今日、東サラ外国産馬追加募集のカタログが来ました。
先行募集は12月13日まで。
さて先行募集で満口になる馬が出るでしょうか?
自分の中での整理の為にちょっと記述。
●アードブレイレイディ09 牡
父:ガリレオ(Galileo 1998)
母:アードブレイレイディ(Ardbrae Lady 2003)
母父:オーヴァーバリー(Overbury 1991)
募集額:3,800万円(400口)
厩舎:藤沢和雄
お父さんガリレオについて。
戦績 8戦6勝(6-1-0-1)
主な勝ち鞍
The Derby Stakes (G1) 1st
Dubai Duty Free Irish Derby (G1) 1st
King George VI And Queen Elizabeth Stakes (G1) 1st
1993年の凱旋門賞を勝った名牝アーバンシー(Urban Sea)の3番仔として生まれ、
3歳だった2001年に【英、愛ダービー】及び【KG6世&QES】を3連勝した名馬。
種牡馬としても初年度産駒からG1馬を輩出していて、
○レッドロックス(Red Rocks)
2006年の【BCターフ】馬
○ニューアプローチ(New Approach)
2008年の【英ダービー】馬で、G1を通算5勝
○リップヴァンウィンクル(Rip Van Winkle)
2009年のマイルG1で格式の高い【サセックスS】や【クイーンエリザベス2世S】、
及び今年の【インターナショナルS(芝10F88Y)】の勝馬
○ケープブランコ(Cape Blanco)
今年の【愛ダービー】、【愛チャンピオンS】の勝馬で、
愛チャンピオンSでは1番人気だった上記のリップヴァンウィンクルに圧勝したんですよね。
ただナカヤマフェスタが2着だった凱旋門賞では13着と惨敗しちゃいましたが。
などが代表産駒。
実績を見ると本当に素晴らしい種牡馬なんだけど、
ただお父さんはサドラーズウェルズ(Sadler's Wells)。
同じくサドラーズウェルズを父に持つオペラハウスが、
テイエムオペラオー、メイショウサムソンと出しているので、
一概には言えないのでしょうが、日本の軽い芝に対応するには難しいおも~い欧州血統。
なので日本の芝での活躍馬は母系には軽めの血(ナスルーラ系が成功例)が入っていて、
うまく中和されるような配合が結果を残しています。
今回のタタソールズ社のセールではガリレオ産が、
最高額の90万ギニー(約1億4860万円)の馬を筆頭に、
4頭ほど50万ギニーを超える高値で売れたようです。
まぁ欧州ではガリレオ産は好調ですからね。
数が少ないのであれなんだけど、日本でのガリレオ産の競争成績は2勝馬が最高。
ちなみに山本オーナーはこれまでガリレオ産を、
1)キャプテンキッド(2004)8戦2勝(2-1-1-4)
母系:ノーザンダンサー系(母母父にミルリーフ)
当時80万ギニーで落札された高額馬
2)リヴィアローズ(2007) 12戦0勝(0-3-1-8)
母系:レッドゴッド系(ナスルーラ系)
3)ミッションモード(2007) 10戦2勝(2-2-1-5)
母系:ブランドフォード系
新馬、葉牡丹賞勝ち
4)アクアシャンデリア(2008) 1戦0勝(0-0-0-1)
母系:ネヴァーベンド系(ナスルーラ系)
4頭走らせています。
日本では20頭も走ってないのにその内の4頭も持つというガリレオ好き?な感じ(笑)
お母さんアードブレイレイディについて。
戦績 23戦2勝(2-4-3-14)
主な勝ち鞍
Lodge Park Stud European Breeders Fund Park Express Stakes (G3) 1st
Boylesports Irish 1,000 Guineas (G1) 2nd
通算2勝の馬だけど、その内の1勝は愛のマイルG3。
マイルG1の【愛1000ギニー】で2着だったこともあります。
産駒は08年産に父が同じガリレオの初仔がいて、4戦してすでに勝ち上がっているようです。
新馬戦(7F)で勝ってるようですね。その後7着⇒3着⇒3着と結果が出てないようですが。。。
で上記で書いたように母系にナスルーラ系が入っているといいんだけど、
見当たらないんだよなぁ。。。
そりゃまぁ日本に買われるなんて考えて種付けしたとは思えないので。
正直、出資はないかなぁ。。。