鈴鹿市議会議員の田中通です.
COVID-19 (新型コロナウイルス感染症)の発生について,
三重県では昨日2020/04/22に2名の陽性者を確認し,通算43例目となりました.
まずもって,感染者の方々の早期の回復を願います.
注目すべきはその内容です.
その両方が子ども達に関連しているのです.
一方はお隣の四日市で発生した感染クラスターからの流れ.
感染者は小学生で,感染ルートから推測するに3次感染のようです.
例の死後PCR検査から1週間.
その経路の伸びを止められなかったのが残念です.
もう一方も2次感染で,こちらは保育園関係の方です.
文科省管轄で休園措置が取られる幼稚園と違い,厚労省管轄の保育園は台風であっても何があっても「とにかく開けろ」と要望されるところです.
相当負担を強いているうえに,園児相手には濃厚接触を避けることも難しいと職場環境です.
今回は事務方が続いていますが,保育士さんや園児を守る術はあるのだろうかと心配になります.
現状,マスクや消毒液の配布が県から自治体を通して行われていますが,その配布方法もまちまち.
マスク配布に関して鈴鹿市では幼稚園・認可外保育所は早期に配布されましたが,私立保育園は後回しになっていました.
なぜそういう判断になっているのかはわかりません.
子ども達を守る支援体制が整っていない上に,負担を強いている現状を苦々しく思います.
子ども達への危険を感じる昨日の三重県の状況でした.
鈴鹿市議会では4月27日に開催される全員協議会に向けて,新型コロナウイルス感染症に関する質問・意見の取りまとめが本日行われます.
それに向けて最近はネットや各所でヒアリングを行っていました.
今回はCOVID-19 (新型コロナウイルス感染症)にフォーカスしていますが,その他のことでも皆さんと共に話し合いたいと常々考えております.
鈴鹿市議会議員 田中通に,皆様のご意見・ご要望をお寄せください.
最短の実現に向けて努めて参ります.