我が家菩提寺に梵鐘の見学に出かけました。先の市文化財保護協会の会長さんと私たち事務局2人で年度末の慰労会をした時に、お寺さんの鐘に刻印されている内容を見てみたいということが話題となり、今日それが実現しました。

キラキラと龍の目が光っています。

鐘の上部に2方向に龍が彫られています。

この梵鐘は享保四年(1719)の作です。

造った人は歌代(あやしろ)六左衛門清房さんです。
北陸からいらした方のようです。

この梵鐘には、私には分からないことがたくさんあります。
たくさんの戒名が彫られています。信士、信女、居士、中には童子もあります。

寄進した方などの名前も彫られていますが、何故たくさんの戒名が彫られているのか分かりません。
和尚様に教えて頂こうと思ったのですが、たくさんの和尚様が集まる日(禅問答を行う「法戦式」の日)で、ご挨拶は申し上げたもののとてもお話をお聞きするような日ではありませんでした。
姉という字だけが異体字?を使われていること、お寺の山号が今の山号と違っていること、他々和尚様に教え乞わなければならないことがたくさんあります。
機会を見つけて、最終的にはお盆のご挨拶の時にでも教えて頂こうと思います ・・・
