小父さんの事は此処で一先ず置こう
急遽、とにかく母を全面的に看ないといけない状況になった
折りしも年末で、仕事もなかなかに忙しい
本来ならば、仕事前にざっと家事を済ませ夕飯の下準備と主人の昼食を作り出勤する
帰宅するともう夕飯の支度は粗方出来ているので、二人で夕食を食べゆったりと過ごせる
そんなマイペースな日々は吹っ飛び、毎日が戦争になった
ショ-トステイ、それも今日から直ぐにお願いできる訳では無かった
今まで利用した実績が無い場合、まずは家族の面接から始まる
母の日頃の様子や体調、食事の好み・どんな事が好きかまで微に入り細を穿つような質問が続く
契約に至るまでの所要時間は数時間に及ぶ
その前段階として、ケアマネさんにこう言われた
「区役所に行って、減免措置を受けておいて下さい」
そう言われ、何の疑いも無く区役所に行った
区役所の福祉課は、いまや大賑わい
大勢の方が相談に訪れている
受付機で番号を取り、ひたすら自分の番号が呼ばれるのを待つ
やっと私達の番がに来て
「減免措置の手続きに参りました」と言い
母の保険証や介護保険の書類を見せた
と、ものの1分もしない内に
「あ!この方は減免にはなりません」
チャンチャン~♪である
減免を受けるには、主たる人の年収が問題となる
母の場合、小父さんの年金額が減免になるには数万円だけ多かった
『オイオイ!ケアマネさん~年収に制限がある事を事前に言って下さ~~い』
私達が顔を見合わせて帰ろうとすると、福祉課の人に呼び止められた
「市税課に行って相談してみてください、数万円ですから減額になる方法が有るかもしれません」
この減免措置、有ると無いとでは掛かる費用が大違いなのだ
まあ~なんて親切なの~と思った
その足で行った市税課もなかなか混んでいて、そう直ぐには順番が回って来ない
福祉課程では無かったが、暫く待たされた
やっと番号を呼んでもらい、福祉課での顛末を話し此処に行ってみるように勧められたと話した
すると 「失礼ですがご本人では有りませんよね?委任状を持って出直して来て下さい」
チャンチャン~♪である
もう私も主人も苦笑いの体である
此処までの時間の全てが 無駄足 になってしまった
次の日、ショートステイの施設と早く契約しなければならず
委任状を持って再度、市税課へ~~
昨日と同じ職員の方が居て、対応してくれた
委任状と小父さんから預かった保険番号で調べると言って奥に引っ込んだ
またまた、1分もしないうちに
「あ~この方は特殊な事情が出来ない限り、減免は有りませんね」
「特殊な事情ってどんな事ですか?」
「ご本人が障害者になられるとかです、私の経験上それ以外で減免になる事は先ずありません」
つまりこういう事なのだ
減免措置は、市民税を収めている人は受けられないのだ
例えば、所得税は医療費控除などで全額返還される事は有る
それに連れて、市民税も県民税も減額される事は有る
しかし、所得税と違い市民税は一定の収入が有るとゼロ円になる事は無いのだ
年収が一定の額だと、所得税がたまたまゼロ円だったとしても市民税だけは最低課税額5800円(我が市の場合)が掛かって来る
この最低金額の市民税がゼロになる特殊なケースが
本人が障害者になった場合なのだ
それ以外の理由で、市民税がゼロ円になるケースは極稀だと言う
しかしこれで自分達も 減免措置 が受けられないグループだと思い知った
自分達の時は、息子に無駄足を踏ませる轍は避けられると思う外ない
急遽、とにかく母を全面的に看ないといけない状況になった
折りしも年末で、仕事もなかなかに忙しい
本来ならば、仕事前にざっと家事を済ませ夕飯の下準備と主人の昼食を作り出勤する
帰宅するともう夕飯の支度は粗方出来ているので、二人で夕食を食べゆったりと過ごせる
そんなマイペースな日々は吹っ飛び、毎日が戦争になった
ショ-トステイ、それも今日から直ぐにお願いできる訳では無かった
今まで利用した実績が無い場合、まずは家族の面接から始まる
母の日頃の様子や体調、食事の好み・どんな事が好きかまで微に入り細を穿つような質問が続く
契約に至るまでの所要時間は数時間に及ぶ
その前段階として、ケアマネさんにこう言われた
「区役所に行って、減免措置を受けておいて下さい」
そう言われ、何の疑いも無く区役所に行った
区役所の福祉課は、いまや大賑わい
大勢の方が相談に訪れている
受付機で番号を取り、ひたすら自分の番号が呼ばれるのを待つ
やっと私達の番がに来て
「減免措置の手続きに参りました」と言い
母の保険証や介護保険の書類を見せた
と、ものの1分もしない内に
「あ!この方は減免にはなりません」
チャンチャン~♪である
減免を受けるには、主たる人の年収が問題となる
母の場合、小父さんの年金額が減免になるには数万円だけ多かった
『オイオイ!ケアマネさん~年収に制限がある事を事前に言って下さ~~い』
私達が顔を見合わせて帰ろうとすると、福祉課の人に呼び止められた
「市税課に行って相談してみてください、数万円ですから減額になる方法が有るかもしれません」
この減免措置、有ると無いとでは掛かる費用が大違いなのだ
まあ~なんて親切なの~と思った
その足で行った市税課もなかなか混んでいて、そう直ぐには順番が回って来ない
福祉課程では無かったが、暫く待たされた
やっと番号を呼んでもらい、福祉課での顛末を話し此処に行ってみるように勧められたと話した
すると 「失礼ですがご本人では有りませんよね?委任状を持って出直して来て下さい」
チャンチャン~♪である
もう私も主人も苦笑いの体である
此処までの時間の全てが 無駄足 になってしまった
次の日、ショートステイの施設と早く契約しなければならず
委任状を持って再度、市税課へ~~
昨日と同じ職員の方が居て、対応してくれた
委任状と小父さんから預かった保険番号で調べると言って奥に引っ込んだ
またまた、1分もしないうちに
「あ~この方は特殊な事情が出来ない限り、減免は有りませんね」
「特殊な事情ってどんな事ですか?」
「ご本人が障害者になられるとかです、私の経験上それ以外で減免になる事は先ずありません」
つまりこういう事なのだ
減免措置は、市民税を収めている人は受けられないのだ
例えば、所得税は医療費控除などで全額返還される事は有る
それに連れて、市民税も県民税も減額される事は有る
しかし、所得税と違い市民税は一定の収入が有るとゼロ円になる事は無いのだ
年収が一定の額だと、所得税がたまたまゼロ円だったとしても市民税だけは最低課税額5800円(我が市の場合)が掛かって来る
この最低金額の市民税がゼロになる特殊なケースが
本人が障害者になった場合なのだ
それ以外の理由で、市民税がゼロ円になるケースは極稀だと言う
しかしこれで自分達も 減免措置 が受けられないグループだと思い知った
自分達の時は、息子に無駄足を踏ませる轍は避けられると思う外ない