タカタついに再生法適用ですか

　私は電機業界に長年勤務していたので、自動車業界のことはあまりよくわかりません。それにしても、タカタがエアバックのリコールでついに再生法を申請するとか。

　電機業界ではよほど特殊な商品でもない限り、人命に影響することはないのですが、自動車というやつは動くものですから、その安全性には神経質なほど気を配っていることと思います。それでも今回のタカタのような事例が出てしまうんですね。なんとなく残念な気もしてしまいます。

　しかし、そのリコールで自動車メーカーは一兆円も処理しているとか。一企業で負担できる金額ではないですね。これからいったいどうなるのでしょう。想像もつきません。自動車メーカーは処理したお金を会計上ちゃんと処理していると思うので、いきなりあの自動車メーカーがおかしくなったなんてことはないのですがね。

　タカタもエアバックだけを商っていたわけじゃないでしょうから、今後の経営の進め方で自動車メーカーとの関係も維持できるかもしれません。

　それにしても気の毒なのは、その商品をぜひにと売り込んでいた営業マン。そして開発していた技術屋さん。このまま企業として成り立っていくのか心配になってしまいます