今日も富山の空は、北陸特有のどんよりとした雲に覆われています。
春と違い、目新しい花が咲くことも無く、我が家の庭は寂しい限りです。
唯一元気なのが、多肉植物です。
夏の猛暑も、冬の木枯らしも、ものともせず、いつも変わらない姿でそこに存在しています。
もう、いつ植えたのかも、わからない位、ずっと前からの我が家の庭の住人です。
たしか1個あっただけのはずですが、ポロッと取れたものを、その度土に差しておいたら、、ちゃんと根付いて、最初からそこにあったような顔をしてすっかり馴染んでいます。
隣にいつの間にか、杉の子も住み付いてしまっています。
ちなみに、この鉢は、昔ながらの和鉢にペイントしたものです。
ちょっと絵具がかすれかかってきたところが、また良い雰囲気をかもし出しています。
こちらは、何年か前にNHKの趣味の園芸でやっていた、手作りの金網のハンギングです。
別の植物を植えていたのですが、夏の水切れで1年でダメになってしまい、時々多肉植物をくっつけていたら、だんだんそれらしくなってきました。
後ろの鉢から伸びてきたヘデラもうまい具合に巻きついて、結構いい感じです。
これは、ヤシを中に巻き付けてあったハンギングですが、ヤシがボロボロになったので、金網の余りを巻いて作り直したものです。
長い間かかって、ようやく、少しは見栄えのする状態になりました。
美しい花にばかり気を取られて、滅多に目をやることも無くても、密かにこうして辛抱強く生きているんですね。
長い長い年月を風雪に耐えて、生き抜いている多肉植物の生命力には、見習うべきものがあるようです。
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