バイクで走りたい北海道。
一度は行ってみたい宗谷岬、そして美瑛。
試される大地。
かれこれ4ヶ月ほど経ってしまい記憶も曖昧になってきましたが北海道旅の記録。
来年、再び訪れるための備忘録としても。
7月末から10日間、本当はバイクで行きたかったけど台風と重なって天気がイマイチ良くない。
イマイチというかまったく良くなかった。
色々と考えた結果、車にロードバイク積んで行くことにしました。(結果的にこれが正解でした)
行き当たりばったりの完全ノープランだったので突然の雨や眠たくなった時のために車なら安心かなと。
7月21~22日
自宅から大間崎まで。
830kmもあるとは!
東京から大間まで走る労力、燃料、高速代等考えると大洗~苫小牧の商船三井フェーリーをお勧めします。
が、このフェリーはトップシーズンだと3~4日先まで予約が埋まっているので急に行きたくなっても予約がとれない。
前もって日程が決まっていればフェーリーが断然楽です。
むつ市 大湊駅
本州の終着駅から行ってらっしゃい
大間の手前
本州最果てに到着
大間崎のモニュメント
翌日、朝イチのフェリーで函館へ渡ります。
23日
函館~苫前 442km
津軽海峡フェリーで大間~函館90分です。
あっという間に函館ですが天気が悪い。
函館山が見えるはずか濃い霧でこの有様。
あいにくの雨で天気が悪いので函館の観光は帰りに。
先を急ぎます。
ニセコで温泉に入りリフレッシュ。
ぽつんと海辺に建つバス待合所
夜は怖いだろうなぁ。
留萌駅
24日 苫前~オロロンライン~宗谷岬~網走 550km
どう考えても走りすぎ。
日本最北の駅、稚内駅
宗谷岬
やっぱり自転車で来ないとダメだ!!
曇りでしたが見てるうちに土砂降りの大雨。
キタキツネが普通に歩いてる。
痩せてますね。
宗谷岬裏手に『宗谷丘陵』
「最北の白い道」という名前。
白の正体はホタテの貝殻
紋別のさきだったかな?かに~~!!
巨大でした
網走駅
網走刑務所
正式名は『博物館網走監獄』
25日 網走~根室~釧路 540km
斜里町にある
屈斜路湖
砂地を手で掘ると温泉が出てくる。
不思議な湖
霧の摩周湖
ココは裏摩周湖と言われている展望台。
表の方が霧で走れないくらいだったので回ってきたけどこの状態。
何も見えません。
ここまできて見れないのも悔しいので少し待機。
すると・・・
晴れてきました
すっかり晴天
だったけど10分くらいでまた霧の中。
最東端 納沙布岬
日本最東端の駅
この電車を撮影したのが『別当賀』駅近く。
駅舎↓
秘境駅。
写真を撮りに中に入ってみるとご年配の男性がなにやら着替えをしていました。
色々とお話を聞くと北海道を歩いて旅してるとか。
それもほ北海道一周!!
一度に回りきるのでは無く数日歩いたら一度地元に戻りまた時間が出来たら旅をする、その繰り返しで北海道一周するそうです。
定年後の新しい趣味としてやっているとの事でしたが話が壮大すぎで驚きしかなかった。
北海道外周を歩いて線で繋ぐと!!凄すぎ。
「もう歳で~~」とか言ってる自分が恥ずかしい。
そしてこの方、なんとサントリーウイスキー『知多』を1から開発し世に送り出した方だそうです。
もしかしたらとんでもない方だったのかもしれません。
名刺を頂いたのでその土地(愛知県知多市)を訪れた時は尋ねてみたい。
26日 釧路~南富良野 337km
この日も雨模様。
釧路湿原を観光しようと一山越えようとすると舗装路からいきなり砂利道。
それも対向車が来たらすれ違えないい一本道の一車線。
国道なんだけど(^_^;)
北海道恐るべし。
そして広すぎるぞ、北海道。
中々天気が良くならない。
27日 南富良野~美瑛 328km
朝一で映画『鉄道屋』( ポッポや)の撮影セットがある場所へ。
高倉健さん、渋いです。
美瑛に到着後翌日のサイクリングのため車で下調べ。
駅近くに先頭もあったのでゆっくり出来ました。
28日 美瑛でサイクリング 93km
この日は一日美瑛でサイクリング。
『美瑛センチュリーライド』のポスターを見かけた。
サイクリング後に 美瑛~旭川~追分まで162km
29日 追分~支笏湖~洞爺湖~函館 359km
洞爺湖
??
函館に到着して夜景を見ようと函館山に登るも濃い霧で全く見えず。
すぐ目の前の視界も無いほどの濃い霧。
1時間ほど粘るも霧が晴れる気配が無い。
つくづく天気に恵まれなかった。
少し下ったとこで霧が一瞬晴れたので撮ってみた。
30日 函館サイクリング
最終日はフェリーの時間まで自転車で函館ブラブラ。
五稜郭タワー
函館関所
夕方のフェリーで大間へ
大間~自宅 859km
大間到着が日が落ちてからだったので仮眠しながら翌朝に自宅到着。
実に4400kmを超える長旅となりました。
北海道のスケールのデカさは実際に走って見ないと解らないだろうと思う。
よくテレビなどで「隣町まで100km」とか話を盛ってるでしょ?と思ってましたがこれは本当でした。
距離の感覚が全然違う。
そして道も広く真っ直ぐ。
次の信号まで10km直線、信号曲がるとまた数キロ直線とか当たり前のように出てくる。
少し走りすぎた感もあるがとても楽しい10日間であったことは間違いない。
天気には恵まれなかったけど。
来年、暖かくなったら次はバイクで場所を絞って行く計画を立ててみようか。
自転車でも行かないとなぁ~~。