今日から、富山市美術展2013が開催されます。
昨日、家に帰ってみたら、「入選」のハガキが届いていました。
出し始めた頃は、ドキドキしていましたが、最近は全くドキドキしなくなりました。
工芸部門は、出品者が少ないので、かなりの確率で入選になるし、5年間出し続けているけど、入賞も全くもって無いので・・・。
ちらっと見て、直ぐにごみ箱に捨ててしまいました。
主人が仕事から帰ってきたので、
「市展の結果のハガキ来てたよ。」と私が言うと、
「見せて。」と言うので、
「別に見なくても判ってるし・・・。もう捨てた。」と答えると、
「せっかくだから、取っておけばいいのに・・・。」と言いながら、ごみ箱から拾って、食卓テーブルの上に置きました。
講座展や友の会展は、限られたスペースなので、小さな作品が中心になるし、私にとって、大きな作品を公開する場は市展しか無いので、続けて出品していましたが、もうそろそろ止めようかなという気持ちになってきています。
キルン講座が始まってから、先生の「みんなで市展に出しましょう。」の声に、調子に乗って、出してから、ずっと出品を続けていましたが、講座の受講生の中で、今でも出し続けているのは、私だけになってしまいました。
今回の出品作品は、泡留角皿「春水満四沢(しゅんすいしたくにみつ)」です。
去年の出品作品とデザイン的に近いのと、少し地味な作品ではありますが、自分的には、とても気に入っている作品です。
タイトルが少し仰々しい感じもしますが、春になり柔らかい日差しが差し始めると、雪解けの水がちょろちょろと流れ始める頃をイメージして作りました。
厚い雲に覆われた、暗い冬を過ごした北陸人にとって、春の息吹を感じる頃は、何物にも代えがたい、幸せなひと時なのです。
とりあえず、今度の土曜日にでも、見に行く事にしましょう。
どれだけの人に見てもらえるかは判りませんが、せっかく作った作品なので、1度位は展示して、他の人にも見てもらえる機会が無いと、お皿も可哀そうだしね。
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