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何でもありの記録
HN天道(てんとう)

さする

2006年03月16日 | Weblog
明治維新を期に、民間で伝承されてきた医療行為、特に「さすってあげる」等の行為は、流入する西洋医学の力に押され、何の根拠もない迷信として排除されてきたが、多くの見直すべき効果があることが分かってきた、と今日の気功教室でのお話。
第2次大戦後にシベリアで抑留生活を送った日本軍の捕虜は寒さと栄養の不足で多くの人が死んだが、仲間が体調が悪い時は皆でそこをさすってあげて元気になった人も多くいたらしい。

病気とのの戦いは結局、自然治癒力を高める戦いでもあるという。
症状を緩和したり、悪い部位を切り取ったり、医学はいろんな症状の緩和措置はするが、病気を克服するのは結局本人の自然治癒力の強さであるという。

気功もつまるところは自然治癒力を高める行為という。
そして、そのとき意識を集中することが大切なのだそうだ。
例えば、腹筋を鍛えるにしてもお腹に意識を集中しろと盛んに言われるようになった。
お腹ポッコリを直すのも、お腹の脂肪に意識を集中して「脂肪が燃焼して、スッキリのお腹になる」と意識を集中しないといけない。

全身の力を抜いて、さわやかな風が自然に体を通り抜けていってしまうようなこだわりの無い自然体が気功の真髄とか。気が全身を何の障害もなくめぐる状態、そんな意識を持って立つ。
分かったようで分からん。
心地よいリラックス状態を作り出すことが大切、とも言っていた。

特に内臓が集中するお腹は、両手を当ててさする、内臓に意識を集中して心地よいことを意識してさする、これが非常に大事だと言っていた。
馬鹿にしてはいけない、そう信じて行為する、それが大事だとも。
分かるような気もするが難しいな。

行きながら死ぬ。
仰向けになって体と意識をそんな状態にする、そこから真の生命力が湧いてくる。
そこまで言われるともう分からん。

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