毎月購読しているグランドパワー別冊は前回からドイツ軍のIV号戦車が取り上げられています。今回はE型~F型。もともとドイツ軍ではIII号戦車を主力戦車とし、IV号戦車を支援戦車として開発しました。III号戦車はその当時としては各国が採用していた37mm砲を備えている標準的な戦車といえました。IV号戦車は対戦車戦よりは陣地の攻撃などもできるよううに短砲身の75mm砲を備えていました。
そしてドイツ軍がポーランドに侵攻して第二次世界大戦が始まりました。IV号戦車も出撃したわけですが、初期型のIV号戦車の装甲は薄くかなりの被害を出しました。そのため次第に装甲が強化されてF型が短砲身の75mm砲を備えたIV号戦車としては決定版となりました。
グランドパワー別冊ではF型を短砲身の75mm砲を搭載した型に限っているようなのですが、他の写真集などではF2型として75mm砲を長砲身化したものもF型としていたりします。グランドパワー別冊では長砲身化したIV号戦車は次回発売されるG型としてとりあげるのだろうと思います。
IV号戦車はこのように当初は支援戦車として開発されましたが、設計に余裕があったため長砲身化した75mm砲を搭載することができたため、III号戦車に変わって主力戦史やの座に着きました。III号戦車は搭載できる戦車砲が50mmまでで、独ソ戦が始まるとソビエト軍が装備していた傑作戦車T-34の76mm方に対して威力不足となり、主力戦車の座を長砲身化したIV号戦車に譲ることになったのでした。
その後ドイツ軍では強力なティーガーや傑作戦車パンターを登場させますが、ティーガーの生産は限られていましたし、パンターもIV号戦車を置き換えるほど生産できたわけではなかったため、なんやかんや言ってドイツ軍の主力戦車は最後までIV号戦車だったのでした。突出した性能を誇るわけでもないのですが、軍事力には数をそろえることが必要です。その数の面を担ったのがIV号戦車でした。
そしてドイツ軍がポーランドに侵攻して第二次世界大戦が始まりました。IV号戦車も出撃したわけですが、初期型のIV号戦車の装甲は薄くかなりの被害を出しました。そのため次第に装甲が強化されてF型が短砲身の75mm砲を備えたIV号戦車としては決定版となりました。
グランドパワー別冊ではF型を短砲身の75mm砲を搭載した型に限っているようなのですが、他の写真集などではF2型として75mm砲を長砲身化したものもF型としていたりします。グランドパワー別冊では長砲身化したIV号戦車は次回発売されるG型としてとりあげるのだろうと思います。
IV号戦車はこのように当初は支援戦車として開発されましたが、設計に余裕があったため長砲身化した75mm砲を搭載することができたため、III号戦車に変わって主力戦史やの座に着きました。III号戦車は搭載できる戦車砲が50mmまでで、独ソ戦が始まるとソビエト軍が装備していた傑作戦車T-34の76mm方に対して威力不足となり、主力戦車の座を長砲身化したIV号戦車に譲ることになったのでした。
その後ドイツ軍では強力なティーガーや傑作戦車パンターを登場させますが、ティーガーの生産は限られていましたし、パンターもIV号戦車を置き換えるほど生産できたわけではなかったため、なんやかんや言ってドイツ軍の主力戦車は最後までIV号戦車だったのでした。突出した性能を誇るわけでもないのですが、軍事力には数をそろえることが必要です。その数の面を担ったのがIV号戦車でした。