グランドパワー別冊の4月号5月号別冊はティーガーIIでした。ティーガーIIはケーニヒスティーガーともいい長砲身の88mm砲を搭載していて米英ソの戦車の正面装甲をアウトレンジする距離から撃破できるという、ドイツ軍最強の戦車でした。実用化されたのが戦争末期なので生産された台数は少しにとどまりまして、戦局を変えることはできませんでした。
最強の戦車とは言っても戦車同士の戦いが真正面から撃ちあうというわけでもなく、ティーガーIIも側面の装甲は薄くなるので敵戦車に撃ち抜かれたりすることもあります。それと戦争末期なので燃料の問題で遺棄されたり、故障しても回収することができずに遺棄された数もかなりあったようです。それから重量がかなり大きいのですがエンジンやトランスミッションはティーガーIと変わらないので機動力にも欠け、たぶん移動トーチカみたいな戦い方になったのではないかと思います。バルジの戦いにも投入されていますが、林の中の細い道を走るということから考えるとパンターや4号戦車が主力でティーガーIIは足手まといになったのではないかと思います。
生産された数は少ないものの色々と改良が加えられたようで、その改良点について解説と図が載せられていましたが、私のレベルではその違いを図から読み取るだけの能力がないものでほとんど理解できないというのがありました。ドイツ軍の他の戦車だとある程度違いが理解できるのですが、ティーガーIIの違いはかなり細かい話であって、他の戦車ではひとつのタイプに収まる程度の違いをわざわざ区別している感じがしました。それがマニアというものだと言えばそうなのですが。
それから大戦末期に登場した戦車のためドイツで撮影された写真も少ないようで、撃破されたり遺棄されて米英ソに写真を撮影されて車両も多く、生きているティーガーIIの写真が少ないのが残念なところです。
とはいえ大戦末期の中、新しい戦車を開発して生産することは大変なことであったと思います。実用化したドイツという国には脱帽するところがあります。
最強の戦車とは言っても戦車同士の戦いが真正面から撃ちあうというわけでもなく、ティーガーIIも側面の装甲は薄くなるので敵戦車に撃ち抜かれたりすることもあります。それと戦争末期なので燃料の問題で遺棄されたり、故障しても回収することができずに遺棄された数もかなりあったようです。それから重量がかなり大きいのですがエンジンやトランスミッションはティーガーIと変わらないので機動力にも欠け、たぶん移動トーチカみたいな戦い方になったのではないかと思います。バルジの戦いにも投入されていますが、林の中の細い道を走るということから考えるとパンターや4号戦車が主力でティーガーIIは足手まといになったのではないかと思います。
生産された数は少ないものの色々と改良が加えられたようで、その改良点について解説と図が載せられていましたが、私のレベルではその違いを図から読み取るだけの能力がないものでほとんど理解できないというのがありました。ドイツ軍の他の戦車だとある程度違いが理解できるのですが、ティーガーIIの違いはかなり細かい話であって、他の戦車ではひとつのタイプに収まる程度の違いをわざわざ区別している感じがしました。それがマニアというものだと言えばそうなのですが。
それから大戦末期に登場した戦車のためドイツで撮影された写真も少ないようで、撃破されたり遺棄されて米英ソに写真を撮影されて車両も多く、生きているティーガーIIの写真が少ないのが残念なところです。
とはいえ大戦末期の中、新しい戦車を開発して生産することは大変なことであったと思います。実用化したドイツという国には脱帽するところがあります。