走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

すがすがしく居直る部下

2006年07月16日 11時35分42秒 | その他
 公民館主事という仕事は、地域の中で行政マンとして一人で現場に立ち、孤軍奮闘をしているというのが現実です。
その環境の中で、一番苦労するのは、やはり人間関係です。
それは、想像を絶する場合もあるようです。
 公民館の現場は、人あしらいのうまい人や、人と話すのが好きな人には適するのですが、すべての職員がそうかというと、どちらかというと、そういう職員の方が圧倒的に少ない中で、彼等は日々、手探り状態の中で頑張っています。
また、本当に苦労をしています。
時には、悔しさや涙を流したいこともあるようです。
人は、それを人間修行だとか、一人前の職員になるための試練だ、と言う人もおられるようですが、そんなに簡単なものではないのです。
「そんな時、課長である私に相談をしにおいで。」と言っているのですが、さすがに来にくいようです。
このことは、私自身の責任だと思うのでありますが、少しづつ「課長、いいですか。」と声をかけてくれる職員が増え始めているのも事実であります。
でも、私のところに来る前に、本課の公民館担当の職員に相談するケースの方が多いのですが...。
担当職員も現場経験者ですから、私のように十聞かなくても、察しがつくようで、親身に相談に乗ってくれているようです。(このことには、本当に担当者たちに感謝しています。)
そんな時、ある公民館主事の人と話をしていたときのことです。
「今のままでは駄目です。」
「早く、(職場を)替えて下さい。」
じっと聞きながら、寂しくなりました。
確かに、努力しても変わらないのかもしれない。
そこで、こう切り出した。
「じゃあ、駄目は駄目でいいから、ではよくするにはどうしたらいいのか、そのチエをくれないか?
 このままでは君は単に批評家で終わってしまいます。
 まして、どうすべきかを語らずに異動で他課に替えて欲しいという。
 これは何にもせずに、ただ敵前逃亡をするのと変わらないんじゃないか?」
彼は、黙ってしまった。
建設的な考え方をもたない限り、どこへ行っても、誰かのせいにしてしまう。
たった一人では何も変わらないと思う人は、多い。
でも、その多くの人が何もやらずにあきらめている場合が多い。
特に、頭のいい人ほど、この傾向が多く観られます。
いろいろとシュミレーションをし、消去法的に一つづつ自分でつぶしてしまい、だからできませんと言う場合が多い。
だめもとで、一歩踏み出す勇気をもち、「課長、やったけど、やっぱり駄目でした。」とすがすがしく居直る部下が、私は好きです。

トワイライト新玉

2006年07月15日 22時32分43秒 | その他
 今夜は、新玉公民館主催の「トワイライト新玉」が新玉小学校で開催されると聞き、予告なしでお邪魔してしまいました。
新玉公民館も中心部に近いところにあり、地域コミュニティの崩壊が危惧されるところでありますが、そんな心配など関係ないくらい、驚くほどたくさんの人たちが来られており、びっくりした次第であります。
 何よりも、各種団体の役割分担ができており、活気に満ちた催し物でした。
本番の盆踊りが始まる前のオープニング・イベントでは、水軍太鼓、伊予萬歳、金管バンドの演奏、獅子舞と、伝統芸能を中心とした催し物が、繰り広げられました。
 そして、その多くが小中学生によるものだったということです。
 地域の伝統芸能を守るのは、やはり若い力が必要なのですが、このような光景を見ると改めて、その重要性を痛感しました。
 本当に、菅館長、関係者の皆様、公民館主事の山本くん、ご苦労様でした。

番町サマーカーニバル

2006年07月15日 11時28分24秒 | その他
 昨夜、番町公民館主催の「番町サマーカーニバル」が番町少学校でありました。
棚橋館長をはじめ役員のみなさんのお力で、盛大に催されました。
出店あり、盆踊りありと、まちの真ん中でこんなに地域の人たちが集まるものかと、驚かされました。
 中心市街地の衰退が社会問題になり始めていますが、この催し物を見ていると、がんばれば中心市街地の活気は確実に戻るなあと、自信の持てる夜にもなりました。
 そして、歴代の番町公民館主事が、ボランティアで手伝いに来ていたことがなによりも驚きであり、その人たちに心からお礼を申し上げます。
 それから、それから、現在の公民館主事の忽那の欣ちゃんの頑張りに対して、本当にご苦労様と言わせていただきます。

松山のITの恩人

2006年07月15日 10時29分53秒 | その他
 昨日、アイテム愛媛で愛媛ITフェアが開催された。
 その中で、総務省・情報通信政策局・総合政策課長の阪本泰男氏の「u-Japan政策の現状と課題」というテーマの講演がありました。
 同氏との出会いは、平成13年までさかのぼります。ある人の紹介で、旧北条市出身ということだけで、頼ったわけです。
ほとんど飛び込み営業状態でした。氏がどれほど重責のポストを担っているのか、どれほど多忙なのかなど、一切関係なしの訪問でした。
 しかし、阪本課長(既に、課長になっておられました)は、わざわざ時間を割いて私の相談にのってくれました。
 私は不器用なりに、ITを使った産業振興ができないかということを、稚拙な言葉で説明させていただきました。
そして、故郷のために貢献していただけないか、ずうずうしくもお願いしたのであります。
すると、「僕は北条出身で松山市ではないからね。」という言葉が返ってきました。
そこで、私は「まもなく北条も松山市になりますから。(まだ、合併の話がおぼろげながら出てきはじめた時期にもかかわらず、既に決めてかかっていた自分もどうかとは思いつつ)」
それに対し、阪本課長は、「そうだね。」とにこっと笑われ、これからの我が国の情報通信政策の方向性と課題について、ゆっくりとわかりやすく説明していただきました。(このときに同氏が我が国の情報通信政策に携われているなどとは知る由もなかったのですが)
白紙の私は、その話が新鮮で、その一言一言に引き込まれていきました。
そして、内心、これからの産業振興には絶対に光ファイバーを中心とする超高速大容量通信網(ブロードバンド網)が必要であり、どこよりも早く整備することが必要であることを痛感しました。
「わかりました、松山市はブロードバンド網をどこよりも早く整備したいと思います。」
「ははは、でも地域内で整備できても、地域と地域を結ぶ線はどうするの?」
「はい、それは国でお願いします。」
「ははは、おもしろい人だね。」
それから、上京するたびにお邪魔をし、そのたびにわざわざ時間をつくってくれ、私にとっては刺激的なお話をたくさんしてもらいました。
それらは、常に何年後かには実現する話ばかりでした。
もし、松山市がIT都市と呼ばれるようになったとしたら、一人は中村市長の英断と阪本課長のお話だったと思います。
そういう点では、同氏は「松山のITの恩人」だと、私は勝手に決めているのであります。
その氏が講演の最後に、今後の情報通信の方向性を読み取れる良書として推薦してくれた書籍がありますので、ご紹介します。
トーマス・フリードマン著「フラット化する世界 上・下」/日本経済新聞社刊行
私も、この連休間に読んでしまおうと思います。

玲瓏(れいろう)な人生とは、

2006年07月13日 22時24分56秒 | その他
 NHKのプロフェッショナルという番組で、棋士・羽生善治がプロフェショナルの心構え等について、次のように語っていた。
 天才と言われた彼がスランプに陥ったとき、その苦汁の中で学びとったことに、平常心の中で淡々と同じことを繰り返すことの難しさを語った。
 そして、ある日、その答えを若い棋士たちと将棋をさす先輩棋士たちの姿から学びとる。先輩棋士たちの直向なまでの自分らしさの追及と継続のための指導を見て、自分の将棋のスタイルの確立の重要性を知る。
十代、二十代、三十代へと成長する中で、彼が得たものは「大局観」と「直観力」。また、「負けて学ぶ」というプラス志向をもち始めたこと。
 特に、「直観力」については、ただの思いつきによる行動ではなく、今まで積み重ねてきたものによって、まっすぐ出てくる力だと説明していた。
 話は続く、若い頃はあまり詰め込んでいないから「まよい」や「ためらい」は、少なかった。
だが、歳を重ねていくと様々なものが詰め込まれていくので、「まよい」や「ためらい」が生まれ始める。「まよい」や「ためらい」は、恥ではないのだ。
そして、それが恐れへと転換し始めるとリスクを犯さなくなり始める。
しかし、リスクなくして成長はないとも語る。
「玲瓏(れいろう)」-曇りなく、輝くこと。
平常心で自然体のまま、大局的に物事を観、直観力を信じ、果敢にリスクに挑戦する。それこそが、玲瓏な人生かもしれない。

新たな視点

2006年07月13日 19時22分26秒 | その他
 今日、振り替え休暇を取って、免許の書き換えに行ってきました。5年ぶり(さりげなくゴールド免許証をアピール)に行った免許センターで驚くことがありました。
それは、申請時に○○協会への加入を勧められるのですが、頑なに断ってきました。
なぜなら、入会によるメリットが感じられなかったからです。
 それが、その協会に入会すると、驚くことに申請書の代筆サービスと視力検査がVIP待遇で受けれるコーナーを設けていたのです。
よく見ると高齢者の活用が多い。なるほど、憎いくらいよくできたサービスであります。行政サービスの一環だから区別(差別??)していいのかということを指摘される可能性があります。
 しかし、運営団体は非営利団体だと言ってしまえば、それできちんと理屈がつきます。
 しかも、別途に料金を払う、受益者負担サービス方式であります。
本当に、うまい!!
 と、感心させられました。
 ホテルのサービスを見ればよくわかります。
同じホテルに泊まっても、支払うお金でサービスが異なってきます。
 また、若い頃、出張に行くたびにポケットマネーを足して、ホテルのグレードを上げていったことがあります。
料金とサービスがどう変わっていくのかを知りたかったからです。
明らかに違いました。部屋まで荷物を運んでくれるアテンドサービス。洗面室のサプライ品の種類や高級感、バスローブの有無、そしてコンシェルジェの数、顧客の無理難題に対する返し方等。
だから、料金に差があっても仕方ないと思わせるだけのサービス提供が行われるのです。
 一方、私たち行政サービスは公平の原理だけを優先し、サービスの質を軽視してしまう傾向があります。
 例えば、電子納税システムについて見てみると、当初見込んでいた利用率20%が、現在0.4%と聞く。他のネットワークとの連携不備や制度上の問題などが複雑に絡んでいるとしても、原因はもっと身近なところにあるのではないかと思うのです。
それは、まだネットワークを利用するパソコン操作ができない中小零細企業があまりにも多いということです。
つまり、当面は免許センターのように、ドロクサイサービスの方が受けるんじゃないかと思うのです。
具体的に説明すると、納税組合とか行政書士協会といった組織とタッグを組んで、その組織に入会すると行政の窓口の横で青色申告の代筆をいたしますみたいなサービスがあって、そのショバ代として手数料の何%かを行政が収入にしてしまうのです。(納税者の本音としては、タダにしろと言われるかもしれませんが...)
これは、あくまでも例えです。
 視点さえ変えれば別途料金を払ってでも、より質の高いサービスを利用してくれるのではないかということです。
 その時のキーワードは、支払っても価値のあるサービスであり、人を介する温かいサービスであると思うのです。いかがですか、みなさん。


現場を愛するということ

2006年07月11日 23時38分01秒 | その他
 旧北条市である第8ブロックには、3月まで内勤をしていた二人の公民館主事がいます。表面的には、陰と陽を思わせる二人ですが、内にひめたる熱き思いは甲乙つけがたいものがあります。
 二人とも、この4月に現場を望みました。
 内心、新任の私を見捨てるのかという思いはありましたが、彼らの思いは、そんな次元の低いものではないということにすぐ気づきました。
このままでは現場がだめになる。自分たちの今まで思い続けた思いを現場でぶつけたい、という思いがひしひしと伝わってきたからであります。
 そこで、合併後、少しギスギスなり始めていた北条地域に、精鋭として彼らを送り込むこととしました。また、3カ月半ですが、彼らは十分すぎるくらい成果を出してくれています。
 彼らをして、改めて思うことは、現場に立ち、現場を愛し、現場から発想する、率先垂範タイプがいかに必要な人財であるかということであります。
 彼らの見えないところでの真摯な姿勢が、地域の人たちの心を動かすということをしっかりと見ておこうと思います。

世界にチャレンジする若者

2006年07月09日 23時35分32秒 | その他
 みなさん、「バイクトライアル」というスポーツ競技を知っていますか?
この競技は、自転車(通常「バイク」と言います。)でさまざまな障害物を自転車に乗ったまま、ピヨンピヨン飛び越えいくものです。
 そこで、みなさんに紹介したいのは、写真の人物です。宮岡 啓太(みやおか けいた)くん、22歳です。彼は、国内ランキング3位、松山市出身。わが郷土が誇るスポーツアスリートのひとりなのです。(http://www2s.biglobe.ne.jp/~hobby/)
 海外遠征では優勝実績もあり、その戦績も輝かしいものがあるのですが、残念なのは遠征費がないために、その多くをあきらめなければならないことです。
 話を直接させていただいたのですが、本当に好青年です。子どもたちを大変可愛がっていて、後進の指導にも時間の許す限り面倒をみており、現役を退いた後は後進の指導に当たりたいとしっかりとした夢を持っています。
 でも、お金がないことを障害に思っているようでもなく、本当にバイクが好きで、トライアルが好きだということが、強烈に伝わってきます。私が22歳のときと比べると、恥ずかしくなるくらい、彼は凛としています。
 そして、なによりも彼の子どものように輝くまなざしが、誰をも引き付ける魅力だと思います。
 何とか彼の夢である「世界一」をかなえさせてあげれるお手伝いができないものか。本市では、スポーツ振興でまちづくりを掲げております。しかし、団体スポーツには目がいきやすいのですが、個人競技で、ましてマイナーなスポーツ競技にはなかなかスポットが当たらない現実があります。(大きな組織とよく似ていますが)
こういったスポーツにスポットが当てられないものか。そこで、「宮岡啓太基金」みたいなものが創れないか模索しています。
彼の挑戦は困難なものかもしれない。でも、小さな身体で世界を目指し、挑戦し続けている。どうか、みなさん彼を応援してもらえませんか。
彼の生き方に触れることで、もう一度、自分の夢を持つこと、それにひたむきに取り組むことを思い起こしてはみませんか。


親子のふれあい

2006年07月08日 23時33分55秒 | その他
 おかげさまで本日、「親子ふれあい事業」として梅津寺海水浴場で潮干狩りをやることができました。曇り空で、少し雨混じりに、早朝は雷もなるという決していい天候とはいえない中での実施でした。(私の悪運の強いのは、この天気で熱中症も出なかったというプラスの効果が出たということであります。)
 この事業は、去年まで「親子ふれあいの船」という形で実施されていましたが、少し趣向を変えようということになり、親子で「楽しむ」と「学ぶ」というキーワードで、夏は「親子で潮干狩り」、秋は愛媛大学と共催で「親子で科学フェスティバル」ということになりました。
なによりもうれしかったのは、担当からあがってきた企画で、課長の私は「うんうん」とアシスト(までいっていないのですが)しただけであります。
 さて、今回の潮干狩りは、PTA連合会第6ブロックが昨年から実施していた潮干狩りにあいのりをさせていただいた企画でもあります。
そういった意味では、本当に松山市PTA連合会の関係者ならびに第6ブロックの役員の皆さんには、大変迷惑をかけながら無事やり遂げることができました。
なによりも準備が大変で、担当の松本リーダーをはじめ、菅能くん、山本くん、(ちなみに菅能くん、山本くんは高浜公民館に泊り込んでいただきました。ということは、当然ながら高浜公民館の川内館長や高浜公民館主事の大内くんにも大変迷惑をかけてしまいました。)山下さんのチームワークの成果だと思います。そして、PTA連合会の事務局のみなさんの頑張りには、頭が下がりました。
それから、担当は違うけれども、課内の職員総出で前の日の貝撒き(これがかなりの重労働であったようです。課長は留守番でしたので部下の苦労を後で知ったわけですが...)や当日のサポートをやっていただき、その一致団結した行動を誇りに思います。
 おかげで、普段から子どもとふれあっていた親子も、久しぶりにふれあった親子もいたと思うのですが、この体験がきっと子どもたちが大人になったとき、フラッシュバックのように映像として思い起こされれば、我々の苦労は吹き飛ぶと思います。
 もう一度、今回、お世話になった皆さん、本当にありがとうございました。

住民の目線の高さとは

2006年07月08日 01時04分16秒 | その他
今回も部下とのやり取りの中で、大切なことを書いたので掲載します。
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○○ ○○ 様

 Tちゃん、メールありがとうございます。
 君が言うように、「□□□なんていらない。」などという職員は私も現状の中では
いないと思っております。
 (中略)
 ただ、この改善計画が危ういのは、改善後の社会システムに対する影響をどれだけ
予測しているか見えないからであります。
 また、この改善計画どおりやると、行政コストはかえって負担が増えるのではないか
とも危惧するからです。
 私たちが気をつけなければならないことは、私たちの何気ない行動や制度改正が社会
システムにどれほど影響を与えるかといったことを知ることが大切ですし、それゆえに
綿密かつ慎重に考察していかねばなりません。
今、私たちが置かれている境遇が辛いからといって、短絡的な発想をしないでいただき
たいのです。
60年間続いてきたこの制度が、出来上がった当時のまま通用するなどとは、私自身も
考えていません。
 しかし継続しているということは、大変な意義なのであります。
 仮に、我々に過ちがあるとするならば、社会環境の変化は常に動いており、それに
気づかなかったり、柔軟に対応できないということにあるのです。
 今、確かに□□□の一部に機能不全が発生しているのも事実でしょう。
 しかし、まず、その部分を改善しないで、「駄目だ。」というのは、単に逃げている
としか思えないのです。
 私は、決して逃げないし、逃げたくない。
 やれるだけのことをやってから、それでもだめなら新たな方策を見つけていけばいい
と思います。
 先日は、皆さんに、その時の大事なポイントは、住民の側に立った視点で見ることで
すと、お話をしましたが、その立場に立っても仰ぎ見たり、見下したりという視点では
何にもならないと気づきました。
 私たちが、行政という立場から離れるということは、その責務や使命を放棄すること
にもなりますから、今後は、住民の目の高さに立った視点で発想や評価を行っていこう
という風に改めようとも思います。
 そして、今回、この「改善計画」を、よく読みこみゲーム理論的にありとあらゆる
予測を行い、その対応策を危機管理しながら進めていこうと思っています。
 そのためには、まず、皆さん全員の心を一つにし、住民にとっての最善の方策とは
何かをともに考えていこうと思います。
 その決意として、皆さんには、くれぐれも「□□□は要らない。」なんて言わないで
いただきたいとお願いしたのです。
 つまり、私は住民にとって「□□□」は絶対必要だと考えているからであります。
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 以上です。省略しすぎて、よくわからないとは思いますが、目線の高さというところ
だけ理解してください。

小洒落たお店 Part3

2006年07月06日 21時20分43秒 | その他
松山の梅津寺海水浴場にBuenaVista(ブエナビスタ)というおしゃれなレストランがあります。
ここは、小説「がんばっていきましょい」の舞台のひとつ、主人公の通う高校のボート部が練習していた場所でもあります。
そして、目の前が、海という最高のオーシャンビューなので、料理が「☆☆」でも許されると思います。
夜は、生バンドの演奏も聴けることもあるそうです。想像してみてください、お気に入りのカクテルを飲みながら、波の漣の音を背中に、ジャズのスタンダードナンバーが流れる。(ちなみに私はまだ夜はいったことないのですが...)
伊予鉄道・梅津寺駅(この駅はドラマ「東京ラブストーリー」で、海を背景に駅のフェンスにハンカチを結ぶシーンがありましたが、その舞台になったところであります。)より徒歩1分。
営業時間 11:00~22:30
TEL 089-953-4886

潮干狩りがあります

2006年07月05日 23時24分50秒 | その他
松山市では、来る7月8日11:00から梅津寺で「親子ふれあい事業」として、潮干狩りを行います。
ただ、参加対象者が市内の小中学校の親子で、学校から事前申し込みが必要です。
当日は、梅津寺パークも無料開放いただけるようで、そちらの方は申し込みはいりません。
ただ、台風が北上しており、担当者を含めてハラハラしているところでありますが、悪運の強い私ですから、当日はなんとか実施できると信じています。
また耳寄り情報として、アサリもすべて採ってしまうことはできないでしょうから、9日以降梅津寺海水浴場で海水浴がてらアサリ掘りをしてみてはいかがでしょうか。味噌汁の味程度は出てくるかもしれませんよ。

小洒落たお店 Part2

2006年07月04日 22時30分16秒 | その他
松山城から西側に海に面した三津浜という地域があります。
この地域は、松山の中でも特異な伝統文化や風土を有している地域です。
古くは沿海の島嶼部との交易で栄え、松山でも唯一、武士の文化が入り込まなかった地域でもあります。
その属性は、商人と町衆と漁師で構成され、それがうまく融合した地域なのです。
また、市営の渡しが残っており、これがとてもいい風情なのです。
そして、豪商の名残りとして、蔵が点在して残っています。
地元では、この蔵を残そうと、「平成舟手組」とNPO「カコア」が一緒になって
まちを博物館に例えた「生活博物館」や「アート蔵」といったイベントを展開(http://www.asahi-artfes.net/program/14.html)しています。
そうした中、その町の中の古い佇まいの民家を有効活用し、地元名物の鯛めしを食べさせる「鯛や」が開店しました。
このお店、非常にユニークで、予約制で週末しか営業をしていないのです。
料理はシンプルですが店主の良心的なおもてなしの心が散りばめられており、「☆☆☆」です。
 店  名:鯛や
 住  所:松山市三津1丁目3-21
 電  話:089-951-1061
 営業日時:金・土・日 11:00~14:00頃まで
 http://www18.ocn.ne.jp/~taiya
 

チエと工夫

2006年07月04日 22時02分13秒 | その他
今年、公民館主事に着任をした人たちには新任主事研修を一泊二日で受けなければなりません。
そして、研修を受けた人たちから報告を受けるのです。
その中で、煎餅をメダルに例えたものを首から提(さ)げているT職員がおりました。
それは、「よくがんばったで賞」ということでした。
「課長、これ、なんでもないものですが、これもらって、僕、とってもうれしかったんです。これいただきです。」
その時のT君の目は輝いていました。
そして、内心、どうするのかなあと思っていました。
それから、時は流れ、電話をしたときに、「課長、例のメダル、地元のイベントで使ってみました。子どもから大人まで、とっても喜んでくれました。とってもいいアイデアだと褒めてくれました。」
その声は、弾んでいました。
なんだ、モノまねじゃないかと思うなかれ。
チエと工夫は、まず人まねから始まるのです。
そして、それを繰り返す内に、選ぶセンス(私はこれを「感性」と呼ぶ)が身についてきて、さらにそれに新たなものを付け加えるようになります。
さらにそれを繰り返すと、創造力が身につき、ゼロから創造をするようになります。
そのときに重要なことは、お金がないと出来ない、人がいないと出来ない、モノがないと出来ないと諦めるのではなく、チエと工夫で乗り越える努力をすることです。
このT君は、お金をかけなくても、地域の人たちを喜ばせるコツを一つ見つけたと思います。
それは、誰でもいっぱい褒めてもらいたい。みんなの前で...

小洒落たお店 Part1

2006年07月04日 21時37分24秒 | その他
松山には夜の飲食店が3,000件もあるのです。
その中には、なかなか小洒落たお店があります。
このブログも県外の人たちが見てくれるようになりましたので、松山のよさを紹介する意味もあって、そういうお店を私の感性で紹介したいと思います。
店の名前は、「馳走(ちそう)-今昔草庵坊(こんじゃくそうあんぼう)」。
住所は、松山市二番町2丁目7番地14号 アプリールビル2F、3F
電話番号 089-941-0118
営業時間 17:30~0:00
和風の創作料理を出してくれ、部屋のレイアウトも変則的に設えられ、プライバシーが守られるようになっております。
料理の味もなかなかのもので「☆☆☆」だと思います。
そこで、ランチョンマットがわりに置かれていた紙に書かれていたメッセージが気に入ったので、紹介しておきます。
   「白い雲が
      ぽっかり
        今日の私は
           うっかり
       いや~~
           さっぱりしたい」