私は擬音語・擬態語が好きです。リンゴを食べるときの音をシャリシャリと表わすのが擬音語、雲が浮いている様子をふわふわと表現するのが擬態語で、両方合わせてオノマトペっていうこともありますが、これはどうもフランス語のようです。日本語はオノマトペが多いと言われますけど、それは特に擬態語についてそうじゃないかと思います。ワンワンはバウバウとなっても、さくさくとかうるうるとかにそのまま対応する英語はちょっとないような感じですね。ただ擬音語と擬態語と言ってもはっきりとわけられない場合もあって、さくさくしたビスケットだと音を真似ているのかもしれません。また、丼とかお餅のように元々はオノマトペだったんじゃないかと思われる言葉で、今ではそういうふうには意識されなくなったのもあります。
宮沢賢治や内田百の文章にはオノマトペがたくさん、しかも実に巧みに使われていて「ちゃらんちゃららん」と昇る太陽や「たおたお」と飛ぶ鳥という描写を読むだけで、彼らの世界に引きずり込まれるような気がします。そういう意味で、オノマトペは文章をいきいきとさせる力がありますが、乱用すると子どもっぽい感じになってしまいます。ブーブー、ニャーニャー、シーシーとかって言葉をしゃべり始めた幼児が使いますからね。
といったことは承知しているんですが、私はオノマトペを愛するあまり、パンにマーガリンを塗りながら「ペタペタ」、コンビニで何を買って食べようか考えながら「うじうじ」とついつい声に出してしまいます。いい年をしてという批判は、私の場合あまりにもいろんな場面で当てはまるので、あまり有効なものではありません。パンの方で音を出してくれてるのになぜわざわざ自分で言う必要があるの?という疑問(単にあきれているだけなのかもしれません)は確かに当たっています。これはたぶん子どもの頃にマンガを読みすぎたせいで、マンガの中の擬音をナレーションのように考えてしまったんじゃないかと思います。別に声を出してマンガや本を読む習慣はなかったんですが、「くわっ」とかいうのを頭の中で音として流していたのは間違いないですから。……ゴルゴ13の後ろに立ったら?という質問をすると、かなり多くのいい年をしたおじさんが手刀を繰り出しながら「ビシッ!」と言ってしまうでしょう。
一時期、村上春樹が裸エプロンを愛好する女性が多いのをおもしろがっていましたけど、それくらいでないとね
そういう内容と信じて訪問させていただきます
間違いは誰にでもあるもの。っていうかぁ、ぽけっとさんの芸の一つではないかと拝察しております。はい
pockettoのtが多いのも変換途中だったからで…くどくど…
慌ててるときに「おたおた…」て言ったりとか、料理が焦げて「ひぃー!」なんて言うのはこっそりやってても人には言わないもんです。
そのうちバレるんですが。
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