鰻の後は、市民会館でリハーサル。
ピアノカラオケをセッティング。
今回の舞監無き戦いには、若林君が大活躍。
音響はもちろん、舞台周りを駆け回ってもらった。ありがとう。
会館の音響の方、上手い。が、しかし私が駄目。集中出来ない。
気が散って声のコントロールが出来ない。
寝てないからか。生のピアノじゃないからか。
大きなホールは好きなのに、焦る。やばい。どうしよう。
こういう時は、まとめようと思っても駄目だ。
あっさり切り上げようと決め、
全曲数小節ずつ歌って、やめる。明日は明日の風が吹く。
といっても、心がざわざわして腑に落ちない。
若林君に確認すると「いつもの声だ」という。
早くホテルに帰るか!と思うが、宮崎に行ったら逢いたい人がいたので電話する。
今回の歌謡祭のポスターを作ってくださったことがご縁。
「だごふ~ず」の代表伊藤正氏。すぐ側にいらしたので訪ねてみた。
宴会の真っ最中にずかずかと入って行き、Facebookでしか知らない方とご対面。
この方は、東日本震災食糧支援『一人一食プロジェクトin宮崎』の代表で、
彼(食品会社)の食品加工技術を生かし、
不衛生な場所でも安心して食べられるレトルトのおこわを開発。
1万食のメッセージ付き「おこわ」を被災地に直接届けた。
その活動に、陰ながら敬意を抱いていた私は、是非お逢いしたかった。
本番前は飲まないのだけど、「飲まずにはいられない」とご相伴。
西都の焼酎「逢初」あいそめ。
古墳群で有名な西都原。コノハナサクヤヒメと、ニニギノミコトが、
初めてであった場所が「逢初川」なのである。
何だか目出たい酒じゃないか。とても美味しい。
既にあった瓶が空になり、新しく入れたボトル少し飲んだところでお開き。
それを私にくださった。いつ飲むの?と思ったが有り難く頂く。
帰り道。「そっか。明日楽屋に持って行こう」
ホテルへ戻ると、曲で悩む。
リハーサルの感じから行くと作戦変更だ。
前日寝てないのに、さらに朝方まで。