5月5日(金) 晴れ
頼まれてママチャリの整備。その1
頼まれてママチャリの整備。その2
頼まれてママチャリの整備。その3
頼まれてママチャリの整備。その4-1
頼まれてママチャリの整備。その4-2
頼まれてママチャリの整備。その5
5月1日に自転車を預かり、今日で5日目。完成させよう。
リング錠レバーの破損は、傘の先端キャップを2液性接着剤でくっつけた。
樹脂なので、割れてしまったら金属の板を巻くことにしよう。
後輪ブレーキケーブル引き回しと、ブレーキ調整。
左右のブレーキレバーを同時に握った時、後輪は先に利くように調整した。
前輪キャリパーブレーキケーブル引きまわしと、調整。
ブレーキ確認。
プッシュロッド挿入とシフトケーブル引き回し、および調整。
リムダイナモ取り付け。あれ、問題発生。
回転するターレット部分に、マイクホルダーを切ったものを取り付けたが、ダイナモの首の長さが長くなって、泥除けに当たってしまう。
たたいて、マイクホルダーをひっこめた。
ダイナモのナットと同じところまで差しこんだ。
下からのぞくとすき間がある。ダイナモのターレット部分と当たっているのは、マイクホルダーの上の方だけ。
で、取り付けて回転させてみたら・・・
ダイナモ本体が浮き上がってきた。
え、組立に失敗した。
どうやらこの切り欠きに何かが入って、浮き上がらないようにしているらしい。
この金具とスプリングだが・・・
スプリングがここに入って、抜け止めをしているらしい。
ダイナモのケースに収めようとするが、前方後円墳の形をした金具がうまくおさまらない。
スプリング先端の曲がったところが、この金具の切り欠き部分に入るらしい。
ケースに収めたところ。
スプリングの先端部が中央に来ているが、この右側半円状の部分にあの抜けてきてしまった金具を差し込む。
お、前方後円墳型の金具がうまくおさまった。
外れないうちにネジ止めする。
これで抜けてこない。
あ、こっちが抜けてしまった。
クリアボンドで接着する。
LED点灯試験。
左・・・ON 右・・・ OFFの位置。
OFFの時のダイナモの位置。
チェーンにグリススプレーをかけてふたをする。
ふたのネジは後で銀色塗料でタッチアップ。
シフトカバーのネジも短いトラスネジに交換した。
チェーンケースや、シートスティの錆びているところはタッチアップしよう。
ハブシャフトに共締めしている部品の順番を記録しておこう。
前側反射板を取り付ける。ライト・ダイナモ部の記録写真。
前かごを取り付け、ステー位置が決まったので、前ハブも本締めする。
あれ、かごステーも結構塗装がはげているな。
さてはこの塗装は食い付きが弱いのか。
「シリコン配合により、対候性・耐久性に優れたプロ仕様の塗料です。」と書いてあるのに・・・
はげたところをタッチアップ、フレームも銀色でタッチアップした。
荷台ステーとスタンドが、それぞれ逆の方向にずれていたな。
赤い反射板も穴に入れて固定したのだが、横にずれているように見えるな。なぜだろう?
ママチャリのレストア(BBと後輪ハブは分解・グリスアップしていない)は、とても大変だった。
クロスバイク・マウンテンバイクとレストアしてきたが、チェーンのフルカバーがついたママチャリは一番難しいかも。
最後の自転車の姿、完璧ですね。
まだ本人は乗っていないので、走りだす時の軽さに感激してもらえる姿が目に浮かびます。
また、夜ライトを点灯してもらえば、その明るさと静かさにも感動してもらえると思います。
お礼にトンサンの好きなお菓子をもらいました。
(*^ω^*)ポリポリ
今回は、「最近の通りすがり」さんと「あのこら」さんに助けてもらいました。
ありがとうございました。
泥除けステーで、太さを変えているなんて初めて知りました。
少しでも軽くするためだと思いますが、なるべく部品はそろえて欲しいですね。
前後のハブナットの大きさが違うなど、工具が増えるし、やりにくい。
それぞれのコンセプトや互換性などがばらばらだったり、
同じ車種を持っている方でないと参考にならない場合が多かったりするので、
実用車の整備の過程を写真をつけて詳細な部分まで載せているという点では、
かなり珍しい部類に入るのかなと思います。
手間を掛けずに塗装をするのは、今回みたいな方法が最適みたいですね。
自転車の塗装を耐久性のある方法でしようとすると、
3層(下地、本塗装、クリアなどの表面処理)と
層ごと塗料の相性(アクリルやウレタンなど)を気を使ったりするそうで、
まともに行おうとすると慣れてなければなかなか骨の折れる内容だそうです。
ハブダイナモのターレット部分そのままだと地味にタイヤの負担が大きいので、
その部分に巻きつけるアイディアはタイヤに優しいくする方法も珍しく、
それと、ライトの3WLED化も、自転車ではかなり珍しい部類の修理も特徴の1つですね。
ライトの3WLED化はトンサンおすすめです。
http://blog.goo.ne.jp/tonsan2/e/d9dd4438981a5e49f91e96fec1628249
リムダイナモのターレット部分に、円筒形の発泡剤を差し込むと静かになりますよ。
回転数は落ちるけど問題ありません。
すでに5台の自転車で使っています。
うまくいきました。
おお、それはなかなかいいアイデアですね。
この部分はすぐに壊れてネ。