とある公営の集合住宅で、腐乱死体が発見された。
故人は年配の男性で、世間から見ると可哀相な死に方だった。
現場となった部屋は、エレベーターのない上階。
こんな建物では、上にあがるにも下に降りるにも、狭い階段を歩かなければならない。
身体能力が衰えてきた私には、階段の上り下りだけでも充分な労働に値する。
いつもの通り、私が出向いたときには、遺体は警察の手で撤去されていた。
後に残るは、腐乱痕。
それだけでも充分に凄惨なのに、ベドベドに溶けた遺体を回収して署まで運ぶ警察の作業は、私でさえも想像を絶する。
毎度のことながら、警察官の仕事には脱帽だ。
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故人は年配の男性で、世間から見ると可哀相な死に方だった。
現場となった部屋は、エレベーターのない上階。
こんな建物では、上にあがるにも下に降りるにも、狭い階段を歩かなければならない。
身体能力が衰えてきた私には、階段の上り下りだけでも充分な労働に値する。
いつもの通り、私が出向いたときには、遺体は警察の手で撤去されていた。
後に残るは、腐乱痕。
それだけでも充分に凄惨なのに、ベドベドに溶けた遺体を回収して署まで運ぶ警察の作業は、私でさえも想像を絶する。
毎度のことながら、警察官の仕事には脱帽だ。
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私はその年配の女性の方が可哀想だと思いますよ。
まず、隊長の仕事は凄いとか立派と言われるのは尤もだと思いますが、可哀想などと言われる仕事ではないと思います。
精神的、肉体的に大変辛い仕事でしょうから、根性の無い人間にはできない仕事です。また、以前年収のお話をされてましたが、仮に隊長の年収が300万程度であれば、きつい仕事であまりの薄給でかわいそうとなりますが、そうではないのでそれも当てはまりません。そして長年の経験で培った特掃技術は立派な専門技術です。
何十年も生きてきて、普通の人ができない仕事(嫌味ではありません)をやっている人に対して、そんな失礼な態度、言葉を口に出せる人間の方がよっぽど可哀想だと思います。
ブログを読んでいると、失礼なことを言う人、情の薄い人、隊長の気遣いに対して感謝の気持ちを持つことのできない人など、色々な人がいますが、相手に対して怒りの感情を持ったり、文句を書き込むのではなく、常に自分に非は無かったのかなどと自問自答する隊長はとても魅力的です。私が女性だったら惚れてますよ。
その女性は狭い世界に生きていて、自分の主観でしか物事を見られない人ではないかと思います。真の苦労も喜びも知らず、それゆえに想像力が乏しい人ではないかと。
確かに大変なお仕事だけど、簡単に真似できない特殊技術・ノウハウを身につけている隊長は「かっこいい」と思うし、それを困っている人のために役立てて感謝されるなんて、うらやましくさえ思います。有名企業に勤務して周囲から羨望の目で見られていても、人を出し抜いたり、時には顧客をだまさなくてはならないような立場に置かれて葛藤している人、何人も見てきましたから。
もしも今の自分より30歳位年下の人が(子供になってしまう!)
特掃をしている姿を目にしたら、自分に出来ない大変な仕事を幼い人がしている事に、痛々しさを感じてしまうかもしれない。痛々しいと言う思いが口に出さなくても可哀相に変化してしまうかもしれない。決して軽蔑の可哀相ではなく。
同年代の方がされていたとして、尊敬はしても痛々しさは感じないと思う。
私は、子供の年代に当たる隊長に痛々しさを感じたのかなぁと思いました。
もっとも、勝手に覗いちゃう位の方なので特有の無神経さを持っている方なのかも知れないですが。
差し出がましく、スミマセン。
自分には到底できるはずもないその専門のお仕事を、望んでされているのか、業務命令なのか…正直気になったんでしょうか…。そう思いたいです。
私の主人は某市の市職員でゴミを収集しています。普通の家庭ゴミを集めていても「ゴミ集め」…って汚そうに言われる事があります。でもどんな仕事にも意味があります(極悪な仕事は別として)。誰かが必要とする限り、それはなくてはならない仕事なんです。決して人は、蔑んではいけないですね。その中年女性もそんな気持ちをうまく言葉にできなかった…と信じたいです。
「可哀想」という言葉。哀れに思う気持ちから出た言葉なのでしょうが、受けた側からすればなんとなく釈然としない思いがある、日本人特有の曖昧な言葉ですよね。
その女性が故人を「可哀想」と思い作業をしていた隊長さんを「可哀想」と思ったのは事実。
慰めの言葉として「可哀想に」と言ったと思うのですが、これは相手に対して大変失礼な発言になる…やっぱり言葉って難しい…
まったく気にする必要ないですよ。
並大抵の精神力じゃこなせない自分の仕事と正面から向き合って頑張ってる隊長はかっこいいです。
いつも本当に大変なお仕事をなさっていて、
とても見習うとまではいきませんが、励まされています。
GWが始まり意気込んでベランダ掃除をしてみました。
土やほこり、ペットの毛などがヘドロのようにたまっていて、意気消沈してしまいましたが、戦う男(勝手な呼び名でごめんなさい)はもっと頑張っている・・・と自分に言い聞かせかなすことができました。とても小さな事ですが、ありがとうございました。
拝見していませんでしたがコメントのしようが無いくらい大変な仕事をしていらっしゃるようですね。
自分は今年、受験生で就職先なども考えないといけませんが、こういう仕事があることすら耳にしたことはありませんでしたがある方にココを教えてもらい来て「大変な仕事なのに頑張れるなぁ~」など感心する所や自分が無理な事も出来るなんて本当憧れてしまいます。
将来、警察か消防になろうと思っているんですがこういう仕事も人の役に立てるのだったら頑張ってみたいと思います。
これからもお仕事頑張ってください。
その道はわからない。』
はじめまして。
上記は、僕の好きな言葉です。(うろ覚えですが)
いつもは読むだけですが、今日は思わずコメントをつけてしまいました。