西都原:さいとばる と読む。
西都原古墳群。その名の通り、古墳がいっぱい出たところだ。
ここ西都原の菜の花畑にどうしても行ってみたかった。
いつかこのブログでも紹介したモノクロの写真。結婚前の両親が寄り添う、この場所へ。
一面の菜の花・・・という詩を思い出す。写真はモノクロだが、
黄色い花の色と、青い空が見える。若い二人の声も聞こえる。
そして、来てみた。その通りだった。五十年経っても、空は青く、菜の花は黄色い。
若いシャイな父はあまり笑ってないけれど、今母の手の中の父は、ニコニコ笑っている。
桜の季節は少し前に終わって、ツツジが七部咲き。満開の時は火事のように赤いのではないか?
燃える様なツツジ。若い頃この辺りをデイトした二人の心も、燃えていたに違いない。