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松村直登のブログ 「警戒区域に生きる松村直登の闘い」
【楽天市場】がんばる福島のご支援いただきたいリスト
↑クリックで詳細がでてきます。
配送先は
〒979-0401福島県双葉郡広野町大字上北迫字岩沢29-38
ヤマト運輸 広野センター止め NPO法人 がんばる福島 までお願いします。
発送は「ヤマト運輸」のみ対応、他社の運送会社からは送ることができません。
皆様、ご支援をよろしくお願いいたします。
なお、ヤマト運輸広野センターの電話番号は公開されておりませんので、ご支援下さる皆様のご連絡先を明記してくださいますようお願いします。
NO816
昨日、朝4時に起き福島へ向かい、帰って来たのは午前0時5分前だった。
今回は午前中に松ちゃんと会えず、他の所へ回り松ちゃんと会えたのは夕方の7時になっていた。汗っ
今日はキジのふ化の話。
松ちゃんが仕事現場で見つけたキジの卵を見つけ、そのまま見過ごすことが出来ず卵を持ち帰って来た。
会社の仲間も松ちゃんのマネをして誰も彼もがキジの卵を会社に持ち込み、そのおかげで松ちゃんはたくさんの卵の面倒を見ることに。
今日の写真は松ちゃんのアイパッドから。
事務所にあるコンビニなので使われているコーヒーやお茶のホット専用の保温庫の熱を利用して、ふ化を試みた。
保温庫の上の菓子箱がそれ。
簡単に卵を置けばふ化するわけじゃない。
めまぐるしいほどの温度管理が必要で、松ちゃんは毎日一つ一つ卵の温度を手で測り、温まった卵とそうでない卵の場所を移動させ、卵全体が均一の温度になるよう努力したらしい。
また箱全体が温まりすぎないように、時には卵を入れた箱の下に割り箸を挟み、それは慎重に温度調整をしたと話してくれた。
会社の同僚?は、出勤した時に卵の入った箱を開け「今日は何匹生まれた」とか「ゆで卵になってねぇか」と箱を開けては卵を冷やしてくれ、みんな箱を開けては閉じないため、卵が冷えとても大変な作業になったとか。
「誰だい、箱開けて閉めねぇ~の、全くよぉ~」と松ちゃんのボヤキがさく裂。(笑)
保温庫の上部の熱を利用して、箱に卵を入れてから10日間ほどで、やっと3羽のキジの赤ちゃんが誕生!
そのあと「誰かひよこの餌を買って来てくれ」と要望した松ちゃんに会社の同僚?の中の一人が「俺が買って来る」と出掛け、今のところキジの赤ちゃんの餌はひよこの餌。
キジの赤ちゃんは、ひよこの餌を食べて毎日会社の事務所でピヨピヨと鳴いていると、笑いながら話した松ちゃん。
だけど、松ちゃんの止めの一発は「キジはひよこと違って、全然、懐かねぇ!」だった。(笑)
人間に懐くひよこと違い懐かないキジの赤ちゃん。
この差は大きい。
富岡町の本格的除染の名のもとに、意識のない作業員は鳥の卵などどうでも良く、そのままか?あるいは鳥の卵ごと刈り払い、多くの命が失われている事を知った。
そのままの場合、カラスに食べられてしまうか?キツネやタヌキなどの野生動物のお腹に収まってしまうらしい。
人間のしたことで生れてくるはずだった命が失われるとしたら、それは人間の罪。
松ちゃんは「全部が全部ふ化しねぇと思うけど、温めてあげてんだ」と、卵の大きさの違いから卵黄が入ってないような卵もあり、全部はふ化しないと。
「キジの卵は保護色で素人にはなかなか見分けがつかないんだぞ」と松ちゃん。
ニワトリの卵はシロが多く、これならボンクラの僕にも見つける事が出来るが、キジの卵は1m先にあるにも拘らず、見事な保護色で見つけられない人が多いと言っていた。
当然、シティーボーイの僕には無理だな。
孵った雛は別の箱に移され、裸電球で温められた段ボールの箱へ移動。
昨日の話では、生まれてからまだ3日だと。
松ちゃんも「まだ3日くらいだから、ブログに書かねぇでくれよ。あとで死んじまったら動物愛護の人たちに悪評たてられっちまうでねぇか」と言ってたけど、僕は書いた。
野に放置したら確実に生まれてこない命。
それを手を掛けふ化させ、餌やり水やりして生かしているのだから立派なもの。
今日で4日も生きているのだから、そんなこと言う人いないよ。
このままキジがたくさんふ化したら、鳥小屋作ってあげないとダメだよなぁと思った。
とにかく奇想天外、まさか本当にふ化させるとは思っていなかったので、話が面白すぎて昨日はなかなか帰れない僕だった。
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昨日、朝4時に起き福島へ向かい、帰って来たのは午前0時5分前だった。
今回は午前中に松ちゃんと会えず、他の所へ回り松ちゃんと会えたのは夕方の7時になっていた。汗っ
今日はキジのふ化の話。
松ちゃんが仕事現場で見つけたキジの卵を見つけ、そのまま見過ごすことが出来ず卵を持ち帰って来た。
会社の仲間も松ちゃんのマネをして誰も彼もがキジの卵を会社に持ち込み、そのおかげで松ちゃんはたくさんの卵の面倒を見ることに。
今日の写真は松ちゃんのアイパッドから。
事務所にあるコンビニなので使われているコーヒーやお茶のホット専用の保温庫の熱を利用して、ふ化を試みた。
保温庫の上の菓子箱がそれ。
簡単に卵を置けばふ化するわけじゃない。
めまぐるしいほどの温度管理が必要で、松ちゃんは毎日一つ一つ卵の温度を手で測り、温まった卵とそうでない卵の場所を移動させ、卵全体が均一の温度になるよう努力したらしい。
また箱全体が温まりすぎないように、時には卵を入れた箱の下に割り箸を挟み、それは慎重に温度調整をしたと話してくれた。
会社の同僚?は、出勤した時に卵の入った箱を開け「今日は何匹生まれた」とか「ゆで卵になってねぇか」と箱を開けては卵を冷やしてくれ、みんな箱を開けては閉じないため、卵が冷えとても大変な作業になったとか。
「誰だい、箱開けて閉めねぇ~の、全くよぉ~」と松ちゃんのボヤキがさく裂。(笑)
保温庫の上部の熱を利用して、箱に卵を入れてから10日間ほどで、やっと3羽のキジの赤ちゃんが誕生!
そのあと「誰かひよこの餌を買って来てくれ」と要望した松ちゃんに会社の同僚?の中の一人が「俺が買って来る」と出掛け、今のところキジの赤ちゃんの餌はひよこの餌。
キジの赤ちゃんは、ひよこの餌を食べて毎日会社の事務所でピヨピヨと鳴いていると、笑いながら話した松ちゃん。
だけど、松ちゃんの止めの一発は「キジはひよこと違って、全然、懐かねぇ!」だった。(笑)
人間に懐くひよこと違い懐かないキジの赤ちゃん。
この差は大きい。
富岡町の本格的除染の名のもとに、意識のない作業員は鳥の卵などどうでも良く、そのままか?あるいは鳥の卵ごと刈り払い、多くの命が失われている事を知った。
そのままの場合、カラスに食べられてしまうか?キツネやタヌキなどの野生動物のお腹に収まってしまうらしい。
人間のしたことで生れてくるはずだった命が失われるとしたら、それは人間の罪。
松ちゃんは「全部が全部ふ化しねぇと思うけど、温めてあげてんだ」と、卵の大きさの違いから卵黄が入ってないような卵もあり、全部はふ化しないと。
「キジの卵は保護色で素人にはなかなか見分けがつかないんだぞ」と松ちゃん。
ニワトリの卵はシロが多く、これならボンクラの僕にも見つける事が出来るが、キジの卵は1m先にあるにも拘らず、見事な保護色で見つけられない人が多いと言っていた。
当然、シティーボーイの僕には無理だな。
孵った雛は別の箱に移され、裸電球で温められた段ボールの箱へ移動。
昨日の話では、生まれてからまだ3日だと。
松ちゃんも「まだ3日くらいだから、ブログに書かねぇでくれよ。あとで死んじまったら動物愛護の人たちに悪評たてられっちまうでねぇか」と言ってたけど、僕は書いた。
野に放置したら確実に生まれてこない命。
それを手を掛けふ化させ、餌やり水やりして生かしているのだから立派なもの。
今日で4日も生きているのだから、そんなこと言う人いないよ。
このままキジがたくさんふ化したら、鳥小屋作ってあげないとダメだよなぁと思った。
とにかく奇想天外、まさか本当にふ化させるとは思っていなかったので、話が面白すぎて昨日はなかなか帰れない僕だった。