だえもん 田中通のブログです.三重県鈴鹿市周辺「私たちの地域を考える」関連記事等が入ります.鈴鹿市議会議員「田中とおる」
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鈴鹿市議会議員の田中通です.

ここのところ保健所発表の16:30と夕食後のこの時間帯がそわそわします.

新型コロナウイルス感染症患者の連絡が議会事務局から届きました.

昨日,さんざん言っていた山口県第18例のことがようやく追加されました.




なんで昨日の作業じゃないのかなぁと疑問が.

何が疑問って,学校再開を検討する材料になっていなかったのかなという疑問ですね.

なにせこの件,山口県の報告が4/10 23:00と,健康観察期間の終わりのぎりぎりでしたんで,健康観察期間自体が2週間で良いのかという疑問は当然のように出てきます.

また,韓国でも退院を予定していた91人の患者が再び陽性になったというニュースが飛び込んできたところです.




学校再開を喜ぶ無邪気な子ども達.

しかし,その子ども達を守るためのマスク配布もなく,

三重県新型コロナウイルス「感染拡大阻止緊急宣言」 の影響を受けることなく,

鈴鹿市は半日後に学校再開を迎えます.

私はマスク配布の準備もない状況での学校再開に反対です.

教科書だけ配ってくれればいいのになぁ.


早くG20やって,

生活必需品関連以外の経済活動の停止と

株価・為替の停止

企業決算時期の選択的スライド制と

パンデミック宣言(2020/03/11)以降の特別会計化

さらに同時期の黒字の非課税化

そして,各国中央銀行の金融緩和策への不干渉

などなどを合意して,3ヶ月くらいの外出禁止で世界同時収束プロセスを開始させればいいのになと思います.

実はG20云々の下りは2月時点で仲間内で話していたことですが,各国,財政を使ってズルズルやってるので,もう少しFinanceを使うことを考えれば良いのになと考えています.

何の為に科学技術の進歩によって余剰能力を蓄えているのか,科学者の端くれとして残念に思います.

もし私の考えている通りになったら,Financeの和訳「金融」を変える必要があるでしょうね.


憂鬱な明日の学校再開を控え,私の勝手な考えを少しだけ出させていただきました.

子ども達の安全を祈って明日のCTL活動(旗振り)もがんばります.




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鈴鹿市議会議員の田中通です.

Johns Hopkins UniversityのCSSEの集計によると昨日2020年4月11日にCOVID-19 (新型コロナウイルス感染症)による死者がついに10万人を突破しました.



2020年4月7日には日本政府による緊急事態宣言が発令され,

東京都,神奈川県,埼玉県,千葉県,大阪府,兵庫県,福岡県

の7都府県が対象地域となりました.

そして1日に報告される感染者数は4日連続で最多を更新し,新たに743人の感染,12人の死亡を数えました.


テレビ討論で知事が世論を読み間違えた愛知県が,緊急事態宣言翌日には対象地域指定要望を出し,愛知県が独自に緊急事態宣言,岐阜県が非常事態宣言を出しました.

東海三県のくくりに入る三重県も2020年4月10日に"三重県新型コロナウイルス「感染拡大阻止緊急宣言」"を宣言し,県立校の休校など,感染拡大阻止策を示し,県内自治体に対して判断を仰ぎました.

そして昨日には感染者数13%増を記録.

一気に緊張感が高まっています.



鈴鹿市でも2020年3月12日に臨時休校短縮を打ち出し,市全体が緩み切った雰囲気の中で2020年3月28日に開催された陸上イベントの講師が翌々日に感染確認され,接触者91名を出し,一気に警戒モードに.

それを受けて施設の閉鎖と小中学校を2020年4月12日まで休校することになりました.

県内にとどまった81名については桑名市から1名の感染者が出ただけで,1回目のPCR検査は80名の陰性が確認されました.

ところが,県外に移動した接触者が2020年4月10日に山口県の第18例として陽性確認されました.


"三重県新型コロナウイルス「感染拡大阻止緊急宣言」"での休校要請ともとれる知事発言もあり,鈴鹿市の休校延長は既定路線かと思われたところで,まったく意に反して鈴鹿市から休校解除の連絡がありました.

本日,三重県が,県立高校については,4月15日(水)から
5月6日(水)まで休校すると発表しましたが,
本日の対策本部会議の結果,現時点では,
本市の市立小中学校については,予定どおり,
4月13日(月)から始業することになりました。

・4月13日(月)学校始業
・4月14日(火)入学式
・4月15日(水)給食開始

なお,市立幼稚園についても,現時点では,予定どおり,
4月15日(水)に入園式を実施し,始業することになります。


世界も日本も未知の領域に突入し,三重県の宣言と要望がある中で,プチ反発とも思えるこの判断は,何かの連絡ミスがあっての判断かな?と思ったのでボタンの掛け違いを調べていたところ,三重県からの連絡は通知レベルで要望や要請ではなく,自治体に判断を委ねるものでした.

鈴鹿市としては保健所の指導の下で感染予防策を取り,疫学上の判断に基づいた3月末に決めた通り4/13から再開する流れのままだということです.

4/10の山口県の件も,桑名市の件と同様に鈴鹿市に及ぼす影響はないとの判断だそうです.

私個人的には学生が帰省して戻ってきてるし,高専や大学が5/6までなので,本当は5/20あたりまで様子を見る方が安全だろうという思っていますが,鈴鹿市の判断とはかなり乖離がありました.

また3月のように市全体でゆるんだ雰囲気にならなければと危惧しております.

鈴鹿市は三重県内第10例のこともあり,日本の他の自治体とことなり,緊急事態宣言を休校の中に迎え,隠れ感染者の発生を抑えているというアドバンテージがありましたが,それを捨ててまで休校解除するメリットがあるのだろうかと疑問に思います.

また,4/10の山口県第18例のように,3月末の接触者が2週間で陽性になったように,2週間と定められている健康観察期間が適切な長さなのかも疑問に感じるところです.


学校で子ども達にマスクは配布されるのか?

世界で都市封鎖が行われている一因に,多くの日本人と違ってほとんどの人がマスクを持っていないという状況があります.

アベノマスクと揶揄されている日本政府のマスク配布ですが,全世帯に配布することで過剰な買い溜め等によるマスク流通の停滞を改善することには大きな意味があることでしょう.

しかしマスク配布は始まっておらず,市井にマスクは全く出回っていません.

鈴鹿市でも補正予算等で学校のマスクに関する予算を議会でも通しましたが,このマスク不足の中,入荷は未定です.

休校中は,何とか家にいてもらってマスク消費を抑えることが出来ますが,それでもほとんどの家庭も限界レベルに来ています.

鈴鹿市は休校を解除して,小中学校および幼稚園を再開しますが,子ども達に配布するマスクは準備されているのかと確認しました.

残念ながら,配布できるマスクはないとの回答でした.

マスクがない児童に対しては学校でできる限りの対応をしてもらうと学校長に通達してあるだけです.

「それって相当,学校長に無茶振りしてるな」と思いながら,教育委員会の苦しい立場に同情してしまいます.


世界が危険な状況にあっても,"三重県新型コロナウイルス「感染拡大阻止緊急宣言」"が宣言されても,鈴鹿市を揺るがした県内第10例の接触者が4/10に陽性反応が出ても,

鈴鹿市は学校を2020/4/13に再開します.

子ども達に配るマスクは鈴鹿市の小中学校にはありません.

マスク無しで通学せざるを得ない場合,苦しい立場の学校が何らかの対応をします.


そんなことなら休校アドバンテージを保有したまま休校延長するべきと考えます.

保健所の指導がなければ,流れに乗った休校判断もできない鈴鹿市の現状を危惧しています.


しかしながら,外的要因が多い時期ですので状況はすぐに変わるかもしれません.

正確な状況は鈴鹿市や鈴鹿市教育委員会のWebサイトからも情報を得るようお願いします.





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