「金は払わないからな!!」
電話の向こうの依頼者は、恫喝するかのように大きな声をあげた。
「フッ・・・」
返事をするのもバカバカしくなった私は、失笑して黙り込んだ。
ことの経緯はこう・・・
相手はアパートの大家。
所有するアパートの一室で住人が孤独死。
生活保護を受けていた故人は社会との関わりが少なく、遺体はかなりの腐乱状態で発見。
賃貸借契約には連帯保証人も立てておらず、結果として、部屋の復旧は大家が負うしかなかった。
しかし、大家はそれが承服できず。
「この部屋だけが廃墟になるのさえ諦めれば問題ない」
と、アパート住人からの苦情を無視。
異臭が出ようが、虫が出ようが、
「ニオイなんてそのうち消えるし、虫もそのうちいなくなる」
と、何日も放置。
しかし、それで問題が片付くわけはなく、事は深刻化するばかり。
いくら言っても腰を上げない大家に堪忍袋の尾を切らした住人達は、
「出て行く!」「引越費用を払え!」
と、大家に詰め寄った。
大家としては、住人に出て行かれては困る。
引越費用の負担なんて論外。
それで、結局、うちに電話を入れてきたのだった。
続きはこちら
電話の向こうの依頼者は、恫喝するかのように大きな声をあげた。
「フッ・・・」
返事をするのもバカバカしくなった私は、失笑して黙り込んだ。
ことの経緯はこう・・・
相手はアパートの大家。
所有するアパートの一室で住人が孤独死。
生活保護を受けていた故人は社会との関わりが少なく、遺体はかなりの腐乱状態で発見。
賃貸借契約には連帯保証人も立てておらず、結果として、部屋の復旧は大家が負うしかなかった。
しかし、大家はそれが承服できず。
「この部屋だけが廃墟になるのさえ諦めれば問題ない」
と、アパート住人からの苦情を無視。
異臭が出ようが、虫が出ようが、
「ニオイなんてそのうち消えるし、虫もそのうちいなくなる」
と、何日も放置。
しかし、それで問題が片付くわけはなく、事は深刻化するばかり。
いくら言っても腰を上げない大家に堪忍袋の尾を切らした住人達は、
「出て行く!」「引越費用を払え!」
と、大家に詰め寄った。
大家としては、住人に出て行かれては困る。
引越費用の負担なんて論外。
それで、結局、うちに電話を入れてきたのだった。
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半端な金持ち(とは言え、自分の何千倍何万倍の資産持ちでしょうけど!)って、貧しい心の持ち主が多いですよね(--;)
まあ、これで自分があの世へ行った時にその大家を探して指差して笑ってやる!って言う楽しみ?!が増えましたよ(^^)
あの世で誰が大家だか分からなかったら、先にこの世を旅立ったチビ先輩を探して教えて貰いますね!(ありがたい事に子供も四人居ますが、自分は人間より犬や猫達との関わりの深い人間だと思ってるので、チビさんとなら直ぐ逢えると思うので!)
そう憤慨しながら読んでました。
私も、こんな厄介なタイプは嫌いです。
年末にいやな思いさせられた隊長の気持ちお察しします。
後2時間足らずで新年ですが、新年隊長にとって実り多き年になりますように・・・
世の中には、色々な人間がいるんですね。
でも、隊長は隊長らしく、頑張ってください。
正月早々の悪口は角が立つかもしれませんが、
なかなかどうして、流し読み出来るレベルではありませんでした。
その大家、性根が腐ってるとしか言いようがありません。
今回の方と同じ目に、或いは、なお酷い最期を迎える事になるでしょうね。
隊長の心情、心よりお察し申し上げます。
いつもながらその気高い心持ちに頭が下がります。
2015年もお身体とお心をくれぐれもお大事になさって下さい。
本来であれば感謝されるべき仕事であるはずが、すべてにおいて他人ごとの様な振る舞いって人として終わってますね。どれほど残金があるのか分かりませんが、契約書を交わしているなら法的に回収は可能でしょうが、時間と労力に見合わないとの判断なんでしょうね。
新年を迎え、新たな気持ちでいきましょう。本年も宜しくお願いします。
自分の仕事を思い浮かべました。
自分はまだまだ「仕事」になっていないな。
理不尽なことを言われたら何年も引きずって
思い返しては口惜しがる。
そんな人生でした。
今回のブログを読んで自分の甘さに気づかされました。
「やってやる」という気になれました。
応援しています。
いつも心温まり、ホロリとさせられるお話が多いのに、余程無礼なクライアントに当たったのですね。
お金の面では引き分けかもしれませんが、人間としては大家は比較対象外の糞野郎ですよね。
ここの読者は隊長の味方ですよ。
今年も人間味にあふれたお話を待っています。
世間には色々な人がいてこの世は成り立っているんですが、心がすり減りますね、今回の大家さんは…
人は人を映し鏡
そうゆう人間にならないようにと思います。
隊長さん、今年も体調には気をつけてくださいね。
特掃隊長さま、これはまた一段と相手の人間に対する嫌悪感を感じさせる記事でございますね…。
特殊清掃という仕事上、正常・冷静ではない人々とのやりとりが多いでしょうから、人間の闇とふれ合う機会も多いことでしょう…。
特掃隊長さまは今回の件をドローだとお考えですが、わたくしは勝利だと思っております。
なぜなら、今回のような有無を言わせず人をねじ込んでしまう人間側ではいらっしゃらないからです。
人様に泥を塗り付けて我が身を守るような人間でないこと、それは当たり前のようで実はとても貴重なこと…とわたくしは思います。
今年もどうかお身体にお気をつけくださいませ…。