走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

どう英語を教えるか

2009年02月20日 23時43分08秒 | その他
 今、小学校では大変なことが起こっている。

 というのも、小学校高学年に英語教科が加わるからである。
 中学校とちがって小学校教諭は英語専門の先生がいるわけではない。
 むしろ、英語が苦手な先生の方が多いかもしれない。
 英語が読み書きできても会話ができる先生は、もっと少ない。

 しかし、現実は待ってくれない。
 本課では、地域の人材を募集・登録してもらい学校に紹介する「地域力学校応援事業」を今年度からスタートした。
 上記のニーズが学校から出てくることが予想されたので、担当に言って英語のできる人材に特化した募集チラシを急遽作らせた。
何もできないが、動かないよりは動いた方がよいと思ったからである。

 しかし、「焼け石に水」かもしれないと思った。
 なぜなら、英会話は単に発音を教えることに専念するというものではないと思うからである。
自分の心をいかに伝えるかということの方が重要だと思うからである。

 そして、子どもたちの知的好奇心をいかに呼び起こすかにかかっているとも思う。
 どこかの小学校では英語劇を通して、知らない間に目標を設定させ、達成させていく。
そのことが、成功体験として積み上げられ、いつしか英会話が好きになるという。

 小学校の先生にとっては受難の時代に入ってきた。
 しかしお願いしたいのは、英会話は度胸である。
 失敗を恐れない勇気を子どもたちに見せていただきたい。

 その行動こそが、子どもたちの心を濯ぐリ、挑戦する心をもたせる。
 失敗しないようにする完全無欠主義の先生よりは欠陥だらけの先生の方が、本当は子どもたちは好きなのである。

 先生、そのことを忘れないで。