透ける麻暖簾

昨日は、月に一度の染色教室の日でした。
今回は先月糊置きした暖簾の布に柿渋をかけました。





後は来月色止めをして完成です。
媒染材によって、茶色になるか、こげ茶になるかという事ですが、どちらにするかちょっと迷う所です。
柿渋が乾くまでの間、藍染めをしました。
前回準備していて染める事が出来なかった麻暖簾。
なんとか仕上がりました。





この透け感、なんとも言えず良いわぁ・・・。
もう夏が終わってしまったのが、ちょっと残念だけど・・・。
暫く楽しんで、また来年のお楽しみにしましょう。
それにしても、色の変わり目がどうして真っ直ぐになっていないのかしら・・・。
偶然山の形になってるから、この暖簾は「立山連峰」という事にしましょう。

後は長袖のシャツを2枚染めました。
1枚は、ダブルガーゼの残り布で縫ったブラウス。



段染めにして、裾にちょっぴり模様を付けました。
後は出来合いの長袖Ｔシャツを染めました。
裾に変化があるデザインが気に入って買ったものです。



これもなかなか渋い感じに染め上がりました。
こちらの方は、朝晩少しずつ涼しくなってきた、これからの出番です。
こうして手作りに囲まれて、暮らしが少しずつ充実して行くのは、とても嬉しい事です。