八ヶ岳田舎暮し 移住のススメ MORISH COUNTRY

八ヶ岳での田舎暮らし支援。田舎暮らし37年の実績で移住相談、冬も快適な別荘デザイン&建築サポート!人生一度きりですよ!

8月11日は台風一過の晴天でした。

2014年08月13日 01時44分25秒 | 八ヶ岳 田舎暮らし
台風一過の青空!
10日の嵐が嘘の様ないい天気!
半壊した屋根を、早々に大工さんが来て仮修復をしてくれました。
これで、雨漏りは防げる。
お盆明けに、本格葺き替え工事が始まります。
屋根に上ってみたら、南アルプス連峰が一望できるではありませんか!
屋根工事のついでにロフトを作るかな!
天窓は吹き抜けに付けてもらおうかなと思っています。
ドーマーもとか思ったけど、費用がドンドンかさんで来るので我慢我慢!

今回の屋根トタンが吹き飛んだ原因は、新築時の施行方法にありました。
僕の家はスウェーデン・ログハウスです。
当時、建て方もスウェーデンと同じ様に建てられました。
これが、原因なのです。
現在の日本の高気密住宅は軒下に換気口が設けてあって、屋根のトップへ排気口があり、
天井にたまった熱気が抜ける様に作ってあります。
破風も雨水が浸入しない様にしっかりとカバーしてあります。
スウェーデン製のログハウスには、この造作が無かったのです。
どうなるかというと、熱気や結露に寄る水蒸気の逃げ場が無く、天井裏の断熱部分に溜まって蒸れてしまうのです。
新築時から2年くらいは、天井から滝の様に雨漏りがしていました。
販売店曰く、
「ログハウスは水分を含んでいるので、それが乾燥して落ちてくるので、心配ない。2年もすれば収まりますよ」と。
確かに、2年くらいしたら収まりました。
でも、原因はそれだけではなく、結露した水分の逃げ場が無くて、屋根の断熱材に含まれ、蒸れていたのです。
屋根トタンを直接打ち付けている構造用合板は蒸れにより、フニャフニャになっていたのです。
屋根トタンを打ち付けている釘は全く効かなくなっていたのです。
そして、破風の処理が全くお粗末で、屋根の構造用合板がむき出しになっている箇所があって、
そこも風雨にさらされ、腐って来ていました。
今回はその腐って釘が効いていないは負の部分に突風が吹き込み、一気に屋根トタンをめくれ上がらせたのです。
施行した所に損害賠償を訴えようにも、販売会社も今は潰れて、携わった大工さんも亡くなられていました。
まあ、30年近く経っているので、仕方が無いと言えばそれまでですが、しっかりした施行会社であれば、今でも存在していたでしょう。

MORISH COUNTRY HOUSEは、諏訪エリアでも大手のゼネコンであるスワテックがメインで施行します。
技術はしっかりしていて、なおかつ、私自身が標高1490mの別荘地に住んでいるので、その経験を生かして建築してもらいます。
今回の屋根吹っ飛び事件で、また一つ学ぶ事が出来ました。

taizen58@yahoo.co.jp
友枝コウジロウ

この屋根トタンのめくれは、もっと凄かったのですけど、大工さんが来て可能な限り戻してくれました。


平らにしてから、養生シートをしっかり取り付けてくれました。




なんと、屋根に上れば、甲斐駒ケ岳が見えるではありませんか!
ウ~~ン、ロフトを作りたくなりますよね!



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