鎌ちゃんの一日一考

写真と俳句(短歌)に取り組んでいます。
どちらも修行の身ですので、宜しくご指導お願いいたします。

収穫の秋

2013-10-16 21:10:37 | 写真俳句

柿をもぐ竿の先なる夕日かな

(かきをもぐさおのさきなるゆうひかな)

夕日も竿も写っていませんが、イメージで。

吊るし柿の産地である故郷では、

柿もぎの作業が、大切な手伝いでした。

大木に登り、竿の先に挟んでもぐ作業です。

それを思い出しての一句です。

 

宿題の前の腕白秋果摘み

(しゅくだいのまえのわんぱくしゅうかつみ)

なつめの実です。

子どもの頃、近所のお宅にあったなつめの木、

学校から帰ると、よく摘ませていただいたものです。

それを思い出しての一句。

 

稲刈りや何やら猫のいそいそと

(いねかりやなにやらねこのいそいそと)

稲刈りは、農家にとって、一番忙しい作業。

猫の手も借りたい?? というわけでこの一句。