走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

挨拶ができない

2009年02月10日 22時32分39秒 | その他
地元経済界の代表の方の話を拝聴していて、赤面したことがあります。

その方の話はこうである。
「わが社では、毎年、子どもたちの職場体験として多くの機会を提供しています。
 しかし、最近気づいたことがあります。
 それは、子どもたちがあいさつをしなくなったということです。
 なぜだろうと思っていたら、その原因がわかったような気がします。
 引率してきた先生があいさつをしないのです。
 これには、驚きました。
 そして、中にはきちんとあいさつできる先生もいらっしゃる。
 そういう先生の名前はすぐ覚えます。
 でも、冷静に考えると、前はあいさつすることが当たり前だったんです。
 それだけ、何かおかしくなったんですよね。」

思わず、
 「すみません。」と反射的に謝ってしまいました。
 「あいさつは大事です。」と私も部下たちに教えているつもりです。
 でも、本当にあいさつを返してこない部下がいるのが事実です。

 口が重いためかというと、仕事の説明をさせるときちんとできるのです。
 それだけに、「何で?」なのであります。

 ひょっとして、「あいさつをされたら、あいさつを返す」ということを誰も教えてない?
「まさか!?」
でも、そのまさかかもしれない。
教えられていないから、ずっとしなかった。
だからできなくなった。
...考えられる。

 常識を非常識と捉えなければならない時代なのであります。
 知らないことを怒るのではなく、知らないことを教えられる大人にならなければと思うようになりました。

 口やかましい親爺のススメ!!