ひと年の生命(いのち)尽くして冬紅葉
妻方のおじが94歳で亡くなり、
通夜、葬儀に行ってきました。
たった3泊4日の留守でしたが、
一人の生命が尽きた後は、
季節が一足跳びに進んだような気がします。
紅葉の季節は殆ど終わりましたが、
いましばらく、撮りためた写真で
故人と紅葉を惜しみたいと思います。
・・・写真もなく疲れを残したままの作品ですが・・・
(通夜にての一首)
ストーブを囲みて故人を偲ぶ夜
湯飲み茶碗に酒酌み交わし
(葬儀にての二首)
逝く人に可愛がられし曾孫らも
見送る今日は聞き分けもよく
仏縁の懐かしき出会い多くあり
幼かりし娘(こ)も母親に似て
(火葬場にての一句)
出骨を待つ火葬場の冬枯れて
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