昨日、映画「春を背負って」を見に行ってきました。
18:30上映開始だったので、仕事を終えてからダッシュで帰宅。
直ぐに着替えて、映画館までの車の中で、お昼に調達したパンで軽い夕食。
なんとか、ぎりぎり間に合いました。
「春を背負って」は、「剣岳点の記」に続く、木村大作監督の、富山がロケ地の映画です。
私は、立山とは雄山の事だとばかり思ってしましたが、雄山、大汝山、富士の折立までの総称の様です。
今回は、その大汝山にある休憩所が舞台となりました。
立山連峰の大自然が余すところなく大スクリーンに映し出され、霊峰立山の美しさを改めて堪能しました。
それと、豊川悦司の演技が良かったです。若干説教くさいシーンが多過ぎの様な感じもしましたが・・・。
ちょっとがっかりしたのは、何かが起こりそうな時の、これみよがしの、気持ちを煽る様な音楽の入れ方や、最後のシーンの松山ケンイチと蒼井優が手を繋いでぐるぐる回るシーンかなぁ。
私的には、一昔前の古き良き時代の映画の様に感じてしまいました。
まあ、それが味なのかもしれないけど、もう少しさりげなくやって欲しかったという気も・・・。
結局私が、知らず知らずの内に、心に沁みるような静かな作品や、反対に思いっきりパンチの利いた作品を求めているからかもしれませんね。
後、原作の舞台が秩父だったのを大汝山に変えたせいか、私の中では、若干の違和感も生じてしまいました。
原作がそういうストーリーだからしょうがないのかもしれないけど、私自身の霊峰立山への思い入れが強すぎるせいでしょうか。
高山植物の花畑の中で座り込んでいるシーンを見ると、「保護地域に足を踏み入れて・・・」と思ったり、
半袖のTシャッツを着て、荷物を担いでいるのを見ると、「歩荷が半袖のTシャツ?」とか、
(山では岩や木の枝で肌を傷つけない様に、肌を露出するべきじゃ無いと思っていたので・・・。紫外線も相当強いしね。)
山小屋でスカートを履いているのを見ると、「山小屋を経営するプロが、3000m級の山でハイジみたいなスカート履くかなぁ。」
とか、余計な事ばかり考えてしまいました。
もっと純粋に映画を堪能すべきだったと思いますが、固定観念に縛られ過ぎてる自分に少し反省しています。
映画を見終えて、別の映画を見ている息子を待つ間、暖かいコーヒーを飲んでいると、ゴジラのカップが目に入りました。
「いいわぁ、これ。 これ下さい。」と迷わず買う事に。
っと、「お飲物は何にされますか。」
なんと、飲み物込みの様です。
今コーヒーを飲んだばかりなのに・・・。
仕方なく、中の飲み物は息子に飲んでもらう事にして、結局、買っちゃいました。
一度使ったら、上のゴジラを取って飾っておこうと思ってたけど、カップもストローも、なかなかしっかりした作りで、ずっと使えそうな感じですよ。
ゴジラが放映されたら、また見に来なくっちゃ。
山の映画を見たら、また山に行ってみたくなりました。
今年の夏は、立山カルデラ砂防博物館の体験学習「トロッココース」に参加するつもりです。
有峰記念館、六九谷展望台、立山温泉跡、白岩下流展望台、白岩砂防えん堤、天涯の湯、水谷平、砂防工事専用軌道(トロッコ)を回るコースです。
何年か前のNHK紅白歌合戦で、中島みゆきさんが、プロジェクトXのテーマ曲「地上の星」を歌った場所にも行くんですよ。
シーズン中、毎水曜日のコースなのですが、希望者が多くて、いつも4倍前後の応募があり、抽選になります。
友人と2人で3度申し込んで、3度とも外れてしまい、今4度目の申し込みをしている所です。
友人には、「もし当たったら、何としてでも都合をつけて絶対行こうね。」と申し合わせています。
なんとか当たります様に・・・。
気持ちが入り込んで納得いかない気持ち、わかるような気がします。
特に私なんかは山のこと全く知らないから気付かないことでも、山を知ってる人にとっては常識みたいなことはそれが作りものであったとしても??の気持ちになりますよね。
私の場合はドラマの中の関西弁です。
アクセントが違う話し方をするのを見るとイラッとします。
私も昨日映画を観に行ってきました。
「春を背負って」と「超高速!参勤交代」で迷ったのですが、
山男の夫は絶対に山の映画を選ぶだろうと思っていたのに
意外にも「面白そうだ♪」と選んだのは時代劇コメディーでした。
娯楽映画として、とても面白かったですよ~
たぶん夫も、山が舞台の映画は色々と現実と比べてしまい、
感情移入出来ないんでしょうね。
でも私は観てみようと思ってます。
原作の舞台が秩父と聞いてはネ!^^
「関西弁のアクセントの違い」なるほど!!
確かにそうかもしれませんね。
私の気持ちを解ってもらえて嬉しいです。
ちなみに、一緒に映画を観た主人は、なんとも感じていなかったようです。
「春を背負って」是非ご覧くださいませ。
富山の立山連峰の素晴らしさを堪能して頂きたいです。
私も、実際の奥秩父の山小屋を見てみたい気持ちになりました。
実は、うちの主人も「超高速!参勤交代」の方を見たいと言っていました。
最初は別々に見る事も考えたのですが、結局私の趣味に付き合ってくれました。
ロケ地といい、なんだか偶然ですね。