tokotoko花日記

富山発 我が家のガーデニング便り
趣味のガラス工芸の制作についても発信しています
趣味人生活を満喫しています

氷見の古民家と打ち立てのお蕎麦

2015-11-24 | ブログ
3連休の二日目。
知人が、氷見の古民家を管理される事になり、お招きを受けました。
ご近所の皆様と親交を深める為に、打ち立てのお蕎麦を振る舞われるという事で、私達もご相伴に預かる事になりました。
古民家は、氷見の山あいにありました。



着いてみると、既にお蕎麦を打ち初めておられます。



その日のご馳走は、打ち立てのお蕎麦と、炊き込みご飯の予定だったんですが、そこへご近所の鴨打ち名人の方が、鴨を持ってこられ、鴨鍋も追加になりました。



あれ、鴨ってこんなに綺麗だったっけ と思っていると、主人の話によると、よくある親鴨と子鴨が行列を作っている風景は、メスの鴨で、オスはこんなに華麗なんだそうです。
なんだか食べてしまうのは可愛そう・・・と思いつつも、結局どんなお味か食べてみたいという好奇心の方が、勝ってしまいました。
鴨は、その名人の方が手際良くさばいて下さいました。
聞く所によれば、その方は、猪を捕まえたり、キノコ採りの名人でもあるとか・・・。
「また別の機会にもお誘いしますね」の言葉に、元気よく「は~い、お願いしま~す」

別のご近所さんが、鴨鍋に入れる材料を持って来られ、外でゴシゴシたわしで洗っておられます。
山芋かなぁ・・・と思っていたら、なんとそれはゴボウでした。



こんなに丸太の様なゴボウもあるんだぁ。
みんな口を揃えて、「びっくりポンだね」

炊き込みご飯の方は、「バイ貝の炊き込みご飯」です。
別の知人がその炊き込みご飯のパッケージデザインをされたんだそうです。
その炊き込みご飯の素は、鰤の内臓の魚醤で味付けされてるんですって。
楽しみ~
外で火を起こして、かまど炊きにしておられます。





滅多に口に出来ない、凄くリッチなご馳走が出来上がりました。



このお箸は、ひみ里山杉の間伐材で作られたものだそうです。
間伐によって、森林に十分な光が差し込み、健全な森を作り、里山が豊かになることで、川を通して流れ込む森の栄養分が、海を豊かにするんですって。
素晴らしい循環ですね。
お箸は、杉のとっても良い香りがしました。



お蕎麦の方は、蕎麦打ちの名人が作られた特製のつけ汁に本物のワサビで頂きました。



ちょっと好奇心で、鴨鍋にお蕎麦を入れて、鴨南蛮のようにして食べてみたら、そちらの方も絶品。
ああ幸せ。

お腹が一杯になった所で、蕎麦打ちの名人のハーモニカ演奏が始まりました。



ハーモニカが得意だった父の事をちょっと思い出してしまいました。
美味しいご馳走と、里山の暖かい人々の心に触れ、本当に幸せな一日となりました。
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民俗民芸村 円山庵の紅葉

2015-11-23 | ブログ
3連休の初日、民俗民芸村の円山庵の紅葉を見に行ってきました。
東京の友人が帰省したので、会うことになり、一緒に出かけました。
午後2時半に新幹線で富山に着き、待ち合わせは3時半。
5時頃には暗くなってしまうので、大丈夫かなぁ・・・と思いながら、民俗民芸村へと向かいました。

着いてみると、美しい紅葉と花舞台の花が私達を出迎えてくれました。





歩みを進めると、辺りは紅葉の真っ盛り。







彼女も今年お母様を亡くして、今回はお墓参りの帰省です。
傷心の女二人、美しい紅葉に癒されました。

お抹茶を頂いて、積もる話に花を咲かせました。



お天気は生憎の曇り空でしたが、ここの所の雨で、木々や葉っぱが洗われて、しっとりとした美しい紅葉を堪能する事が出来ました。





徐々に辺りが暮れて行き、夕暮れ時の紅葉が、二人の心をやさしく解きほぐしてくれました。

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「美味しいお茶の入れ方」教室と寺家公園の紅葉

2015-11-20 | ブログ
今日は、COOPとやま主催の「美味しいお茶の入れ方」教室に参加しました。
静岡の喜作園さんが見えられ、美味しいお茶の入れ方をレクチャーして下さいました。

お煎茶の入れ方は、概ね自分が今までやっていたやり方で合っていました。
目からうろこだったのが、深蒸し煎茶の入れ方です。
私は、お煎茶と深蒸し煎茶の違いすら知りませんでした。

お煎茶は、山の畑で栽培され、お客様用に使われる事が多いそうです。
入れる時は、70度位の温度で2分位浸出。

一方深蒸し煎茶は、平地で栽培され、茶葉を深く蒸して渋みを抑えマイルドにしたもので、もっぱら日常使いのものだそうです。
入れる時は、90度の温度で30秒位の浸出時間で良いんですって。



私は、深蒸し煎茶の方が上等なのだとばかり思っていました。
入れ方も、普通のお煎茶の様に入れていました。

我が家は、今までお煎茶と言えば、殆ど香典返しのお茶で賄っていました。
買うのは玄米茶位です。
玄米茶に関しては、喜作園さんの玄米茶は、本当に美味しいですよ。
うっかり生協で注文するのを忘れて切らした時に、スーパーで買う事もありますが、全然味が違います。

実は私、お茶って身体に良いけど、残留農薬はどうなっているのか、とっても気になっていました。
だってお茶って洗わないで使うものだから、ちょっと気になりませんか?
でも、農薬の散布の仕方や収穫の時期等、細かく基準が定められているんですって。
今回は、完全無農薬栽培のお茶のお話等も聞けて本当に勉強になりました。

喜作園さんの奥様お手製のお茶のパウンドケーキ等も頂き、教えて頂いた美味しいお茶の入れ方で入れたお茶は、最高でした。



その後は、生協のクリスマス、お正月商品の試食もあり、お腹一杯。



ただ、試食した商品がどれなのかが良く判らなかったのが、ちょっと残念です。

お腹も一杯になった事だし、「近くの寺家公園へ紅葉を見に行こう」という予定でしたが、一緒に参加した妹が、「時間が無いから、車の中から見るのなら・・・」と言うので、紅葉は断念。
「このすぐ近くなのになぁ・・・」と思いながら、帰路に付きました。



つい一週間程前にも、主人と寺家公園の近くまで行ったのに、見損ねたばっかりなので、今年の紅葉を見逃したくなくて、一人で見に行く事にしました。

生憎のお天気でしたが、人気も無い寺家公園は、紅葉の真っ盛り。
昨日までの雨で濡れた木々が、晩秋の弱い日射し中で輝いていました。





今日は平日なので、来る人も少なく、途中ほんの4~5人と出会っただけです。





「ああやっぱり来てよかった。」一人で溜息を付きました。
雨に濡れて黒々とした木の幹と、緑から黄色、赤色へと移りゆくモミジの葉っぱは静かな公園をより一層幻想的にしていました。



紅葉を眺めながら山道を静かに歩いていると、心が少しずつほどけていく心地がしました。



寺家公園は、京都の嵐山を模して私財を投じて作られたものだそうです。
嵐山の紅葉を見た事が無いので、比較は出来ませんが、私にとっては最高の癒しの地です。
「来年もまた来よう」固く心に誓いました。
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植物の越冬

2015-11-18 | ガーデニング2015
庭のアオキの実が、赤く色づき始めました。



毎年そうなってたのかなぁ・・・。
記憶が定かではありません。
なんとも言えない美しい色合いです。
ずっと見落としていたのだとしたら、自分の注意力の無さに愕然としてしまいます。

富山は、空が厚い雲に覆われて、日中でも夕方のようなうす暗い日が続いています。
だんだん寒くなってきたので、雨の止み間を見て、耐寒性の無い鉢植え植物を家の中に取り込みました。
狭い家なので、植物を置くスペースも無く、もっぱら玄関、階段の踊り場に所狭しと並べています。







植物達には、ちょっと可愛そうですが、春がくるまでの辛抱です。
春になって暖かくなってきたら、また出してあげるね。

植物を取り込んだら、殺風景になったので、少しだけ新たな花を植えました。
ハボタンとパンジー、



デージーとシロタエギク



プリムラ



いずれも耐寒性のある植物ばかり。
これから雪の下で耐え忍び、花の少ない5月頃までの季節を彩ってくれます。

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グリーンビュー立山と称名滝

2015-11-17 | ブログ
昨日、一昨日と、グリーンビュー立山へ一泊旅行に行きました。



主人の退職記念で、無料の宿泊券を頂いたからです。
グリーンビュー立山は、立山駅の近くにあります。
名前は良く聞いていたのですが、わが家から立山駅までは車で20分程なので、立山駅で宿泊する事は全く無くて、今まで一度も利用した事がありませんでした。

先月末に予約の電話を入れた時、既に紅葉が始まっているとの事だったので、なんとか少し残っていると良いんだけど・・・と思いながら行ってみましたが、残念な事にすっかり終わってしまっていました。
それでも、混雑を避けて、日月の宿泊にしたのに、宿は結構賑わっていました。
平日に宿泊される方がそんなにおられるなんて、ちょっとびっくりです。
何せ今までずっと共働きで、そういう身分に一度もなった事が無いのもので・・・。

黄色系の紅葉はすっかり散ってしまっていましたが、ロビーの窓から鮮やかなモミジが見えました。



丁度大浴場からも、庭に植えられたモミジを眺める事が出来ました。
まだ早い時間だったので、人気も少なく、広い大浴場にゆっくりと浸かりながらモミジを眺めるのは、なかなか良い気分です。
日曜日は、生憎の雨模様だったのですが、ガスがかかった山の稜線をバックに、雨に濡れて黒々としたモミジの幹と、緑から赤へと変わりつつある美しいモミジを眺めていると、ああ極楽、極楽。

お部屋からは、眼前に広がる常願川を眺める事が出来、言うこと無し。



お料理もとっても美味しゅうございました。
実は、お料理には殆ど期待していなかったのですが、なんのなんの、とてもおしゃれで美味しいお料理が次々と出てきて、大満足。



翌日は、雨も上がったので、このままとんぼ帰りじゃ、あまりにも芸が無いので、称名滝を見に行く事にしました。
称名滝は、シーズンも終わり、駐車場にも殆ど車がありません。
もう閉鎖されてたらどうしよう・・・と思いながら、のんびりそぞろ歩きしました。

沿道には、紅葉の名残りの葉っぱや、



ウメモドキでしょうか、赤い可愛い実が沢山。



枯れた葉っぱが、線香花火の様。



称名滝の入口には、閉鎖なのかトラロープが張られていましたが、工事の関係者が入れて下さって、落差350mの日本一の称名滝を満喫する事が出来ました。



左側が落差350mの称名滝。右側が落差500mのハンノキ滝です。
えっなんで350mの方が日本一と不思議に思われると思いますが、ハンノキ滝は、水が枯れる季節があって季節限定なんです。

展望台も独り占め。





誰もいないのを良い事に、滝のエネルギーを身体一杯に浴びて、一人ヨガもどきを・・・。
太陽礼拝的なポーズで決めてみました。
ああ幸せ。
紅葉を見る事が出来なかったのは残念ですが、こうして静かに大自然を独り占めできて、返って良かったと思います。
お陰様で、日常の喧騒を忘れて、至福のひとときを過ごす事ができました。



帰りの車窓から、サル軍団を見つけました。





農家の方にとっては、困り者だと思いますが・・・。
来年はサル年ですね。
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