だえもん 田中通のブログです.三重県鈴鹿市周辺「私たちの地域を考える」関連記事等が入ります.鈴鹿市議会議員「田中とおる」
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鈴鹿市議会議員の田中通です.

JHUが集計している世界でのCOVID-19の状況ですが,

朝クリップしておいたんですが,アップする時間が取れませんでした.

でも定点観測って大事かな思いまして,朝9:54時点のクリップで

いつものように数字を出してみます.

現在のところ報告された累積感染者数が334万1311人.

そして死者数は遂に23万8380人です.

感染者数に対する死亡割合が7.13%です.




新規感染者数は前日7万人に減ったと思ったら今日は9万人弱.

楽観視できる兆しがまたつぶされました.


5月の陽気に誘われるのでしょうか,マスク無し外出が多くなっている気がしました.

油断大敵.

三密を避け,不要不急の外出は避けましょう.


鈴鹿市議会では5/13の本会議で国の特別給付金事業費補助金等の補正予算議案審査を行います.

傍聴は可能ですが,時節柄,傍聴をお願いするのは難しいところです.

CNS 112chで中継を行いますので,ぜひご覧ください.

鈴鹿市議会の会議日程は次のようになっています.





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鈴鹿市議会議員の田中通です.

最近,データの集約化が行われているらしく,

三重県でも情報の公開のされ方が変わってきました.

いつも見ているページが更新されなくなったり,

厚生労働省でオープンデータかされて,集計が混乱していたり...

ちょっとした最新データがなかったり.

わかりにくいから自分でHTML組んで公開しようと思っていた表現が出されていたり!

ありがたいような,悔しいような...といろいろありますが,

慣れたデータの扱い方を再構築しているところです.

GWの影響でしょうかPCR検査はますます少なくなってますね.

この期に及んで安全よりも安心させようという姿勢に不安を感じます.


さて,情報には3つの段階があります.
  1. ただただ出ただけの状態 - data
  2. dataを集約して考察を加えた状態 - information
  3. informationを分析し,隠された価値を見出せる状態 - intelligence
なんとなくそんな感じで意識しています.

アメリカのCIAも「中央情報局」と訳されますが,

Central Intelligence Agency

とあるように,情報の最上級を意識したものですね.

情報が氾濫する中,何か知覚すべきものがないかと常々考えています.


三重県は11日連続COVID-19のPCR検査陽性を検出した後,

1週間陽性無しで来ています.

日中のレストラン,コンビニ,スーパーの混雑具合を見ると,実に心配になります.

しかしながら,鈴木英敬三重県知事が警戒を緩めていないのは非常にありがたいことです.


なかなか欲しいオフィシャルな最新情報が取得できないので4/28のものになりますが,

自分なりに計算するために,次のページから都道府県別のPCR検査陽性者,退院者,死亡者の情報を取りました.


私の疑うものはいろいろありますが,ここでは東京についての意識のバイアスについてです.

メディアは東京中心 ― ローカルメディア以外は三重県に触れること考えるほとんどありません.

それゆえに何らかの意識付けがされかねないと危険性を感じます.

PCR検査数がなかなか増えないので困りますが,

死者数ベースの計算をしてみました.

今日は致死率を計算し,累積陽性者数順位と致死率順位の乖離を見てみました.

ニュースで出てくるのは東京・大阪・神奈川の陽性者数が一番インパクトが大きいと思います.

しかし,都会に陽性者数が多いのは当たり前.

医療サービスもレベルが高い.

では致死率はどうでしょうか.

4/28時点で日本全体での致死率は1.99%ですが,

感染者数ダントツトップの東京は致死率0.48%で全国27位なのです.
(2020/05/02 9:11 - 東京の情報は間違って報道されている可能性が高いです.
詳細は記事下に追記します.)

東京 0.48% 27位
大阪 2.10% 19位
神奈川 2.80% 11位

不安でない状況から不安を煽り,緩ませたい時にはしごを外せば,より効果的でしょう.

いつか利用される手段だったかもしれません.

さて,東海3県はどうでしょう.

愛知 6.29% 2位
岐阜 4.79% 6位
三重 2.22% 16位

三重県はなかなか危険なところに位置しているようです.


東海3県は黄色,累積陽性者数トップ3はオレンジ,三重県の隣接県は水色です.

大変なことになっているアメリカでの致死率が5%台なのに,

愛知県の致死率6.29%はかなり危険水域.

岐阜 4.79%も相当なものです.

致死率にフォーカスして,上位の県で何が起こっているのかをもっと考えるべきかと思います.

そして,東海3県の中の三重県のポジション...

全国16位というのも低いわけではないですし,

そんなに余裕を持っている場合ではないかもしれませんね.


私のtwitterでも触れましたが,ロシアが現在感染者急増中です.

コロナパーティー後に欧米が収拾つかなくなってきたときに,

ロシアはまだ余裕だったように記憶していますが,

そのロシアが一気に感染者10万人突破.

しかも首相も感染!

日本はまず検査数増からして課題をクリアすらしてないんですが,

この流れを他山の石とできるでしょうか.


三密を避けましょう.

不要不急の外出は避けましょう.

各国戦時モードですが,なぜか国民に身銭を切らせながらも都市封鎖が出来ない日本.

しかし,駐車場封鎖や20時以降の営業自粛,

他県からの乗り入れへの厳しい目(不寛容さが問題ではありますが)など,

かなり有効な手が打たれてきています.


脅威を見くびって放置した1ヶ月,

後手に回り,更に一律でないながらも休校や自粛で疲弊しながら覚悟を整えた2ヶ月.

専門家会議も低コストに慣れた「今あるもので何とかしてやる科学者気質」から

パラダイムシフトして,

国家経営のためにCOVID-19殲滅への「最短の実現」を目指す時だと思います.


早く収束プロセスが始まりますように.


追記
2020/05/02 9:12
記事中,赤字でも注意を書きましたが,厚生労働省の報道資料に間違いが入っていると思われます.
東京の情報で死亡者数・退院者数が少なすぎます.
現在,厚生労働省 健康局に問い合わせ中です.
Yahoo! JAPANの情報も過小な数字が出ていて,日本全国データポイズニングが拡がっています.
Yahoo! JAPANより
こういうことが起こるのはまれですが,
東京都の発表では5/1現在
累計陽性者数 4317人,死亡者数126人です.

そうすると致死率は2.92%で第10位くらいとなります.
三重県は致死率第17位に訂正ですね.



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