「正しい」フォーク音楽の時代に、悪っぽい雰囲気で彼は活躍したらしい(というのは、その時代を私が原体験していないためだ)。
安倍首相の辞任の知らせは、政治的には当然の出来事だったが、彼の体と心が衰弱した様子を知りながらも、なおも彼への「人格攻撃」をする風潮は、本当に現代らしい。
感受性の鈍った人々の手加減を知らない「言葉の暴力」。
吉田拓郎の歌詞は、時として攻撃的だ。あるときは突き放し、絶望的にすらさせる。けれど、「がんばれ」を連呼する応援ソングや、目の前の壁に落書きして満足するような安っぽいパンクバンドの歌詞よりも力を感じるのは、私だけだろうか。
まだ「人生を語らず」。
アルバム『THE BEST PENNY LANE』
「人生を語らず」
安倍首相の辞任の知らせは、政治的には当然の出来事だったが、彼の体と心が衰弱した様子を知りながらも、なおも彼への「人格攻撃」をする風潮は、本当に現代らしい。
感受性の鈍った人々の手加減を知らない「言葉の暴力」。
吉田拓郎の歌詞は、時として攻撃的だ。あるときは突き放し、絶望的にすらさせる。けれど、「がんばれ」を連呼する応援ソングや、目の前の壁に落書きして満足するような安っぽいパンクバンドの歌詞よりも力を感じるのは、私だけだろうか。
まだ「人生を語らず」。
アルバム『THE BEST PENNY LANE』
「人生を語らず」