ジブリの絵職人
今日、愛媛県立美術館で開催しています「男鹿和雄 展」に行ってきました。
いやあ、凄いクリエーターだなと驚嘆しました。
制作意欲の凄さは作品数だけでなく、下書きから完成までの過程が観れる今回の展示内容からみてとれます。
そして、極めつけは下書きに残されている宮崎監督とのやり取りです。
何気ない下のアングルからの小学校の絵で、コメントは「もう少し運動場を広く」です。
その絵には運動場は描かれているわけではありませんが、小学校の建物が大きすぎたのでしょう。
そのせいで運動場がせまく見えるでしょうということです。
お互いの信頼関係、要求されるものを形にする力。
凄いです。
また、幼かった昭和三十年代の日本のどこにもあった原風景を見事に再現してくれています。
青い空、ため息が出る自然。
なによりも見えないものを描いています。
光と影だけでなく、日ざし、火、雨、雨上がり、雲、霧、風、澄んだ空気。
こんなに見事に描けるものでしょうか。
アニメの背景だとバカにしないで下さい。
子どもの見るものだと決め付けないで下さい。
1月18日までやっています。ぜひ、おはこびを。
今日、愛媛県立美術館で開催しています「男鹿和雄 展」に行ってきました。
いやあ、凄いクリエーターだなと驚嘆しました。
制作意欲の凄さは作品数だけでなく、下書きから完成までの過程が観れる今回の展示内容からみてとれます。
そして、極めつけは下書きに残されている宮崎監督とのやり取りです。
何気ない下のアングルからの小学校の絵で、コメントは「もう少し運動場を広く」です。
その絵には運動場は描かれているわけではありませんが、小学校の建物が大きすぎたのでしょう。
そのせいで運動場がせまく見えるでしょうということです。
お互いの信頼関係、要求されるものを形にする力。
凄いです。
また、幼かった昭和三十年代の日本のどこにもあった原風景を見事に再現してくれています。
青い空、ため息が出る自然。
なによりも見えないものを描いています。
光と影だけでなく、日ざし、火、雨、雨上がり、雲、霧、風、澄んだ空気。
こんなに見事に描けるものでしょうか。
アニメの背景だとバカにしないで下さい。
子どもの見るものだと決め付けないで下さい。
1月18日までやっています。ぜひ、おはこびを。