝ち生きたあの2年が今の彼を作った。
あの時の事を考えれば怖いものはない、何でも出来るという強い気持ちを持つ男なのだ。
今週、また彼と会う。
その時にどうなったのか?聞いてみようと思う。
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昨日、友人に確認したが、まだ福島は梅雨入りしていない。
実は松ちゃんに会った時も松ちゃんに確認した事なのだが、それほど天気が良く元田んぼだった牧場も乾いていて、それだけが少し自分の想像と違ってた。
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それでも突然強い雨が降ることがあるらしく、昨日の午前中も雷雨に見舞われたと友人はメールくれた。
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さつまいもを松ちゃんの手から食べるヤマ。
昨日、松ちゃんの置かれた状況をかかせて頂いたが、本人も正直少し困っていた。
単発の取材なら問題なくOKするだろうけど、フランスから3週間に及ぶ映画撮影の話が入っていて、またベルギーの映画撮影も先に決まっていて、同時の撮影になってしまうかも知れないと。
松ちゃんは9月になれば仕事も一段落するので、それ以降にとお願いしたらしいのだが、相手にもそれなりの事情があるらしく果たしてどうなるものか?
正直、今の松ちゃんにその時間がない。
映画製作者が取りたい映像を取るには、仕事をしないで今までの松ちゃんに戻るしかないからだ。
松ちゃんの映画は全て彼のボランティア。
人がいい松ちゃんは「どうにかなっぺ!」と、ケセラ・ケセラ・ケセラの気持ちで受けてしまうのだろうか?
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さつまいもを牛たちに与える松ちゃん。
「さつまいもはニンジンより食いつきがいいんだ」と松ちゃん。
以前にも書いたが、彼には想像を絶する究極の体験がある。
話し相手がいない無人の町で、水道も電気も無い暮らしをし、残された動物たちに「俺がいる限り絶対に餓死させねぇ!」と約束し、缶詰めとレトルト食品だけで生きた2年があった。
あの年は特に暑く感じました。
それは僕も良く覚えています。
町は放射能に汚染され松ちゃんも「自分の死も覚悟した」と、のちに供述したが本当に誰にも出来る事ではない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/bd/e37ee1d03328a6682340d861fdc56b51.jpg)
おとなしく愛嬌があり可愛いダチョウのモモコも元気です。
震災の年の夏、彼は暑さで朦朧としながら鎖でつながれた犬や家で主人の帰りを待つ犬、そしてたくさんの猫や鳥に水と餌を与えて回った。
目が覚めたら、缶詰めとレトルト食品で朝食を取り、水と餌を積み走った。
暑さで朦朧として「もうだめだ」と感じたら、素っ裸になって川に入り体を冷やしてまた餌を与えに走った。
当時の松ちゃんは午前中と午後の2回、毎日川に入り体を冷やした。
毎日、夜暗くなるまでやり、へとへとになって帰って来たら、また缶詰めとレトルト食品で夕食を摂り寝るだけの日々。
無人の町で話す相手がいない究極の孤独に打ち勝ち生きたあの2年が今の彼を作った。
あの時の事を考えれば怖いものはない、何でも出来るという強い気持ちを持つ男なのだ。
今週、また彼と会う。
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