海に抱かれに 吉幾三

見事に自分のツボにはまる歌がある。
曲想、声、高音と低温の響き。
どれをとっても私のためにあるような歌。

気に入ってこの2,3か月歌い続けている。

テーマは冬の荒れた日本海と男女の激しい情熱。
なんて素晴らしい。

ジェネリック医薬品

皮膚科の医院に通っています。
今日、医院で盗み聞きをしてしまいました。
というか、私は赤外線をあてる処置室におりましたが隣が診察室で会話が聞こえてくるのです。
これも少し問題があるよううな。

患者の声からして若い女性のようです。
医師に食い下がっております。
「どうしてジェネリックを純正品に変えてもらえないんですか」
「先生が処方箋に書くだけで済むことでしょう」
「薬局でもそういわれましたし、市役所の担当者もそういってました」
「ジェネリックの塗り薬がどうしても体に合わないんです」

医師は
「決めるのは医師です」
「国が推奨していることを市役所の担当者が覆せるんですか」

「あなたがそこまで主張するなら生活保護を返上してください」
「あなたよりずっと収入の多い方でも進んでジェネリックを選んであられますよ」

なるほど話が見えてきた。
かく言う私もジェネリックの抗がん剤を服用している。
担当医は頭から「ジェネリックでいいですね」と言ってた。
それでも高価だ。

私も国の健康保険財政に貢献していることになるのだろうか。

会計するときにそれらしい若いじょせがいた。
げっ、この子が生活保護を。
全然そうは見えない。

雨の日

最近は天気予報がよく当たっている。
殆ど狂わない。
従って突然の雨にも濡れて歩く人は見なくなった。

見事なほどに傘の使い方がすばらしい。
雨が降り出したら見事に全員が傘をさしている。
雨が上がったらあっという間に傘が消えてしまう。

今日は通いの医者へ大きめの傘を持って出たが、結局降られなかった。
予報では午前雨の筈だった。
この地域はなぜか雨が少ないなと思う。

雨の日は車を運転したくなる。
雨で洗車する以外に洗車しなくなった。

無題

人生も無題。
ふらふらと生きてきた。
自分探しめいたことも少しはあった。

大概の人はそんなもんなのかもしれない。
みんないろいろあって今がある。
これが私のタイトルだ、と言っても他人から見れば「無題」に見える。

１００年、誰かの記憶に残ることは絶対ないな、
それがどうしたの。
それでいいじゃん。

人に本を借りる

「誰か読みたい人がおれば貸してあげますよ」
思わず
「貸してください」
と言ってしまった。
タイトルは「日本が売られる」

新聞の広告記事にもチラホラ出ていた。
読み始めたが資料データが多くて理屈っぽい。
50ページほど読み進んだが疲れる。

借りるんではなかったと後悔したがもう遅い。
今日で１週間が過ぎた。
トロトロ読んでいたら１か月以上かかりそうだ。

飛ばし読みで済まそうか。
感想も聞かれそうだ。
返す時はなんかお礼をしなくちゃな、なんて考えだすと鬱陶しくなってくる。

他人から本を借りるのは間違いだ。
読みたい本は購入するか図書館にすべきだ。
この考え、おかしいかな。