思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

続きです

2008年06月29日 | Weblog
女房は
「あんたは下ねた話になると目が輝くね」
と言います。
はい、嫌いではありません。
今日さっそく1回千円の話をしたら、もっと凄いことを教えてくれた人がいた。

「みどりちゃん、知ってる?」
「え?、知ってる人?」
「70前後の女の人でホームレスなのよ、○○駅の近くに座ってるのよ、ズボンをずり下ろしてお尻が見えてから私注意してあげたことがあるのよ、そしたら、分かってる、いつもお尻出してんねん、というのよ。彼女は噂によると1回300円だそうよ」
「え、300円でも無理違う」
「でも需要はあるそうよ」

「へえ~、驚きますね」
「公園でたむろしている女性のホームレスは結構男のホームレスが親切に面倒見てくれるらしいよ、食事を持ってきてくれたりして。1回アンパン1個という話も聞いたよ」
「う~む、そこまで」

「あんたも落ちぶれたらそこまでやる?」
と聞いたら即座に拒否の返事が返ってくるかと思ったら、しばらく考えている。
「う~ん、その前に死ぬと思うけど、もしかしたらそうしてでも生きるかも」

ホームレス娼婦

2008年06月28日 | Weblog
もとスナックママのホームレスさんがよく話題になります。
まだ50代と聞いています。
いつも犬を3匹連れています。
地元を離れずに私鉄駅周辺で生活しています。
この前は携帯電話で話しているのを見ました。
髪の毛はドロドロ、腕とか顔は日に焼けて垢もこびり付いて真っ黒です。

「近所の公園には水道もあるんだからたまには髪も洗えば良いのにね」などと言う人もおります。
「犬の餌代だけでも大変だろうに、貯金でも持っていたのかなあ」とか。

最近の噂では「体を売って稼いでるらしいで、1回千円だそうやで」
「ええ、どこでやるの」
「駅の横に小さな橋があるやろ、その橋の下がちょうど死角になっていてどこからも見えへん」
「ええっ、でも彼女は風呂も入ってる様子はないし清潔とはいえんぞ、誰がいくんや」
「それは、女の臭覚や、見込みありそうな男を嗅ぎわけるんや」

携帯電話も商売道具として利用しているのかも知れません。
昔の顧客リストがあればそれは財産かもしれません。

稼ぎを元手に将来は高級娼婦に変身するかもしれません。
逞しいと言うべきか、哀しいと言うべきか。

スカスカ

2008年06月27日 | Weblog
「わたしの脳みそなんてスカスカやわ、空っぽや」
と彼女が言う。
私の脳みそも最近スカスカだ。

今日は何日だったかしばらく考えて辿らないと思い出せない。
数少ない予定を取り違える。
車の運転を間違えてまったく違う目的の場所へ向かっていたりする。

手帳に予定を書く、そして手帳を開かないから忘れる。
なんだか生きていることさえ忘れそうだ。

深夜エレベーターに乗った。
ひとりのつもりだったのに、正面のガラスに私以外の何かが映っている。
私の後ろに女の人が立っていた。
降りるときに恐怖をこらえて振り向いてみたが誰もいなかった。

白いブランコ

2008年06月25日 | Weblog
朝ドラの「瞳」に出演している「木の実ナナ」はテレビ番組で「還暦です」といっていた。
彼女はブランコが好きで自宅のべランダにブランコを据え付けてある。
現在のものは代が変わって既に4台目とか言っていた。
見ると長椅子式のブランコで、ゆったりと斜めに座ったりして揺れながらお酒を飲んだりするらしい。
う~む、その心境分かるような気がする。

懐かしい歌を思い出した。
しばらく歌ってなかったが、また歌おう。


 
  「白いブランコ」

  君はおぼえているかしら
  あの白いブランコ
  風に吹かれて二人でゆれた
  あの白いブランコ
  日暮はいつも淋しいと
  小さな肩をふるわせた
  君にくちづけしたときに
  優しくゆれた 白い白いブランコ

  君はおぼえているかしら
  あの白いブランコ
  寒い夜によりそってゆれた
  あの白いブランコ
  誰でもみんなひとりぼっち
  誰かを愛していたいのと
  つめたいほほをよせたときに
  静かにゆれた 白い白いブランコ

  僕の心に今もゆれる
  あの白いブランコ
  幼い恋を見つめてくれた
  あの白いブランコ
  まだこわれずにあるのなら
  君のおもかげ抱きしめて
  ひとりでゆれてみようかしら
  遠いあの日の 白い白い
  白いブランコ

想像しない

2008年06月23日 | Weblog
この前の東北の地震は震源地付近は驚くべき規模である。
大地が横に300メートルほどずれている箇所が衛星写真で確認されている。
さらに地表の陥没は最大140メートルの箇所があるという。

もしこんなことが東京などの大都市で起こっていたらとんでもない災害となる。

しかし殆どの人は自分の身近で起こることは考えない。
せいぜい「地震だからしようがないよ、予測できないんだし心配してもしようがない」程度にしか思わない。

今夜ここで起こっても不思議ではない確率である。
誰も想像しない。
地球規模で考えれば、ほんの小さなシミのような皺が地表にひとつ出来た程度のことだ。
なんと危うい世界で平穏が保たれていることか、と思ってしまう。

  生命のはかなさを知る大地震

携帯電話

2008年06月22日 | Weblog
帰り道で「あれ」と思った。

この近所ではここ3年ほど有名になっている元クラブママのホームレスさんが、いつもの3匹の犬を引き連れて、小雨の中で道にしゃがんで声高らかに笑いながら携帯を耳に当てて話している。

「ふーん、携帯持ってるんや」と思った。

稽古

2008年06月21日 | Weblog
今日は10時から5時半まで演劇の通し稽古、疲れた。

・日ごろは大きな声を出さないのに大きな声が必要
・甲冑に身を固め、大小を腰にさしているので動きがきつい
・出番が少ないので待ち時間が長い
・手術の後が少し気になる

そんな訳で疲れた。

痛み止め

2008年06月20日 | Weblog
歯医者に行くと痛み止めの薬をくれる。
歯医者がくれる痛み止めは多分かなりきつい薬だと思う。
飲めばたちまち効いてくる。

滅多に飲まないが、昨日は歯茎が少し腫れてきて痛い。
以前もらった薬が残っていたので飲んで寝た。

やはりよく効く。
今朝は痛みもとれ腫れも引いていた。
痛覚を遮断する作用があるのだろうが、人間の神経とか感じ方とか、いかに脆くて危ういものかが分かる。

疲れて体調が悪いと人生も暗くなる。
痛みが取れてスッキリすると人生も明るくなる。

人は僅かのことに左右されて、それが悪い方向に重なれば自殺だってする。
己の精神をいかに平常心を保って生きるかが、特に私のような老人には大切なことだなと思う。

病院で泣いている?

2008年06月18日 | Weblog
演劇の話。
主役級の女性が家で転んで肋骨2本を折る怪我をして入院した。
2週間から4週間の間は安静が必要とのことらしい。
公演は7月6日だから、急遽キャストの変更を余儀なくされた。

早速今日から新キャストで練習が始まった。
入院中の彼女にはまだキャストの変更を告げてなくて、稽古が終わった後に告げに行くらしい。
彼女初めての主役級だし張り切って練習していたのに残念なことだ。
彼女の役は動きもかなり派手なので絶対に完治するまでは無理すべきではない。
キャストの交代は当然だろう。

今頃病院のベッドで泣いていることだろう。
人生いろんなことがある。

それにしても彼女はよく怪我をする人だ。
この半年の間でも車に当てられたり、洗濯物を干していて台から転げ落ちて捻挫したり、別のことに集中すると今の自分を忘れてしまうのだろうか。
セリフの覚えは抜群に早い。
脚本を受け取った翌週にはほぼ完璧に覚えてくる。
何か尋常でないものを感じてしまう。
狂気か天才か、とまではいかないにしても。