昨日で、震災から3年が経ちました。
当日は、遠く離れた富山でも、ゆっくりとした大きな揺れが長く続き、ずっと体調が悪かった私は、まためまいが起きたのかと勘違いしてしまいました。
横浜に住む息子達からは、一人は住まいが停電になり、一人は帰宅困難者になったとの連絡を受け、心配したものです。
繰り返し報道される津波の情景や、翌日の原発事故をテレビで見て、どれだけ心を痛めた事でしょう。
昨日一日の様々な報道を見て、被害に会われた方々が、1日も早く、物心共に立ち直られますよう、心からお祈り致します。
復興に携わる方々には、様々なご苦労があると思いますが、着実に進んで行く事を願いたいと思います。
「ひなぎく」で、震災の写真や動画を収集していると、ネットで知り、素晴らしい取り組みだと思いました。
記憶が薄れない内に、写真や動画のみならず、ひとりひとりの行動等も、功を奏した事も、失敗した事も含めて、記録に残し、後世に伝えなければならないと強く感じました。
先日の日曜日、スランピングの窯入れをしました。
このハスの作品は、3/16(日)からの「友の会」作品展に出す予定です。
今週の土曜日の午後から搬入なのに、ぎりぎりの工程になってしまいました。
フュージングの方は、かなり以前に出来上がっていたんですが、ずっとスランピングの窯入れ待ちになっていました。
この作品は、25cm角なので、我が家のマイ電気炉でスランピングするとなると、2度に分ける必要があります。
工房のスランピングの日程に合わせると、結局展覧会ぎりぎりになってしまったという訳です。
どんな風に仕上がっているか、本当に楽しみです。
押さえた色合いの、心に沁み渡る雰囲気になりました。
この作品は、展覧会の「世界を旅する」のテーマに合わせて、「インド 心の旅」をサブテーマに作ったお皿です。
実はインドには、行った事が無いんです。
唯一インドに関連すると言えば、ヨガ教室に通っている事位でしょうか。
自分の中の勝手なインドのイメージで作った作品です。
去年、色々と悲しい事が続いたので、少し自分の心を見つめる作品を作ってみたかったんです。
この25cmの角皿は、ソーメンや冷やし中華を食べるのに、ぴったりな大きさなんですが、出来上がった作品で、そういう属っぽい使い方をする気になれるかは、ちょっとわかりませんね。
まあ、何に使うかは、出来上がりを見てから決める事にしましょう。
他にも、25cmの泡入れ皿を窯入れしました。
こちらは、講座展に出品する為の作品です。
今回は、スランピングの窯入れがとっても多くて、「大物ばかりこんなに無理だから、どれか次の会にして」と先生に言われ、「まいったなぁ・・・」とすっかりへこんでいましたが、先生のお蔭でレンタル工房の窯を借りて、なんとか入れてもらう事が出来ました。
良かった。感謝です。
この作品は、当初、別の日のスランピングの窯入れに入れる予定にしていたのですが、1度泡入れに失敗して、再度作り直した為、こちらも今回の窯入れになってしまいました。
ひんしゅくを買う事は、予測が付いたのですが、我が家の電気炉では、大物を作るのに無理があるので、しょうが無いんですよね。
今回は、展覧会があるから、無理を聞いてもらえて、先生には感謝です。
泡入れ皿の方は、初めて使う型なので、どんな感じに仕上がるか、とっても楽しみです。
早く土曜日にならないかなぁ・・・。