贅沢禁止令 と ストラディバリウス

　橋本大阪府知事の財政再建が良く話題になってます。
先日は或る市長さんが「あんた！いや～橋本さんや～」なんてわざとらしい嫌味を言ったりもしてました。
　で、兵庫県に住む私に何の関係が有るかと言うと
私は月末には、ボランティアのお仕事がちょっと忙しくなります。
ですからきのうは、溜め込んでいた新聞の資料を整理しました。
私の担当の一つに　「試聴室」　と言う音楽テープが有ります。
その資料の中に　大阪センチェリー交響楽団　存亡の危機　なるものが。。。。。
要するに、知事はこの楽団に対する補助金を全額廃止にしたい訳です。
年間４億と言いますから、気持ちは解かります。
やっぱりこう言う、心の潤いから切り捨てられて行くんですね。
江戸時代の　贅沢禁止令　を連想しました。　芝居見物・着物・髪飾り～
庶民のささやかな楽しみから、我慢させられる。
参考に言えば、東京都交響楽団は年間９億円の補助が出ています。

　でもね、有名なバイオリン　ストラディバリウス　は一台で何億もします。
しかもその名器を世界で一番多く所有してるのは日本なんです。
札束で買い漁る遣り方に、「値段をつり上げたのは日本だ」と批判を浴びてます。
そして日本の若いバイオリニスト達は、貸し出して貰ったストラディバリウスで
当たり前のようにコンクールに出ています。
私なんかには良く解かりませんが、ボランティアの仕事で知った
音楽の世界の光と影みたいですね。



お花屋さんで　おまけ　に頂いたチューリップは白が咲きました