つめたい魔法を解く
時の船が待つ
フラサバソウの草の海
キセキの星に
ともに生きる植物たちを呼ぶとき
どんな情景を思い浮かべるのか
その想像力が試される
オオバコ科(ゴマノハグサ科)クワガタソウ属。
ヨーロッパ原産。
明治初期に長崎県で初めて確認。
草丈10-30cmほどの越年草。
花径、3~4mm。花期は12~5月(一般的には4~5月)。
名の由来、19世紀のフランスの植物学者
フランシェとサバティエの名前を組み合わせた。
二人は共著で1879年に『日本植物目録』を出版。
同科・属の、最悪な標準和名を持つホシノヒトミがうらやむ、
とてもうつくしいなまえ。
オオバコ(大葉子)は、大きな葉の様子からの説。
ゴマノハグサ(胡麻の葉草)はカタチ。
クワガタソウ(鍬形草)は、扁平な果実のカタチと萼片が、
兜と角状の飾り、鍬形に似てることから。
アーカイブ
11月下旬。
12月下旬。
1月初め。
1月中旬。
2月上旬。
房総半島の海岸で。
千葉県市川市行徳・野鳥の楽園
2月中旬。
2月下旬。
コゴメホシノヒトミと。ショカ園。
3月上旬。
ホシノヒトミと。ショカ園。
3月下旬。
宇宙の果てに捨ててきたい標準悪名の、
ゴマノハグサ科クワガタソウ属の仲間。
ヒョウジュンとかで決まってるから、
仕方ない、
そのままでいいだなんて、
どこかの独裁者の国のようで、
オソロシイ。
たかが野の花のなまえという世界観が、
多くのヒトが違和感、嫌悪感を持つ、
ちいさくておおきな問題をいつまでも放っておく世界観が、
とてもオソロシイ。
遠い時代だから許容されたのでしょうか。
名付けてしまったヒトのことも、
ずっと傷つけているのに。
ヴェロニカ シムバラリア(コゴメホシノヒトミ)
標準悪名 コゴメイヌノフグリ(小米犬の陰嚢)。
花径は、5mmくらい。
ホシノヒトミ(星の瞳)
標準悪名 大 犬 の 陰 嚢(オオイヌノフグリ)。
花径、1cm前後。
ヴェロニカ アルベンシィ(タチホシノヒトミ)
ヨーロッパから来た、青い瞳の少女のような、
ヴェロニカ アルベンシィ。花径、4mm前後。
標準悪名 立 犬 の 陰 嚢(タチイヌノフグリ)。
犬の陰嚢(イヌノフグリ)に似ていて、直立してるから、と。
コレハニホンゴデスカ?
毛むくじゃらの中から、可愛い花を咲かせますよね。
1月中旬、2月を乗り切ると3月、
花たちがどんどん咲き出す春が、待ち遠しいです
今日は山沿いは雪予報、
乗り切っていきましょう~
おはようございます。
散歩道近くで一か所だけフラサバソウが見られるところがあります。
花の時期がそれほど長くないので、時期を逃す年もあります。
せっかく行ってみたらもうまん丸い果実になっていることも多いです。
フランシェとサバティエの名前がなかなか覚えられなくていつも検索しています。(笑)
真冬本番らしい陽気。
ちゃんと冬でないと、春が怖い。
フラサバソウは、コゴメホシノヒトミに押されて劣勢ですが、
毎年咲いてくれます。
ショカ園の早春告げる花♪
ウチでは、仲間に紛れて、咲くまで分からない状態で。
コゴメホシノヒトミがドウモウで、
ホシノヒトミもこの子も日陰にw
さんに光を当ててもらい?輝いていますね。小さな花、見過ごされています。同じ花の一生なのに?埋もれていても精悍に生き続けていて健気です。そういう私も此処のブログで、目覚めました。花の1生つつましくもすごい生命力です。
雷鳴って雨が降り始めました。
まるで、ふるさとの冬のように。
ホシノヒトミの仲間たちは、秋から準備して、
真冬に咲き始めます。
強くて健気で、野の花を好きにさせる魅力を
たくさん持っていますね。