思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

推理

2010年01月30日 | Weblog
うちのマンションのエレベーターの前で推理する癖がある。

「エントランスの乗り場で今1人乗り込んでエレベーターが扉が閉まった」
「停止階の表示は8階と13階に点って、下降を始め1階に向かってきた」
「1階で降りる人は何人だろうか」

答えは「1人」となるのが普通。
1階で乗った人は8階で降りて13階から乗った人が1回まで降りてきた、ということだ。
大抵は当たる。

「あれ、誰も降りてこない」
これは不思議だがありうる。

「あれ、2人だ」
これもありうる。

こんなことを考えて待つ妙な癖がついた。

へそを曲げる

2010年01月28日 | Weblog
「あんたは何か指摘されるとすぐへそを曲げるから」
と女房。
「そのくせに他人のことは平気で言うのよね」
と追加。

そう言われても今更直りませんぜ。

私の一言で「嫌な感じ」になった人は多かろう。
特に女房は。
しかしやつは負けてないから10倍になって帰ってくる。
私も他人に言われると「ふん」と思いながらも内心は大いに落ち込む。

体力気力が少し衰えているバイオリズムの時期は敏感になる。
暫く落ち込んで尾を引く。

雨にぬれた道路を走る車の音を聞きながらそんなことを考えている。

歌でも歌って気分を晴らさなくては。
あの店のママさんに会いに行こう。
上手に誉めてくれるしな。

誕生日

2010年01月24日 | Weblog
あと1時間とすこしで私の誕生日。
もう、「誕生日おめでとう」という年齢ではない。
個人的には「また誕生日が来てしまったか」という感想である。

あと何回誕生日を迎えられるだろうかと思う。
10回くらいだろうか。

無様に生きたくは無いが、いろいろと衰えは感じる。

ひょっとしたら今が一番いい時期かも知れない。

夜顔

2010年01月23日 | Weblog
谷村新司の歌で「夜顔」という歌がある。
随分と昔の歌だが時々歌う人がいる。

「行きずりの人に声かけて視線で誘ってみる・・・」という妖しい歌だ。
倦怠期の人妻が夫を裏切る不貞の歌でもある。

そんな歌を覚えてきて歌う女の人がいる。
「え、そんなに古い歌だったんですか、最近の歌だと思ってました」

そういえばスナックのママさんなんかが、この歌好きな人が多かったように思う。
男を誘う歌だもんな。

私もまた歌ってみよ。

Via Frankfurt の悲劇

2010年01月19日 | Weblog
イタリアにはフランクフルト経由で行きました。
それが悲劇の始まりでした。
フランクフルトはドイツ最大のハブ空港です。
雪が降る中に着陸しました。

ミラノへの乗り継ぎ便へだだっ広い空港を歩きに歩いて搭乗口で待つもミラノ便は天候不良でキャンセル。
イタリアは悪天候で着陸できないとか。

空港内は足止めを食った乗客でごったがえしています。

次の便を空港内で延々と待って、またもやキャンセル。
結局深夜にルフトハンザが準備したホテルで一泊。

次の日もミラノ行きは飛びません。
ベローナという街にも空港があるのでベローナ行きの便で行くことに、また延々と待ちます。
結局飛ばず。
皆怒り出します。
「飛びそうも無いんやったら、さっさとホテル予約して休ませてくれ」
中には
「大阪帰る、飛行機の段取りつけて旅行代金は返してっ」
添乗員も泣き出します。

結局その日も飛ばずにホテルで2泊目。

次の日にやっとベニス行きの便に乗れました。

悲劇は更に続きます。
今度はスーツケースが届きません。
ベニス便には搭載されていなかったようで、行方不明。
航空会社も
「多分フランクフルトの空港内にあるはず」ということしか分からないという。

結局旅行中は届きませんでした。
家に帰り着いてから2日目に成田経由・関空という経路でルフトハンザの詫び状と一緒に届きました。

そんな訳で殆どの人は出発時の着の身着のままで旅をしました。
旅行会社からはパンツ1枚とTシャツ1枚と洗面用具のセットと30ユーロが支給されました。
毎日ホテルで下着を洗濯する羽目になりました。

そんな訳で旅先も全て小雨か寒い曇り空。

初の経験でした。

享楽の街ポンペイ

2010年01月16日 | Weblog
イタリアのポンペイ遺跡。

広大な2000年前の街跡が発掘されています。
市場跡があり上下水道が完備し当時使われていた鉛の水道管まで残っています。
パン屋さんも粉挽用の大きな石臼やパンの焼き釜、パンの製法は殆ど現代と同じだったと推定されています。
公衆浴場跡もあります。

街は全て敷石に覆われた道路が通じており敷石には馬車の轍が刻まれております。
突然のベスビアス火山の爆発によって一瞬にして溶岩と火山灰に覆い尽くされたと言います。

居酒屋のさっきまで多くの人が飲みながら談笑していただろうと思われる酒場のたたずまいも残っています。

ポンペイはまた享楽の街でもあったそうです。
貿易が栄えた港町でもあったのです。

ガイドさんが敷石に刻まれた文様を指し示して
「これなんだと思います、道案内の印なんです」
「石に彫られているのはオチンチンです。オチンチンの向いている方向に売春宿があるんです」

そしてその売春宿の遺跡に案内してくれました。
小さな入り口を入ると中は5つの小部屋に分かれています。
5人が同時に使えるわけです。
そして通路の壁には当時描かれた春画が色鮮やかに残っています。
5,6種類描かれており、それぞれ違うやり方でセックスしている絵です。

当時言語が異なる人々が集まる港町だったので絵で表現して誰にも分かるようにしていたと思われます。
魚屋には魚の絵が、果物屋には果物の絵が描いてあったりします。

ホンマに男は女がいないと生きていけない生物なんでしょうかね。

運転免許証

2010年01月11日 | Weblog
ようやく鬱陶しい正月も終わって日々が正常なサイクルに戻ってきた。

今年の初行事は
 車検と運転免許証の更新。

今日は車検の見積もりにメーカーのディーラーのところへ行ってきた。
しめて15万円なり、今度の土日に車検受けすることにした。

免許の更新の手続きの案内も来た。
5年に一度の更新。
更新後のあなたの免許証の色は「青色」だそうだ。
ゴールドとおさらば。
信号無視で白バイに追いかけられたことを思い出す、ちくしょうめ。
白バイの兄ちゃん、嬉しそうだったな。


目下のカラオケ課題曲。

テネシーワルツ(五木ひろし)
君は… (松山千春)
I LOVE YOU (尾崎豊)

テネシーワルツは英語の歌詞をよく読むと悲しい内容だ。
自分の恋人をダンスの会場でを旧友にたまたま紹介したのが原因で恋人を彼女に奪われてしまう。
そのテネシーワルツのメロディを、楽しかった思い出と苦い後悔の思い出が交錯するという意味深な曲だ。

いずれも古い歌ばかりだ。
「あなたの感性で歌って聞かせて」
ていうことだろうか。
へへへ。

コラッ、お前っ

2010年01月07日 | Weblog
去年の暮れの出来事。
ある事情で義理の母の郵便局の定期貯金の満期にあわせて、それを引き出して近所の銀行に預け替えすることになった。
女房が代理で事務を代行する。
従って委任状が必要だ。

少々大金なので事前に郵便局には引き出す日を通知してあるという。
窓口に行ったら若い兄ちゃんが対応した。

開口一番
「この委任状は全部本人が書いてませんね」
「はい、私の住所と名前は私が書きました」
と女房が答える。
やれやれ女房は分かってないなあ、と思って聞いていた。

「申し訳ありませんが、お母様は電話に出られますか、確認させていただきます」
という。
当然と言えば当然だな、と思って聞いている。

母親が電話に出て確かに委任した旨を伝える。

「それでよろしいですか」
と女房。
「それでは代理人さんの印鑑を貸してください」
「えっ、印鑑が必要なんですか今持ってませんが、そんなこと聞いてませんよ」
「いえ、必要なんです。それじゃ日を改めますか」
「いえ今日済ましたいので家に帰って取ってきます」
と車で20分ほどの我が家にいったん帰る。

やれやれ面倒なことじゃわい、と思いつつも印鑑を持って再び郵便局へ。

例の兄ちゃんが出てくる。
そしてこう言う。
「あの、申し訳ありませんが大金なのでご本人様の健康保険証を呈示願えませんでしょうか」
「ええっ、本人のものを借りてこいというのですか」
「申し訳ありません、その間にお金のほうは準備しておきますから」

ここで「プチッ」と私の何かが切れた。
思わず大声になる。
ヤクザさんに変身だ。

「おいこら、お前っ、なめとんのかっ!」
と一喝。
郵便局の事務員がびっくりして皆立ち上がる。
客もみな何事かとこちらの方を見ている。

ここは言うことだけは言わしてもらうつもりだ。
「お前っ、どんな事務しとるんじゃっ、何回無駄足を運ばせるんじぁ~っ」

その兄ちゃん真っ青になって私の顔を見る。
「すみませんっ、申し訳ありませんっ、何とかお願いしますっ」
郵便局の中が一瞬「し~ん」と静まり返って皆が成り行きを見つめる。

私は極道ではありませんので
「こらっ、局長っ出て来いっ」
等とは申しません。

その兄ちゃんも「念年には念を入れて確認したうえで処理しなさい」くらいのことは上司から言われていたはずだ。

その後私達はベッドの母親の健康保険証を借りてきて無事お金の預け替えは完了しました。

新年おめでとうございます

2010年01月01日 | Weblog
新しい年が明けました。
私のブログにお付き合いいただいている方々、今年もよろしくお願いいたします。

いろんな立場の方々のブログを訪問させていただいておりますが、違う人生を歩んでおられる人の生き方に多くの感動をいただいております。

今年も新しい発見と感動の年でありますように。