人の世の生死抱きて枯山河
(ひとのよのせいしいだきてかれさんが)
葬儀が明けた、妻の故郷の風景。
来し方を思ふ彼方や山眠る
(こしかたをおもうかなたややまねむる)
一本の賑はひたらむ山枯るる
(いっぽんのにぎわいたらんやまねむる)
“枯木も山の賑わい”
その枯木の一本にでもなれるかな?という思いでの一句。
人の世の生死抱きて枯山河
(ひとのよのせいしいだきてかれさんが)
葬儀が明けた、妻の故郷の風景。
来し方を思ふ彼方や山眠る
(こしかたをおもうかなたややまねむる)
一本の賑はひたらむ山枯るる
(いっぽんのにぎわいたらんやまねむる)
“枯木も山の賑わい”
その枯木の一本にでもなれるかな?という思いでの一句。