ありがとうございました

　何時も覗いて下さった皆さん、有難うございました
次は何時になるか解りませんが、また再開出来たらと思います
週明けの入院に向けて、準備もありますのでネットは此処までと致します

幸せの匂い

　子供の頃、大叔父の家に行くと、ミルクティの匂いがしたのを覚えている
大叔母は、香淳皇后（昭和天皇の后）と面差しの似た人でとても上品な雰囲気
家の中に紅茶の香りが漂うなんて、子供心にも憬れにも似た思いを持った

　長じて、自分の家庭にも幸せを感じる匂いが有る
それは朝のレギュラーコーヒーを点てる匂い
そして、パンやクッキーが焼き上がった後の香ばしい匂い
その香りが嗅ぎたくて、コーヒーを点てオーブンを稼働させるのかもしれない
子供の頃の我が家には無かった、穏やかで幸せを感じさせてくれる匂い

　匂いの記憶は意外と根強い
写真のように残るものでは無いのに
匂いの記憶は、色々なものを連想ゲームのように呼び起こす

　テーブルの前に座る自分
「この子ぉに紅茶淹れてあげてや～」
とお嫁さんに言い付ける声
その声がハスキーだった
髪の色は薄い紫
色の白い顔にその髪色が不思議と似合っていた

　例えば今、子供が家を離れる
その時、「ああ～自分の家にはこんな匂いがしていたっけ～」　と思いだす
あれはコーヒーを点てる匂いだった
甘いクッキーの匂い
パンが焼き上る粉とバターの香ばしい匂い

　そんな記憶のなかで、自分が覚えられていたら嬉しい

　

　

プンプン(｀×´) プンプン!!

　昨日とても良い事が有った
だから今日のブログの題は、　「(..)(^^)(^。^)(*^o^)(^Ｏ^)ウレシーーー!!　になる筈だった

　作日は通院日
色々と検査をすることになって、ファイルを持って検査室巡り
採血は、　どんだけ採るねん～　と思う程、長々と何本分も採られた
痛いと言うよりも、腕が痺れて怠くなる感覚
それから傷つけた耳朶の血が、何分で止まるかを止まるまで観察された

　レントゲンは最初に左肩を撮影したが、再度胸部も撮影することになった
その度に真新しい撮影着を渡され、何だか申し訳けない気分

　最後の心電図は、一人だけ別室に呼ばれる
最近の病院は、本人確認に非常に神経を使っている
誤認から取らなくても良い臓器を取る手術が行われたり、
点滴や輸血が間違って行われたりと、医療ミスが頻発してからの事だ

　心電図室にも、名前を呼ばれてから入室したが
再度自分でフルネームを言わされる
すると
「やっぱり間違いないですね」
「あんまりお若く見えるので、間違えたかと思いました」
な～んて嬉しい言葉
カルテには、何歳何か月まで書いて有る
「言われませんか？滅茶苦茶お若く見えますよ」
え～～本当に？本当に？　そう見えるの～～Ｗ
嬉しさを堪えても笑みが毀れそうになる

　で、明日のブログは　(..)(^^)(^。^)(*^ｏ^)(^Ｏ^)ウレシーーー!!
だなと思った

　夜、あんまり嬉しかったので早速主人と息子にその話をした
すると主人曰く
「メチャメチャ若かったのは、強心臓の心電図の事だろう～(⌒▽⌒)アハハ」
「違います！ビジュアルの事です！！」
と強調した

息子曰く
「解った！マニュアルトークだ～そう言えって書いてあるんだ！(⌒▽⌒)アハハ」
「何で病院がそんなマニュアル作ってるの、ありえへん！」
「だって年寄りを喜ばせたら、また来てくれるだろう～(⌒▽⌒)アハハ」

プンプン(｀×´) プンプン!!
もうええわぁ～～あんたらは相手にせへんから！
勝手に言うたらええねん
せっかく喜んでたのに水掛けて・・・・・
膨らんでた胸が、一変に萎んだ・・・・・

最近のブログで辛いと感じる事

　友情を長続きさせたければ、3つのタブーが有ると聞いた事が有ります
宗教　・　政治　・　金銭貸借
この３つの問題が、友情をも割く　という事でしょう

　世界的に見れば宗教も大きな戦争を引き起こしていますし、
政治問題も主義主張が違えば、ミサイルが飛び交う事になります

　最近、とても気になるのは自民党が強行採決した　安保問題です
私も息子と話した事が有ります
本当に難しい問題で、自国を自分達で守れない現状に
「これで良いの？」　とは思いますよね
でも一方で、このまま黙っていると何時の間にか世界大戦の時のように
私達の意思とは違った方向に進み、戦争に巻き込まれ
大切な人達が徴兵されるなんて事態に陥ります

　私が気になるのは、この事に付いて誰かがちょっとでも意見を書くと
袋叩きにするような書き込みが続く事です
「自国は自分達で守る力がないと駄目」
と誰かが書くと、
「あなたみたいな馬鹿がいるから、日本は戦争へと引き込まれる」
と、馬鹿呼ばわりしケチョンケチョンです
相手が反撃すれば、罵り合いの如き様相を呈します

　「自分は自分で守る」　のは当たり前のような気がしますし
きっとそう書いた人も、決して間違ってはいないように思います
では、徴兵制度を受け入れ、「戦争の永久放棄」　を憲法から削除しても良いのか？

　一人では考えられない本当に難しい問題です
こんな大切で重要な問題を論ずるときに
相手を馬鹿呼ばわりして済ませて良いのかなぁ～と寂しくなります
主義主張は人其々です
馬鹿呼ばわりや罵り合いをするのではなく
互いの意見を尊重し、問題点を話し合えるような書き方は出来ないんでしょうか～

　日本は今、本当に大切な時期だと思います
「戦争の永久放棄」　から７０年
世界も日本も様相が大きく変わっています
北朝鮮から、謂れの無い　ミサイル　が飛んで来ます
中国も日本の領土に勝手に基地を作り、泥棒のごとく珊瑚を採取します

　何も出来ない国だから～と思われているようで癪には障りますが
それでも、右の頬も左の頬も叩かれていれば
大切な人を戦争に送り出すような愚かなことにならないのなら
それでも良いのかもしれないと思うのです

　こういう問題はドンドンと話し合われるべきです
意見はドンドンと言うべきです
ただし、馬鹿呼ばわりで一蹴したり罵り合いは止めて欲しい
読んでいて、とても残念で聞き苦しいのですよ

　


　

こっそり借用作戦

　もう長い間同じシャンプー＆リンスを使い続けてきた
どんなに他のシャンプー剤が安売りをしていても浮気はしない
所が所が、何だか最近しっくりしない・・・・・
髪がベターっと寝てしまう感じ
そこで或るシャンプー＆リンスに変えてみた
女優の　竹下景子さん　がCMをしてるものだ
しかし、やはりしっくりしない・・・・・
顔は綺麗だと言われた事が無いが、せっかく髪だけは綺麗だと言われるので
其処には少々拘りたい

　と思っている所に、見つけましたぁ～～～！！！
或る日浴室の棚に見慣れないシャンプー＆リンス
凄く洒落た容器に入ってる♪

　こっそりと手に取って裏の成分説明を読む
何だか良く解らないが、　ノンシリコンシャンプー　なのは解った
以前から興味は有ったが、どんな効果が有るシャンプーかは解らない
ネット検索でも　髪がギシギシする　というのが有って　パス！　した

　でもでもせっかく置いて有るのだし、これは試さない手は無い
一回くらい使ってもばれないしね～(⌒▽⌒)アハハ

　洗い始めると、ギシギシはしない
でも何時ものようにドライヤーで乾かすと、髪がサラサラして艶が良い♪

　それからはづっとこっそりと使っている
でも容器と言い使い心地と言い、もしかしてお値段も高い？
そこで薬局に行った折、値段を調べて驚いた
私が今まで使っていたシャンプーも、決して安くは無いがその比では無い
お～～こんなにお高いの～とちょっとビビった

　抗がん剤を使った経験の有る主人が、自分の為にと買ったものらしい
主人の口癖は　「少しは髪が抜けてみたい、多過ぎるんだよな～」　だった
しかし病気をして一気に髪が抜けてみてハッとしたらしい
とにかく何でも高級なものを使い始めた
ボディシャンプーも、普通の物の３倍はするものを買う

　私のこの　こっそり借用作戦
気が付いてるような気もする
減るのが早い！とは思っているような・・・・
ちょっと訊かれた
でも　絶対に使って無いよ！　と言い切った
「使ってるくせに」と言われたが
「私がシャンプーを変えない事は知ってるでしょう～」　と恍けた

　ごめんなさい
次回は私がお金を出しますので～～(*⌒∇⌒*)テヘ♪



　

テレビ話題 一卵性三つ子＆村上春樹氏

　①日曜日のテレビ番組に、一卵性の三つ子君が出演していた
一卵性と言うだけあって、とてもよく似ている
三人を見分けるのに、顔の黒子で見分けるのだと本人達が話していた

　一卵性の双子は、一つの受精卵が二つに別れるのだと聞いていたので
三つ子は三つに別れるのだとばかり思ってしまった
しかし三つ子に関しては、そうでは無いらしい

　先ず、一つの受精卵が二つに分かれ双子状態になる
それからどちらか一方が再度、二つに分かれ三つ子になるのだそうだ
テレビに出ていた三つ子は全員男の子
一卵性だから、性別は同じになるしDNA鑑定でも全く同じDNAだと確認されている
まれに三つ子どころか四つ子になる一卵性も有ると言うから神秘的です
外国には、とても美しい一卵性四つ子がいらっしゃるとか～～


　②村上春樹氏
ノーベル文学賞の発表時期になると、村上氏の名前が取りざたされて１０年だそうだ
実を言うと、私は「ノルウェーの森」を読んでも意味が良く解らなかった
高尚過ぎて、私には理解できないんだと思っていた
だから恥ずかしくて、「良さが解らない」と口に出して言い難かった
ノーベル賞を取るような作家の作品は、凡人には解らないんだろう～と思うしかなかった

　所が或る人が、声を上げた
「ノルウェーの森」はちっとも意味が解らない、そんな人がノーベル賞を取れないのは当然だ～と
すると次々に、同感だという意見が寄せられていた
仲間を見つけたようで、何だか嬉しくなった

　其れに引き換え三島由紀夫さんの作品は、私にも良さが解る
日本にはこんな言葉も有るのだと、語彙の多さに舌を巻く
そしてその言葉がとても　美しい
もしも彼が生きていて、１０年間も肩透かしを喰っていたら
私もきっと毎年　残念　と思った事だろう

　一説には、生きている時にノーベル賞の受賞に関して打診が有ったが
彼は自分では無く　川端康成氏　を推薦したとか・・・・
これはノーベル賞に　打診　が有るのか？という点でも疑問だし
川端康成氏よりも三島由紀夫さんの方が、ノーベル賞に相応しいと思ったファンの都市伝説だろう

　しかし村上春樹氏のファンの方々は、毎年ワインの　ボジョレ解禁　を待つがごとく
集まってジッと発表の瞬間を待っていらっしゃる
それもこれも楽しい恒例行事のようなものかしら～～

　それならそれも良いよね～
余りお祭り騒ぎを好まない日本人が見つけた、一年に一度の楽しみ
来年に持ち越されたと思えば、来年が又楽しくなります

リハビリの後は

　リハビリの翌日は、何時もにも増して痛みが酷い
どっか他の所を　骨折　したのかと思う位だ（爆）
友人の一人からは、少しでも痛かったら直ぐに言うべきだと言われている
でも、少し痛い位に動かして貰わないと効果が無いように感じる

　リハビリの無い日は、自分でも遣って下さいと言われているが
週に２日もリハビリが有るので、痛く無い日などない

　腕を動かす筋肉は、本来は強いものと弱いものが噛み合って動くそうだ
今は、強い筋肉だけが動くので思わぬところで激しい痛みに襲われ
悲鳴が出る時が有る
だから弱いほうの衰えている筋肉を鍛える事で、スムーズに動かせるようにしていくのが目標らしい

　未だに左腕は真っ直ぐ上に上げられない
理学療法士の先生も、何故？と焦ってる感が有る
普通よりも大きな金属プレートが入っている事も、靭帯が断裂してる事も影響しているらしい
靭帯が断裂すると、補助してくれるものが無い分上がり難くなる

　それならリハビリよりも、早く再手術で金属プレートを取り出せば良いようなものの
骨折時に骨が跳ね上がったので、早まるとまた骨が跳ね上がるらしい
痛し痒しの状態で、再手術の予定も立たない

　最近、同じようにリハビリをしている人からこんな事を聞いた
「怪我をしてから5ヶ月がリハビリ診療の限界」　だと
私が怪我したのは６月、既に４か月が過ぎた
これから再手術を受けると、殆ど再手術後のリハビリは出来ない計算になる

　いやいや、再手術するのだから其処からまた５ヵ月ではないのか？
そうでないと困る
念の為に訊ねると
「最初の怪我から５ヵ月なので、理論的には再手術後のリハビリは受けられない事になります」
との事
「え～～それは困りますね」と言うと
「主治医から、期間延長願いを出して貰えれば受けられます」と
とに角、病院のリハビリが受けられなければ民間の接骨医などを頼るらしい
他の整形外科に転院しても、
同じ人が同じ病名の同じ個所を保険で診て貰う事は出来ないのだと・・・・

　恐らく、不正を防ぐための処置なのだろうが
困った事態になりそう～

父は確かにこの町に居た

父になる篇



　このCMが流れた瞬間、私には此処が何処なのか瞬時に解った
あの坂道・・・・・・
父は確かにこの町に居た
父のいた懐かしい風景

　忘れていた記憶が立ち上がる
妹と二人呼ばれた部屋
「もうあなたの顔を見たので、楽にして上げていいですか？」
「今、お父さんはとても苦しいと思います。例えれば富士山の天辺で走ってるくらいに・・」
「意識が戻ることは有りませんが、宜しいですね」
「はい、お願いします」
二人で頭を下げた

　点滴のチューブに針が刺され、父は意識を失くした　　　
父は最後に私を見て笑顔になり、私の手を握ってくれた
それでも声は聞こえていると信じて、最後まで声を掛け続けた

　父が私を可愛がったのは、初めての子供だったからか～？
それとも　あの母　に似ていたからか～？

　棺に入れた写真を覚えている
二人が寄り添った写真・・・・・
お父さん、あの写真を持って行きましたか～
お父さんの記憶に残っている若くて、私より何倍も綺麗だった母の姿

　知らなくて良かったね
髪が真っ白で、すっかり太ってしまったのよ
もう何を言っても直ぐに記憶を失くすの
お父さんが亡くなったと伝えたけれど、きっと覚えてないね

認知症の母をみて思う事

　認知症を発症した母が一番変わったのが、言葉遣い
以前よりも、言葉が丁寧になった
逆に、丁寧で綺麗だった人がぞんざいに成る事も有るのだろうと思う
母の場合は、妙に丁寧で優しい感じになった
それがどうしても母のキャラにはそぐわず、異質に感じてしまう
何度も同じ事を言われても、全く腹立たしくも感じないのに
この馬鹿丁寧な言葉を聴くと　イラ～～　　っとしていた

　でも先日観に行った　「徘徊-ママリン８７歳の夏」　で主人公　酒井アサヨさん　も
この馬鹿丁寧な言葉を使っていた
「そうなんですか」　「あなたはどなたさんですか」　「お世話になります」
「ご迷惑をおかけします」　「私は結構ですから」　等々
　
　母は、
「それでは行って参ります」　「あなたも家で気を付けて下さいね」　「このお花、とっても綺麗ね」
等の言葉を、それはそれは優しげな口調で言う
正常だった母からは、終ぞ聞いた事の無い言葉と口調

　しかし、映画を観た一つの成果としてこれも　病気　が言わせるのだと気付かされた
これと言って、実際の介護に役立つと言うような映画では無いし
私自身もそんな事は、全く期待もしていなかった
ただ二人の姿を観て感じるものを大切にしたかった
その感覚を忘れないように過ごそうと思った
そんな映画だった

　これからは、母のそんな言葉と口調を　「病気」　と捉えて
イラ～～っと感が軽減するするような気がする


　/　

お友達と知り合いの境

　一旦職場を辞め、同じ所に再就職する寸前に大きな怪我をしてしまった
復帰は永遠に無くなり、今やお家でプラプラ生活
家と職場が近かったせいも有り、友人知人にちょくちょく出くわす

　そんな時、立ち話で終わってしまうのは　知り合い
お茶しようという事になるのが、友達
このライン（線引き）は、可なり明確で迷いが無い
しかし或る日、この立ち話がお茶に進展したら
知り合いが、お友達に昇格する可能性は含まれている

　それよりも、　友達　の括りに入っているのに二人っきりは厭な場合が有る
例えば四人組で仲が良い場合でも、四人だからお茶しても退屈もせず話も尽きないが
その中の誰かとは、二人っきりは気重な人も居る
逆に、時には二人っきりでゆっくり話したいと思う友達も居る

　私達は毎年、小さな同窓会を開いている
何時の間にか恒例行事のようになり
散会時に、来年の約束日時を決める事さえある

　今年は、残念ながら参加出来そうもなく　不参加　の通知を出した
すると、毎年のように幹事をしてくれる友から同窓会が中止になったと連絡が有った
「私が不参加でも、中止にしなくて良いじゃない」　と言うと
やはり彼女も、一番仲の良い私が居なくては参加が気重な事が有るらしい
「立場が逆で、私が不参加でも貴女は行くの？」　と問われた
そう～確かに私も彼女が不参加なら敢えて参加しないかもしれないが
かと言って他の参加者に、彼女の不参加だけで中止も申し入れにくい
優柔不断な私は、ズルズルと参加してしまいそう～～な気もする

　四人なら何の問題も無いのに、一人が欠けると何故急に不協和音が出てしまうのだろう
四人でいる事で、個性を抑え合い調和が取れるのかしら？
幼い時からの仲間で、何でも知っている間柄なのに不思議で有る