晩秋の十月の空を見上げれば
ツーンとした冷たさが鼻に触れ
冬の入り口を主張して来る
凍えた庭に視線を移すと、、、、
秋の日のビオロンのあの日の鐘の音は遠く消えて行く
夏の日のカラ松通り
線香花火が心密かに秘めた鬼灯の赤
淋しくなって行く庭の園生に明かりを点している
瞼を擦れば、、、、
私の私生活
夏は夜明けを待って暑い々と草むしり
冬は冬とて除雪車の音に励まされ
寒い々と隣と隣り路を繫ぐ為雪を掻く
今は秋の出口
万物全て汗を掻き終わった後
ホッとしている
一年を繋いで来た
日記のような拙い私の詩や短歌
今は閃きを無くした枯れ葉
閃きの炎を僅かに灯しながら
ギーコギーコ油切の自転車が冬の入り口で彷徨っている
朝の入り口の机上の準備
未だその気なれないのです、、、、、(-_-)zzz