初夏が一番好き

初夏がいちばん好きだから、
ショカ。
幼いころから植物好き。
ずっといっしょに
暮らしています。

オオフタバムグラ    真夏のピンクの妖精   千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2020-02-19 00:12:09 | みんなの花図鑑

 

採種。

環境合えば群生をつくる。

メリケンムグラのように水欲しがらなくてつよい印象なんだけど、

ウチでは繁殖広がらない。

昨年、ホソナガカンバス花壇にも移植。

地植えで増えたらうれしいけど、強過ぎちゃんたくさんいるからなぁ~。

 

(大双葉葎)アカネ科オオフタバムグラ属。

北アメリカ原産。1927年に東京都で初めて確認。

関東以西に生育。花期は7〜8月。

花径、5mmくらい。草丈、50cmくらいに。

葎の意味は、広い範囲にわたって生い茂るようす。

 

 

 

アーカイブ。

8月下旬。

 

9月上旬。

 

 

 

 

9月下旬。

 

アカネ科の妖精の仲間たち。

 

ヨツバムグラ

(四葉葎)アカネ科ヤエムグラ属。

日本、東アジアに分布。

花径、1mmくらい。花期、5~6月。

 

 

メリケンムグラ

(米利堅葎)アカネ科オオフタバムグラ属。

北アメリカ原産。1969年に岡山県で確認。

花径1cm前後。1日花。

 

 

クルマバソウ

(車葉草)アカネ科 クルマバソウ属。

ヤエムグラ属に統合が検討されるほど似ている。

原産: ヨ-ロッパ 東アジア。

北海道、本州に分布。山地の森林に。

花径、3~5mmくらい。

 

 

ヤエムグラ

(八重葎)アカネ科ヤエムグラ属。1~越年草。

日本各地、世界に分布。

 

 

ハナヤエムグラ

(花八重葎)アカネ科ハナヤエムグラ属。

ヨーロッパ原産。1961年に千葉県習志野市で確認された。

花径約3~5mm。花期は5〜9月。

 

 

 

この子もアカネ科。

ヤイトバナ属サオトメカズラ

標準悪名 屁 糞 葛(ヘクソカズラ)。

植物たちへの感謝をことばにする、

できるだけうつくしいことばで。

 


フラサバソウ     植物たちへの感謝をできるだけうつくしいことばで   東京都江戸川区小川の辺

2020-02-18 00:03:47 | 植物の名前

 

早春のヒカリが遊ぶ、

水辺の花の森。

 

 

オオバコ科クワガタソウ属。

ヨーロッパ原産。

明治初期に長崎県で初めて確認。

草丈10-30cmほどの越年草。

花径、3~4mm。花期は12~5月(一般的には4~5月)。

名の由来、19世紀のフランスの植物学者

フランシェとサバティエの名前を組み合わせた。

二人は共著で1879年に『日本植物目録』を出版。

同科・属の、最悪な標準和名を持つホシノヒトミがうらやむ、

とてもうつくしいなまえ。

 

 

 

アーカイブ。

11月下旬。

 

2月下旬。

 

 

3月初め。

 

 

3月中旬。

 

 

ゴマノハグサ科クワガタソウ属の仲間。

標準和名に、役に立たないことを、

犬に例えるセンスのなさがここでも使われてる。

 

ヴェロニカ シムバラリア(コゴメホシノヒトミ)

標準悪名 コゴメイヌノフグリ(小米犬の陰嚢)。

花径は、5mmくらい。

 

 

 

ホシノヒトミ(星の瞳)

宇宙の果てに捨ててきたい標準悪名 大 犬 の 陰 嚢(オオイヌノフグリ)。

花径、1cm前後。

 

 

 

ヴェロニカ アルベンシィ(タチホシノヒトミ)

ヨーロッパから来た、青い瞳の少女のような、

ヴェロニカ アルベンシィ。花径、4mm前後。

標準悪名 立 犬 の 陰 嚢(タチイヌノフグリ)。

犬の陰嚢(イヌノフグリ)に似ていて、直立してるから、と。

コレハニホンゴデスカ?

 

 


フシネハナカタバミ    地球のグランドカヴァー    千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

2020-02-17 00:08:17 | 植物の名前

 

カタバミ科は8属約930種。世界中に分布。

繁殖力つよく、子孫繁栄を願って家紋にも使われている。

 

(節根花片喰)カタバミ科カタバミ属。

別名、イモカタバミ(芋片喰)。

南アメリカ高地原産、江戸時代末期、戦後、1967年に渡来の説。

草丈、約30cm。花径、1.5cmくらい。

花期は1~夏休み挟んで12月(一般的には4~9月)。

名は、葉が夜に三小葉を閉じる就眠運動から、

横から見ると欠けているように見えることから

「片喰(かたはむ)」「傍喰(かたはむ)」と。

フシネもイモも、地下の塊茎から。

 

 

 

アーカイブ。

2月下旬。

 

 

3月中旬。

 

9月下旬。

 

 

仲間。

ムラサキカタバミ

(紫酢漿草)カタバミ科カタバミ属。

南アメリカ原産、江戸時代末期に渡来。

草丈、約30cm。花径、2cmくらい。

花期は4~7月。 室内では、12月~。

ハナカタバミ

(花片喰)カタバミ科 カタバミ属。多年草。

学名Oxalis bowiei 別名オキザリス・ボーウィー。

原産地、フヨウ、オオキバナ各カタバミと同じく南アフリカ。

 

オオキバナカタバミ

(大黄花片喰) カタバミ科 カタバミ属。

原産地、南アフリカ。明治時代に渡来。

 

カタバミ

(酢漿草、片喰)カタバミ科カタバミ属。

原産地・分布 世界中の温帯地方から熱帯地方。

 


ヤブチョロギ    遠くから呼ぶ声       東京都江東区都立の森

2020-02-16 00:10:20 | みんなの花図鑑

 

南関東ではレアかも。

つよすぎてちょっと厄介ちゃんな地方もあるよう。

ホントちっちゃな花。

呼んでくれないと、咲いてるのに気づけない。2年ぶり。

属違いのヒメオドリコソウを遠くから観てる感じ♪。

 

(薮長老喜)シソ科イヌゴマ属。

ヨーロッパ、北アフリカ原産。戦前に長崎で確認、

主に関東以西で野生化。

花期]3~4月。花長3~6mm。

草丈10~60㎝。

名の由来、チョロギに似ていることから。

長老喜はシソ科カッコウソウ属で塊茎が食用。中国原産。

中国語<朝露葱>にたいし縁起のよい漢字をあてた説。

こちらは食べられない。

 

 

 

アーカイブ。

12月末。

 

 

 

ともだち。

 

ヒメオドリコソウ

(姫踊り子草)シソ科オドリコソウ属。

ヨーロッパ原産の越年草。明治時代に渡来。

 

 

ホトケノザ

(仏の座) シソ科オドリコソウ属。越年生。

別名、段々な茎から、サンガイグサ(三階草)。

アジア、ヨーロッパ、北アフリカに分布。

 


チョウマメ    さみしいから遠くに行かない       千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2020-02-15 00:04:51 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

やさしい西風に乗ってわが園に。

 

完全に乾ききっても種はくっついたまま。

でも、切り離して、触ると、

あらまっビックリ!!

鞘を勢いよく捻って種を飛ばします。

いわゆる自動散布。他にもたくさんの種がありますね。

なんというすぐれた進化♪

野では風や、動物たちがその役割なのでしょう。

 

風に乗って遠くに行かないのはさみしいからです。

 

(蝶豆) マメ科チョウマメ属(クリトリア属)。多年草。

別名、バタフライピー(Butterfly pea)。

原産、インドから東南アジア。江戸時代末期に渡来。

花期。69月。 花径、35cmくらい。

未熟な豆は食用。根は薬用。

蔓性草丈、1~2m。

名の由来、花姿を蝶に見立て。

 

 

 

 

 

 

 

アーカイブ。

5月初め、発芽。

 

7月末。

 

 

 

 

 

 

8月末。

 

 

 

 

9月初め。

 

 

 

 

10月初め。