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松村直登のブログ 「警戒区域に生きる松村直登の闘い」
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配送先は
〒979-0401福島県双葉郡広野町大字上北迫字岩沢29-38
ヤマト運輸 広野センター止め NPO法人 がんばる福島 までお願いします。
発送は「ヤマト運輸」のみ対応、他社の運送会社からは送ることができません。
皆様、ご支援をよろしくお願いいたします。
なお、ヤマト運輸広野センターの電話番号は公開されておりませんので、ご支援下さる皆様のご連絡先を明記してくださいますようお願いします。
NO813
先日のイタリア講演の打ち合わせの前に、今の富岡での状況を聞いた。
今度会った時に聞いておきますと、みなさんに約束したので。
まずは2か国の映画撮影の事。
フランスとベルギーの映画の話です。
打ち合わせ前の松ちゃん。
この髪見て、やっぱり床屋に行く時間がなかったんだ・・・。
松ちゃんは、引き受けてしまった。
海の向こうからやって来る人たちの事も考えて「う~ん、断るにも断り切れねぇしなぁ~」と。
結構きついですよ。
2つの映画を連続で撮られるの。
イタリアに行くまで7月いっぱい撮影されると思います。
今年の3月27日アメリカの撮影を受けた時の写真。
松ちゃんも撮影されるのに慣れている。
撮影スタッフの前で煙草を一服です。
僕も撮影の邪魔はしたくないし、いつ会いに行ったらいいのやら非常に悩んでます。
撮影が終わるも終わらぬも、8月に入ったらイタリアに飛ばなきゃならないから忙しない。
これから梅雨入りした富岡で、合羽を着て朝早くから餌やりをし、仕事が終わってからまた餌やりと、夜には野鳥の生態観察。
床屋に行く時間もない状況でいつ撮影するの?と、僕は聞きたいくらいですが、とにかく早く、無事に終わる事をお願いしたい。
話は変わり、この前のキジの赤ちゃんはどうしたのか聞いてみた。
「なぁにもう親のとこに返したぞ!」と。
ポカ~ンとしてた僕を見て笑いながらそう言った。
松ちゃんちの牧場の前は除染されていないため、今でも草ぼうぼうで巣を作ったり、隠れるには恰好の場所。
戻って来る親鳥もいるわなぁ~。
戻っていなかったら帰すわけないし、松ちゃんが言うには、この前のキジより助けなきゃならないキジがたくさんいるらしい。
何でも仕事に行くと必ずキジの巣を見かけ、毎日7~9個の卵に遭遇すると言っていた。
除染された場所はこの通り、キジの巣でも何でも取り除かれる。
僕の家の裏山は、このように動物たちが隠れる場所もなくなった。
そんなことがあって「半分くらいふ化してるやつがあると、会社の事務所の電気ヒーターで温め、ふ化させてんだ」と言っていた。
野鳥も少し戻り、キジは鉄砲撃ち(狩猟)がいなくなって、とにかくその数はかなり増えている。
町中を車で走っていると、やたらキジと遭遇するのでよく分かる。
ヒーターで卵を温めてふ化させるって、ここまで行くと何も言えなくなった。
ふ化させた後の事は聞かなかったが、ふ化させるのってそんなに簡単だったけか?と思った。
こうなると完全に物好きの世界。
動物音痴の僕には、未知の世界、もう笑うしかなかった。
写真は5月の始めの写真。
松ちゃんちの牛は今、4月ごろから牧場内に生え出した若草を一日中食んで、かなり落ち着いた生活をしている。
喧嘩して餌を取り合う姿が、かなり少なくなった。
それほど牛たちにとって、良い季節が来たという事。
「冬の餌やりより夏の方が少しは楽だ」と、松ちゃんも言っていた。
それでも次から次へと依頼が入り受けてしまうので、少し楽になると神様が休ませてくれない松ちゃんだった。
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今度会った時に聞いておきますと、みなさんに約束したので。
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フランスとベルギーの映画の話です。
打ち合わせ前の松ちゃん。
この髪見て、やっぱり床屋に行く時間がなかったんだ・・・。
松ちゃんは、引き受けてしまった。
海の向こうからやって来る人たちの事も考えて「う~ん、断るにも断り切れねぇしなぁ~」と。
結構きついですよ。
2つの映画を連続で撮られるの。
イタリアに行くまで7月いっぱい撮影されると思います。
今年の3月27日アメリカの撮影を受けた時の写真。
松ちゃんも撮影されるのに慣れている。
撮影スタッフの前で煙草を一服です。
僕も撮影の邪魔はしたくないし、いつ会いに行ったらいいのやら非常に悩んでます。
撮影が終わるも終わらぬも、8月に入ったらイタリアに飛ばなきゃならないから忙しない。
これから梅雨入りした富岡で、合羽を着て朝早くから餌やりをし、仕事が終わってからまた餌やりと、夜には野鳥の生態観察。
床屋に行く時間もない状況でいつ撮影するの?と、僕は聞きたいくらいですが、とにかく早く、無事に終わる事をお願いしたい。
話は変わり、この前のキジの赤ちゃんはどうしたのか聞いてみた。
「なぁにもう親のとこに返したぞ!」と。
ポカ~ンとしてた僕を見て笑いながらそう言った。
松ちゃんちの牧場の前は除染されていないため、今でも草ぼうぼうで巣を作ったり、隠れるには恰好の場所。
戻って来る親鳥もいるわなぁ~。
戻っていなかったら帰すわけないし、松ちゃんが言うには、この前のキジより助けなきゃならないキジがたくさんいるらしい。
何でも仕事に行くと必ずキジの巣を見かけ、毎日7~9個の卵に遭遇すると言っていた。
除染された場所はこの通り、キジの巣でも何でも取り除かれる。
僕の家の裏山は、このように動物たちが隠れる場所もなくなった。
そんなことがあって「半分くらいふ化してるやつがあると、会社の事務所の電気ヒーターで温め、ふ化させてんだ」と言っていた。
野鳥も少し戻り、キジは鉄砲撃ち(狩猟)がいなくなって、とにかくその数はかなり増えている。
町中を車で走っていると、やたらキジと遭遇するのでよく分かる。
ヒーターで卵を温めてふ化させるって、ここまで行くと何も言えなくなった。
ふ化させた後の事は聞かなかったが、ふ化させるのってそんなに簡単だったけか?と思った。
こうなると完全に物好きの世界。
動物音痴の僕には、未知の世界、もう笑うしかなかった。
写真は5月の始めの写真。
松ちゃんちの牛は今、4月ごろから牧場内に生え出した若草を一日中食んで、かなり落ち着いた生活をしている。
喧嘩して餌を取り合う姿が、かなり少なくなった。
それほど牛たちにとって、良い季節が来たという事。
「冬の餌やりより夏の方が少しは楽だ」と、松ちゃんも言っていた。
それでも次から次へと依頼が入り受けてしまうので、少し楽になると神様が休ませてくれない松ちゃんだった。