本番無事終わり、打ち上げでしこたま飲み、フラフラなのだが翌朝無理矢理起きて、
いよいよ父の故郷「米良」へ。秘境とも言うべき山の懷深く進む。
急げ。交通規制有り。時間を過ぎると通行止めになってしまう。
頂いたお花を宅急便頼んだりしてたら、ヤバい。間に合わないかも。
山道(と言っても私の記憶にある道とは全然違う、ずいぶんきれいだ)を
ぐんぐん飛ばして、やった。ちょっと過ぎてたけど無事通過。
ダムで出来た湖や川の水の色、新緑のグラデーションに泣きそうになる。
子供頃いつも車酔いして、山の色など見る余裕も無かった。
しかし今目に映る美しい山は、まさに神様を感じる。
美しくて、有り難くて、拝みたくなる。
一つ一つの山、一本一本の木、ひと枝ごと、一枚の葉ごとに、
それぞれの緑色。そこに里桜の花の色。ああなんて綺麗なの。
25年ぶりの父の家。お墓参りしたら涙が止まらなかった。
土間に立つと懐かしい匂い。そうだ。この匂い。
神棚を拝む。父の遺影をしばし置く。祖父母の懐かしい写真。
「じいちゃん、ばあちゃん、ただいま」
お墓参りして、さらに銀鏡神社へ。そこでまた大感動なのであったが別頁で。。。
そしてその後、おじちゃん、おばちゃん達と「西米良」の温泉へ。(うちは東米良)
カリコボーズの湯。カリコボーズって「河童」のことなんだって。
色々伝説が有るみたい。カリコボーズに声かけられても返事しちゃいけないんだって。
時間が無くて私たちは温泉は入れなかったけど、今度来たら絶対おばちゃん達と入る!
皆でお食事。美味しいね。車酔いも(二日酔いも)治っちゃった。
おじちゃん、おばちゃん。ありがとう。
お父さんがいたらなぁ。。。