雪害の大赤松 逞しく!

令和3年1月の大雪で倒れた勘兵衛はうすの大赤松。
江戸時代から200年以上、勘兵衛はうすを見守ってくれている赤松です。
造園屋さんに相談してみましたが、レッカーで起こすのは無理との事。
なんとか倒れた状態で、生かす事が出来ないか、お願いしました。
昨日、工事が完了したとの連絡を受け、早速様子を見に行ってみました。

むっくり持ち上がった根っこは・・・。







しっかり根巻されています。

石橋にもたれかかっている為、橋の下にも石を積んで養生され・・・。







頭にもしっかり支えが・・・。









なんとも痛々しくも美しい姿に生まれ変わりました。

建物にも、塀にも、お隣さんの家にも掛からず、静かに庭の真ん中に倒れた赤松。
なんとか元気を取り戻してくれます様に・・・。
祈るような気持ちでなでてやりました。
大空に向かって枝を伸ばし、この場所に合った美しい枝ぶりに成長してくれる事を願います。

赤松の支援金を募集しております。
勘兵衛はうすをご見学された際には、縁側から、頑張っている赤松の美しい姿を眺め、ご支援頂けたら幸いです。
縁側に募金箱を設置しておりますので、よろしくお願い致します。

勘兵衛はうすのアプローチでは、チューリップが咲いていました。



ムスカリも満開です。