航空自衛隊の戦闘機は主力のF-15、対艦ミサイルを搭載できるF-2、大ベテランのF-4EJ改がありますが、そのうちF-4EJ改がF-35Aに置き換わることになっていて、F-35Aの調達がすすめられています。日米同盟といわれるように自衛隊の装備はアメリカ軍の装備と連接できるような装備が基本になっているので、戦闘機だとヨーロッパ製の戦闘機でなくアメリカ製の戦闘機を調達することになるのは必然という気もします。
そういった面でもF-4EJ改をF-35Aに置き換えるのは必然という気もします。そして自衛隊ではさらに短距離離陸、垂直着陸できるF-35Bも調達しようとしています。それに従って海上自衛隊のDDHのいづも型を改修してF-35Bを運用できるようにしようとしています。DDということは駆逐艦をあらわしDDHはヘリ搭載型護衛艦になるのですが実質ヘリ空母です。これを改修してF-35Bを運用できるようにするといのは考え方としては理解できます。
F-35Bのように短距離で離陸できて垂直に着陸できる戦闘機は他にありません。長い滑走路を使える場所なら問題ないですが、狭い島の滑走路とか、攻撃を受けて一部しか使えない滑走路から出撃して垂直着陸して帰還できる。さらにいづも型の護衛艦でも運用できるとすると、尖閣のような界隈でも柔軟な運用ができるということからもF-35Bを調達しようというのは理解できるように思います。
ところが話はこれで収まらないようなのです。航空自衛隊の主力戦闘機のF-15はどうも大きくふたつに分かれているようで、性能向上をはかることができるタイプと、できないタイプがあるとのことです。で、性能向上をはかることのできないタイプをさらにF-35Aに置き換えようとしているとのことです。
これってどうなのかなあという気がします。確かにF-35Aはステルスの最新鋭の戦闘機ですが、そこまでぜんぶF-35にしちゃっていいの?て感じがするのです。よく航空機で事故というか不具合があったりするとその原因と対策がとられるまで全機が運用停止となったりします。ですからF-35ばかりなっちゃたら不具合がでたとき困るのではないかと。
そんなことを考えると性能向上をはかることのできないF-15の後継機をF-35Aでというのは乱暴ではないかなと思ったりしています。航空自衛隊が装備しているF-15自体は70年代の技術での開発された戦闘機ですから今では古い戦闘機になりますが、そのF-15でも最新の技術を導入してたぶん再設計されて従来型のF-15とは別物ともいえるF-15系列の戦闘機が開発されています。そのような戦闘機を導入したほうがF-35系列でかためてしまうよりいいのではないかと思ったりしています。
ついでにヨーロッパ製の戦闘機は日米同盟からも導入しにくいと書きましたが、費用対効果という面でスウェーデンのサーブグリペン戦闘機は我が国の戦闘機として導入するのもありではないかと個人的には思ったりしています。スウェーデンは大きな国ではありませんが、戦闘機を自国で開発できる限られた国の一つでとても特徴的な戦闘機を開発しています。そのサーブグリペンは航空自衛隊が導入しても意義ある戦闘機ではないかなと思うんですけれどもね。でも、たぶん無理だな。
そういった面でもF-4EJ改をF-35Aに置き換えるのは必然という気もします。そして自衛隊ではさらに短距離離陸、垂直着陸できるF-35Bも調達しようとしています。それに従って海上自衛隊のDDHのいづも型を改修してF-35Bを運用できるようにしようとしています。DDということは駆逐艦をあらわしDDHはヘリ搭載型護衛艦になるのですが実質ヘリ空母です。これを改修してF-35Bを運用できるようにするといのは考え方としては理解できます。
F-35Bのように短距離で離陸できて垂直に着陸できる戦闘機は他にありません。長い滑走路を使える場所なら問題ないですが、狭い島の滑走路とか、攻撃を受けて一部しか使えない滑走路から出撃して垂直着陸して帰還できる。さらにいづも型の護衛艦でも運用できるとすると、尖閣のような界隈でも柔軟な運用ができるということからもF-35Bを調達しようというのは理解できるように思います。
ところが話はこれで収まらないようなのです。航空自衛隊の主力戦闘機のF-15はどうも大きくふたつに分かれているようで、性能向上をはかることができるタイプと、できないタイプがあるとのことです。で、性能向上をはかることのできないタイプをさらにF-35Aに置き換えようとしているとのことです。
これってどうなのかなあという気がします。確かにF-35Aはステルスの最新鋭の戦闘機ですが、そこまでぜんぶF-35にしちゃっていいの?て感じがするのです。よく航空機で事故というか不具合があったりするとその原因と対策がとられるまで全機が運用停止となったりします。ですからF-35ばかりなっちゃたら不具合がでたとき困るのではないかと。
そんなことを考えると性能向上をはかることのできないF-15の後継機をF-35Aでというのは乱暴ではないかなと思ったりしています。航空自衛隊が装備しているF-15自体は70年代の技術での開発された戦闘機ですから今では古い戦闘機になりますが、そのF-15でも最新の技術を導入してたぶん再設計されて従来型のF-15とは別物ともいえるF-15系列の戦闘機が開発されています。そのような戦闘機を導入したほうがF-35系列でかためてしまうよりいいのではないかと思ったりしています。
ついでにヨーロッパ製の戦闘機は日米同盟からも導入しにくいと書きましたが、費用対効果という面でスウェーデンのサーブグリペン戦闘機は我が国の戦闘機として導入するのもありではないかと個人的には思ったりしています。スウェーデンは大きな国ではありませんが、戦闘機を自国で開発できる限られた国の一つでとても特徴的な戦闘機を開発しています。そのサーブグリペンは航空自衛隊が導入しても意義ある戦闘機ではないかなと思うんですけれどもね。でも、たぶん無理だな。