HEY HEY MY MY

和・洋問わず音楽を聴いて、思ったこと、感じたことを時々、こそっと、書きます。

Keith Jarrett Trio - My Funny Valentine ...

2009年12月12日 | ジャズ
 彼らのトリオ編成も20年以上のものになる。スタンダードナンバーに新しい生命を与えてくれる。いつか終りがくるのは必然なのだが、その時まで彼らのトリオ演奏で音楽を生み出して欲しい。
 美しい演奏、美しい響き。ライブ音源ならではと言える。

Keith Jarrett Trio - My Funny Valentine ( Live at Antibes 2002 )


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クロスオーバー

2008年04月08日 | ジャズ
 音楽が民族・人種的な背景を持って存在しているということをあまり意識しなくても、ロック界とブルース界の奇妙な棲み分けをみることができる。

 まだ気が早いようだが、夏の曲。
 夜、ギターを弾きたくなり、つい先日、転勤した同僚からもらったちょっと高め のガットギターでぽつぽつとメロディーを追いかける。

Summertime - Ella Fitzgerald & Louis Armstrong(Youtube)

Janis Joplin - Summertime (Live Gröna Lund 1969)(Youtube)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Keith Jarrett  『ラ・スカラ』

2007年09月08日 | ジャズ
 先日購入したアルバム-カーネギーホールでの音が気になって、ちょっと前に買って2-3度聴いてしまっていた「ラ・スカラ」というソロ・コンサートを聴いている。スカラ座という有名なホールでの即興演奏。
 彼のファンには怒られるかもしれないけれど、聴いたのは車の中で運転しているとき以来(というより、静かにじっくりと聴いてないのだ)なので、かなり新鮮な感じで演奏を聴いたわけだ。

 このコンサートは、カーネギーの10年ほど前の演奏。45分ほどの1曲目にやられた。。。この演奏を聞き逃していたとは。ホールの性質もあるのか、暖かい確かな音。荘厳になり過ぎない適度なセンチメンタルさと素朴さ、彼自身の人生経験を踏まえた後半の哲学的な展開。迷いも無駄も無い(時に、彼の演奏は冗長な場合があると感じるから)。

 最後の「オーバー・ザ・レインボー」に気をとられていたけれど、このアルバムはお薦めである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Keith Jarrett 『カーネギー・ホール・コンサート』

2007年08月17日 | ジャズ
 帰省の帰り、でっかい町のでっかいCD店へ。2000円以上の買い物で3時間の駐車料金が無料になるということでCDの1枚でも買おうということで久々に。
 Liz Storyを探したがないため、KeithのCDを物色。デジタルリマスタリングの過去の作品のほかに、最近出たライブ音源が目を引いた。
 彼の場合、アルバム購入は「賭け」だ。私は彼の即興演奏すべてを受け入れる音楽的幅がないので、「ツボ」に入らない演奏は苦痛そのものなのだ。初期の彼の演奏はソロ・コンサート、ケルン・コンサート、パイプオルガンの即興などかなりお気に入りだが、最近の演奏は音が澄みすぎていてちょいと苦手なのだ。

 でも、アンコール曲にマイソングやら、懐かしい曲のオンパレードなので、それだけでも価値ありと「カーネギー・ホール・コンサート」購入を決意。

 小作品群からなる即興演奏は、かつてのひとつの曲が変化して展開してゆくのではないため、(彼の意思はともかく)お気に入りの演奏=曲ということになろう。
 2枚目の「Part VIII」は、その前演奏の「Part VII」でフォーク・ゴスペロ的な演奏の反動か、かなり扇情的な演奏となっている。「Part X」では、ソロ・コンサートで聞いたようなコード分散的なきらびやかな演奏を展開する。

 果たして、2枚組である必要性はあったのかどうかわからないが、カーネギー・ホールでの演奏をそのまま聴くことができるのは間違いない。
 録音状態が好みのものではなく(音が硬い)、それがホールの残響音の為か、彼のピアノタッチの現在の音なのか定かではないが、最初にであった彼の音がカセットテープだった私には、あの少し丸みを帯びたピアノの音が「彼の音」なのだと、感じた。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Stanley Jordan 『Standards, Vol. 1』

2007年01月07日 | ジャズ
 新年の年賀の挨拶に、また演奏を、などの添え文があるとうれしくなる。ギター演奏が好きだ。動機はそれだけなので、機会があれば、ほいほいと性懲りもなく、「なんちゃってギター」(何となくそれらしく弾く・・・)で伴奏をする。
 カラオケなどの間奏では、即興で主旋律をやるものだから、一部の同僚にはスリリングらしく、好評を戴いているわけだ。

 クラシックギターの演奏などを聴くと、伴奏と主旋律がいっさいの無駄なく奏でられる。にわか仕込みのなんちゃってギタリストにはとてもじゃないが、たどり着けない演奏。

 でも、もしかしたらできるかも、と思ったのがStanley Jordanの奏法だった(そもそも根気のない私にとっては無理だと築くにはそれほど時間はかからなかったが)。彼のギター1本だけで演奏したアルバムが『Standards, Vol. 1』だ。購入当時は、CDは遠い存在で、LP盤で購入した。純粋に演奏が気に入って買ったのだけれど、その後、ギター雑誌で彼の奏法が取り上げられたときは、それこそ「できるかな」状態。

 アルバムの話に戻るけれど、このアルバムはいわゆるJAZZスタンダード集ではなく、彼自身の音楽歴の中でのスタンダード集。冬の暖房の効いた部屋には丁度良いJAZZギター演奏(?)となっている。
 独特の奏法を意識させることなく、鍵盤楽器を操るがごとく、伴奏と主旋律を奏でているという意味では、彼の演奏の中でこのアルバムが私には丁度良い。

 さて、齢四十を前にして、傍らに、ガットギターなるものがあり、ジャズギター入門なる教則本が1冊。1曲ぐらいは「理解したい」ものだ。

  Stanley Jordan plays "One Less Bell to Answer"(Youtube)

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする